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政岡憲三『人魚姫の冠』絵コンテ集 政岡 憲三(著) - 青弓社
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政岡憲三『人魚姫の冠』絵コンテ集

発行:青弓社
B5判
縦257mm 横182mm
160ページ
並製
価格 3,000円+税
ISBN
978-4-7872-7409-0
Cコード
C0074
一般 単行本 演劇・映画
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月
2017年12月
書店発売日
登録日
2017年11月7日
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紹介

戦前に名作『くもとちゅうりっぷ』を作り上げ、「日本アニメーションの父」と呼ばれる政岡憲三。彼が晩年にアニメーション化を構想していた『人魚姫の冠』の絵コンテとデッサンをフルカラーで展示する。映画監督・高畑勲のエッセーも所収する。

目次

はじめに――政岡憲三とは? 萩原由加里

政岡憲三『人魚姫の冠』絵コンテ

『人魚姫の冠』の絵コンテを読み解く 萩原由加里
 1 『人魚姫の冠』とは
 2 『アンデルセン童話集』を手がかりに――ストーリーと設定を知るヒント
 3 絵本を手がかりに――さらなるストーリー展開のヒント
 4 時代考証――政岡が求めた「珍しさ」と「美しさ」を読み解く
 5 政岡による独自の物語
 6 なぜ人魚姫は昇天できたのか?――「エロス」と「アガペー」の葛藤
 7 あとがきにかえて

わたしたちにとっての政岡憲三さん 高畑 勲

版元から一言

1930年代、日本のアニメーション業界でいち早くセル画を導入し、さらには本格的なトーキーアニメーションの制作に取り組み、名作『くもとちゅうりっぷ』(1943年)を作り上げた政岡憲三。「日本アニメーションの父」と呼ばれ、戦後は後進の育成などに力を注ぎ、アニメーション制作から遠ざかったとされていたが、晩年に温めていた構想があった。それが幻のアニメーション作品『人魚姫の冠』である。

『アンデルセン童話集』の「人魚姫」から着想を得た『人魚姫の冠』。政岡自身の手によるその絵コンテやデッサンをフルカラーで所収して、どのような構想から『人魚姫の冠』をアニメーション化しようとしたのかも解説する。

日本アニメーション史上、きわめて貴重な資料の全貌を明らかにする。

映画監督・高畑勲による「わたしにとっての政岡憲三さん」も所収。

著者プロフィール

政岡 憲三  (マサオカ ケンゾウ)  (

1898年生まれ、1988年没。1930年代から40年代にかけての漫画映画業界で活躍し、現在では「日本のアニメーションの父」と呼ばれている。戦後は日本動画社の設立にも関わり、森康二らを育てる。アニメーションを離れた後は、挿絵画家として活動する。代表作は『くもとちゅうりっぷ』(1943年)。

萩原 由加里  (ハギハラ ユカリ)  (編著

1979年生まれ。立命館大学文学部史学科日本史専攻卒業。立命館大学大学院先端総合学術研究科一貫制博士課程表象領域修了。京都精華大学、甲南女子大学ほか非常勤講師。著書に『政岡憲三とその時代――「日本アニメーションの父」の戦前と戦後』(青弓社)、共著に『京の美学者たち』(晃洋書房)、論文に「マルチプレーン・カメラの立体感がもたらしたもの」(「アニメーション研究」第16巻第2号)など。

上記内容は本書刊行時のものです。