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ツチノコの民俗学
妖怪から未確認動物へ
四六判
272ページ
並製
定価
2,000円+税
- 出版社在庫情報
- 品切れ・重版未定
- 初版年月日
- 2008年8月
- 書店発売日
- 2008年8月25日
- 登録日
- 2010年2月18日
- 最終更新日
- 2018年8月30日
書評掲載情報
2022-08-13 |
日本経済新聞
朝刊 評者: 小松和彦(民俗学者) |
2012-05-13 |
東京新聞/中日新聞
評者: 伊藤龍平(台湾・南台科技大学教員・伝承文学) |
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紹介
江戸期には妖怪として畏怖されてきたツチノコは、1970年代に幻のヘビとして日本中を騒がせ、未確認動物として実在と不在の渦のなかでいまでも夢を与えつづけている。民間伝承では恐怖の存在だったツチノコが、マンガや観光資源になった足跡をたどる文化史。
目次
序
第1章 ツチノコの正体
1 蛇の妖怪ツチノコ
2 蛇とうなぎとムカデの頭
3 器物の妖怪ツチノコ
第2章 ツチノコ談義
1 ツチノコ余話
2 本草書の怪蛇
3 のっぺらぼうとツチノコ
第3章 『逃げろツチノコ』を捕まえる
1 『逃げろツチノコ』の時代
2 ツチノコの誕生
3 山本素石がいた山河
第4章 ツチノコが歩んだ道
1 少年マンガとツチノコ
2 水木しげるが描いた「つちのこ」
3 「地方の時代」のツチノコ
あとがき
上記内容は本書刊行時のものです。