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国家の社会学 佐藤 成基(著) - 青弓社
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国家の社会学

発行:青弓社
四六判
縦188mm 横128mm
320ページ
並製
定価 1,800円+税
ISBN
978-4-7872-3380-6
Cコード
C0036
一般 単行本 社会

出版社在庫情報
在庫あり
初版年月
2014年12月
書店発売日
登録日
2014年10月27日
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重版情報

2刷 出来予定日: 2017-09-04
国家の基本的な機能や定義から、ナショナリズム・社会福祉・グローバル化といった現代的な課題までをわかりやすく解説する本書は、大学の授業などでも活用されて、おかげさまで2刷出来です。未読の方はぜひお手に取ってごらんください。

紹介

国家とはどういう集団で、どういった機能をもち、社会や経済、政治、私たちの生活とどういう関係にあるのか。「国家とは何か」という基本的な疑問からナショナリズム・社会福祉・グローバル化といった現代的な課題までをレクチャーする概説書。読書案内つき。

目次

はじめに――なぜ、「国家」なのか

第1章 国家とは何か――その能力と作用
 1 国家の能力
 2 国家の作用
 3 「悪魔との契約」

第2章 国家と暴力
 1 暴力と法的秩序――マックス・ヴェーバーの国家論
 2 「文明化」と暴力
 3 暴力は野蛮か

第3章 国家と官僚制
 1 「合理的支配」としての官僚制
 2 官僚制と国家形成
 3 官僚制の限界

第4章 国家と戦争――国家形成における軍事的・財政的要因
 1 戦争と国家形成――チャールズ・ティリーの歴史社会学
 2 徴税と国家形成
 3 国家の集権化――「間接統治」から「直接統治」へ
 [補論] 「軍事・財政モデル」への批判

第5章 国家と正当性――「象徴暴力」と公共性
 1 国家の正当性
 2 象徴暴力としての公共性
 3 官僚制国家と公共性――ピエール・ブルデューの歴史分析
 4 もう1つの公共性――官僚から「民」へ

第6章 国家と社会――社会の「国家帰属化(ルビ:ナチュラライゼーション)」
 1 「国家と社会」という問題
 2 市民生活への介入――軍事国家から民事国家へ
 3 社会の「国家帰属化(ルビ:ナチュラライゼーション)」
 4 領域国家から国民国家へ

第7章 国家と統計(学)
 1 国家の情報収集と管理
 2 統治技法としての統計(学)

第8章 国家とナショナリズム
 1 ナショナリズムの発生――国家論的説明
 2 ナショナリズムと国家の正当化
 3 国家とエスノ文化的異質性

第9章 国家と資本主義経済
 1 国家と資本主義経済
 2 マルクス主義の国家論
 3 資本主義国家の発展――国家の「相対的自律性」
 4 資本主義国家は「資本家階級のための国家」なのか
 [補論] 父権制国家論について

第10章 国家と民主主義
 1 「民主主義的な国家」とは何か
 2 民主主義のなかの国家――戦後アメリカの政治学理論
 3 国家の能力を再考する――チャールズ・ティリーの民主主義論

第11章 国家と社会福祉
 1 福祉国家の登場
 2 福祉国家はなぜ発生したのか――3つのアプローチ
 3 社会福祉制度の拡大
 4 第2次世界大戦後の福祉国家

第12章 国家のグローバル化
 1 国民国家の波及――ローカルからグローバルへ
 2 国民国家の制度的同型性――新制度主義の視点
 3 土着化の困難

第13章 脱植民地化と「崩壊国家」――アフリカ国家論の観点から
 1 アフリカの「新家産制国家」
 2 植民地国家からポスト植民地国家へ
 3 「アフリカ」という要因

第14章 グローバル化のなかの国家
 1 国家の「後退」?
 2 国家再考――グローバル化論批判から
 3 国家は消滅しない

第15章 国家の現在、国家の将来
 1 「国家の変容」研究――機能から国家を問う
 2 グローバル化とセキュリティ不安

おわりに――多形体的実在としての国家

あとがき

著者プロフィール

佐藤 成基  (サトウ シゲキ)  (

東京大学大学院人文社会系研究科博士課程中途退学、カリフォルニア大学ロサンゼルス校大学院修了、Ph.D.(社会学)。法政大学社会学部教授。専攻は比較ナショナリズム研究、歴史社会学、社会学理論。著書に『ナショナル・アイデンティティと領土』(新曜社)、編著書に『ナショナリズムとトランスナショナリズム』(法政大学出版局)、『国際社会学』(共編、有斐閣〔近刊〕)など。

上記内容は本書刊行時のものです。