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ジャーナリストの仕事 齊藤 信宏(著) - 青弓社
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ジャーナリストの仕事 (ジャーナリストノシゴト)

社会一般
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発行:青弓社
四六判
縦188mm 横128mm 厚さ16mm
重さ 228g
208ページ
並製
定価 1,600円+税
ISBN
978-4-7872-3490-2   COPY
ISBN 13
9784787234902   COPY
ISBN 10h
4-7872-3490-0   COPY
ISBN 10
4787234900   COPY
出版者記号
7872   COPY
Cコード
C0036  
0:一般 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2021年6月21日
書店発売日
登録日
2021年4月13日
最終更新日
2021年6月17日
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紹介

全国紙の新聞社でジャーナリストとして活躍を続ける著者が、数々の現場を歩き考えてきた経験をひもとき、メディアが紙からデジタルへと移行していくこれからの社会に求められる仕事のあり方と、どんな時代にも揺るがないジャーナリズムの根幹を伝える。

目次

はじめに

第1章 ジャーナリストという仕事
 1 現場に行く
 2 山道を運転する
 3 ネタを取る
 4 組織を知る

第2章 なぜジャーナリストになったのか
 1 国境へのこだわり
 2 シベリア鉄道で越えた国境
 3 中国(チベット)とネパールの国境
 4 資本主義と社会主義
 5 国境で見た風景
 6 行ってみないとわからない
 Q&A1

第3章 松本サリン事件の教訓
 1 松本サリン事件とは
 2 奇妙な現場
 3 地取りで歩き回る
 4 第一通報者
 5 まさかのサリン
 6 事情聴取は二日間だけ
 7 うわさ
 8 元日のスクープ
 9 顚末、そして教訓
 Q&A2

第4章 事件記者として
 1 七社会という記者クラブ
 2 一日の動き
 3 尾行した相手は
 4 「抜かれる」つらさ
 5 旗本やっこ、町やっこ
 6 裏経済を取材して
 Q&A3

第5章 経済を取材する
 1 経済記者の仕事
 2 兜町で知ったこと
 3 学びの場
 4 時代の寵児
 5 銀行取材のおもしろさ
 6 ラストバンカーの眼光
 7 霞が関という空間
 Q&A4

第6章 アメリカという教室
 1 サブプライムローンは砂上のシステム
 2 リーマンショックのただなかで
 3 家と自動車で知るアメリカ
 4 青い州と赤い州
 5 ベースボールが映す平等
 6 デトロイトの割れた窓

第7章 これからのジャーナリズム
 1 激変した新聞の環境
 2 動きが鈍かった新聞業界
 3 デジタル時代のジャーナリズム
 4 統合デジタル取材センター
 5 「桜を見る会」取材で見えたこと
 6 発信してこそのジャーナリスト
 7 子育てのころ
 Q&A5

おわりに

版元から一言

スマートフォンやSNSの普及で情報過多時代に突入し、メディアを取り巻く環境は激変した。フェイクニュースやフィルターバブルといった新たな問題が山積するなか、社会に伝えるべき情報と見解を的確に流し、情報の受け手に思考を促すジャーナリストという仕事が担う役割は大きい。本書では、安倍政権の「桜を見る会」問題などを追及した「毎日新聞」の現役記者が、豊富な経験からジャーナリストの仕事内容と心構えを解説する。

地方支局で警察署回りをした新人時代から、警視庁の記者クラブに所属して他社と特ダネ競争を繰り広げた社会部時代、兜町で証券会社や銀行を取材した経済部時代、長野支局で体験した松本サリン事件の顛末、海外赴任、そしてデジタル時代に求められる新しいジャーナリスト像まで、著者のジャーナリスト人生をなぞりながら豊富なエピソードとともに解説する。

「政権の監視役」であるジャーナリストとして第一線で活躍する著者が、新人時代の苦労から「桜を見る会」問題の取材過程まで現場の実情を余すところなく語る、志望者は必読の入門書。

著者プロフィール

齊藤 信宏  (サイトウ ノブヒロ)  (

1966年生まれ、宮城県仙台市出身。早稲田大学商学部卒業。毎日新聞社編集編成局次長兼写真・映像報道センター長。1991年に入社し、社会部、経済部、外信部を経て2007年秋から4年間、アメリカ・ワシントンDCの北米総局特派員。17年、連載企画「チャイナ・センセーション」で第21回新聞労連ジャーナリズム大賞を受賞。経済部長、統合デジタル取材センター長を務めたのち20年4月から現職。

上記内容は本書刊行時のものです。