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中東欧の文化遺産への招待 四方田 雅史(編著) - 青弓社
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中東欧の文化遺産への招待 (チュウトウオウノブンカイサンヘノショウタイ) ポーランド・チェコ・旧東ドイツを歩く (ポーランド・チェコ・キュウヒガシドイツヲアルク)

社会一般
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発行:青弓社
A5判
縦210mm 横148mm 厚さ13mm
重さ 400g
160ページ
並製
定価 2,000円+税
ISBN
978-4-7872-2073-8   COPY
ISBN 13
9784787220738   COPY
ISBN 10h
4-7872-2073-X   COPY
ISBN 10
478722073X   COPY
出版者記号
7872   COPY
Cコード
C0022  
0:一般 0:単行本 22:外国歴史
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2018年3月
書店発売日
登録日
2018年1月5日
最終更新日
2020年6月15日
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紹介

中世都市や炭鉱、工場、博物館、集合住宅、強制収容所跡――日本ではあまり知られていない中東欧の文化遺産を訪ね歩き、フルカラーの写真とともに文化遺産の歴史的・社会的な背景や観光・まちづくりとの関わりなどをコンパクトにガイドする。

目次

はじめに 四方田雅史

第1章 ポーランド・チェコのルネサンス要塞都市における超時空的考察――ザモシチ、オロモウツ、テレジーン 根本敏行
 1 ルネサンス要塞都市
 2 ザモシチ(Zamość)
 3 オロモウツ(Olomouc)
 4 テレジーン(Terezín)

第2章 ヴィエリチカ岩塩坑の産業遺産と観光 藤田憲一
 1 ヴィエリチカ岩塩坑の概要
 2 ヴィエリチカ岩塩坑の彫像とチャペル
 3 産業遺産の具体的なアイテム
 4 岩塩坑の観光資源としての役割

第3章 中東欧の近代産業遺産――オストラヴァの産業遺産を中心に 四方田雅史
 1 オストラヴァの概要と産業遺産群
 2 ミハル炭鉱
 3 ランデク・パーク(アンセルム炭鉱)
 4 ヴィトコヴィツェ製鉄所

第4章 現代の「負の遺産」――クラクフのシンドラー・ファクトリー 加藤裕治
 1 クラクフ本駅前・旧市街地
 2 オスカー・シンドラーの工場跡ミュージアム(シンドラー・ファクトリー)
 3 シンドラー・ファクトリーの周囲の遺産(ポドグージェ地区など)

第5章 社会主義時代の集合住宅遺産――カール・マルクス・アレーとポルバを中心に 四方田雅史
 1 社会主義時代の集合住宅という文化遺産
 2 カール・マルクス・アレーの集合住宅群と社会主義観光
 3 ポルバの集合住宅群と社会主義観光

第6章 ドイツ映画〝文化遺産〟のリメイキング――「メディア都市」バーベルスべルク 加藤裕治
 1 バーベルスベルクについて――「テーマ化」という観点から街を見る
 2 バーベルスベルクの映画産業の来歴について
 3 バーベルスベルクの現在――街の状況

第7章 産業遺産と商業・芸術文化施設の邂逅――ポーランド・ウッチとカトヴィツェの例から 根本敏行
 1 ウッチのマヌファクトゥーラ
 2 カトヴィツェのシプ・ヴィルソン

第8章 ポーランド建築紀行――ワルシャワ・グダンスク・ポズナン 海野敏夫
 1 ワルシャワ
 2 グダンスク
 3 ポズナン

第9章 デザインの視点から見た東欧(ポーランド) 峯 郁郎
 1 ポーランドとの出合い
 2 欧米とデザイン
 3 ポスターという自己表現、コミュニケーション手段
 4 主だった視察訪問先での所感

おわりに 加藤裕治

版元から一言

各国・各地域に息づく歴史・伝統・風習などを集約した象徴的な存在である文化遺産。

近年では、著名な建築物だけではなく、廃墟や戦跡、集合住宅など、近・現代史で重要な役割を果たした産業遺産などにも注目が集まっている。

中東欧の各国は、占領・分裂・独立を繰り返す歴史的背景をもつ。美しい街並みの中世都市やユニークな炭鉱などの文化遺産とともに、ナチス時代の負の遺産や社会主義時代の遺産も多く残っている。

日本ではあまり知られていない中東欧の文化遺産を訪ね歩き、フルカラーの写真とともに文化遺産の歴史的・社会的な背景や観光・まちづくりとの関わりなどをコンパクトにガイドする。

著者プロフィール

四方田 雅史  (ヨモダ マサフミ)  (編著

1972年、東京都生まれ。静岡文化芸術大学文化政策学部准教授。専攻は日本・中国の経済史・産業史、文化財。著書に『日中比較産業史』(春風社)、論文に「上海・青島の紡織工場遺産の保全と利活用」(「産業考古学」第153号)、「農業・農村の文化財的価値と農産品・加工品のブランド化」(「農業と経済」第83巻第5号)など。

加藤 裕治  (カトウ ユウジ)  (編著

1969年、愛知県生まれ。静岡文化芸術大学文化政策学部教授。専攻は文化社会学・メディア論。共著に『映像文化の社会学』(有斐閣)、『無印都市の社会学』(法律文化社)など。

上記内容は本書刊行時のものです。