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在庫あり
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取引取次:
ト・日 書店
直接取引:なし
国民国家と不気味なもの
日露戦後文学の〈うち〉なる他者像
四六判
416ページ
価格
3,800円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2020年3月31日
- 書店発売日
- 2020年4月3日
- 登録日
- 2020年3月5日
- 最終更新日
- 2020年4月3日
紹介
日露戦争前後から、殉死、暴動などの血なまぐさい事件だけでなく、社会軌範をおびやかす〈不気味なもの〉が頻出するようになる。桜井忠温『肉弾』、漱石『心』、大逆事件などをめぐる文学を題材に、国民化の圧力と民衆の反応・反発の力学を活写する。
・従来の国民国家論では見落とされがちだった、民衆・大衆の主体性をさぐる。
・文学が探知した〈不気味なもの〉のなかに、現代にも通じる「徴候」を指摘する。
上記内容は本書刊行時のものです。