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出版者情報
死にゆく過程を生きる
終末期がん患者の経験の社会学
発行:世界思想社
縦190mm
264ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2016年3月
- 登録日
- 2017年10月15日
- 最終更新日
- 2017年10月15日
書評掲載情報
2017-10-14 |
日本経済新聞
朝刊 評者: 島薗進(宗教学者) |
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紹介
これまでの生と向き合い、これからの生を選び取る。告知、療養環境の選択、何かを遺すこと-在宅緩和ケアを受け、自宅で最期を迎えたがん患者たちの語りから、「日常」と地続きにある「死にゆく過程の生」を描き出す。
目次
序章 現代社会においてなぜ死が問題になるのか
第1章 「良い死」の実現-ホスピス・緩和ケアの可能性と困難
第2章 未決の問いとしてのがん告知
第3章 治療を「あきらめる」経験の語り-死にゆく過程における自己の多元性
第4章 受け継がれていく生-死にゆく者と看取る者との関係の継続
第5章 死者との邂逅-終末期体験としての「お迎え」
終章 死にゆく過程をどう生きるか
補論1 地域社会におけるホスピス運動の形成と展開
補論2 ホスピスボランティアの意義と可能性
上記内容は本書刊行時のものです。