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おいしいものだけを売る 丸岡 守(著) - 商業界
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おいしいものだけを売る (オイシイモノダケヲウル) 奇跡のスーパー「まるおか」の流儀 (キセキノスーパーマルオカノリュウギ)

ビジネス
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発行:商業界
四六判
240ページ
並製
価格 1,500円+税
ISBN
978-4-7855-0532-5   COPY
ISBN 13
9784785505325   COPY
ISBN 10h
4-7855-0532-X   COPY
ISBN 10
478550532X   COPY
出版者記号
7855   COPY
Cコード
C0063  
0:一般 0:単行本 63:商業
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2018年6月
書店発売日
登録日
2018年6月8日
最終更新日
2018年8月30日
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紹介

なぜ、この店にはテレビコマーシャルで誰もが知っているナショナルブランドがないのか?
なぜ、この店の牛乳は720mlで1,770円、バターは2,580円もするのか?
なぜ、この店の隣にある巨大ショッピングモールの従業員がこぞって買物に訪れるのか?
なぜ、この小さな店に毎年30件以上の視察依頼が引きも切らないのか?
なぜ、この店の一人当たりの平均購入金額は業界平均の2倍近くもあるのか?

本書は、群馬・高崎郊外で「食は命なり」を理念に、
安全・安心でおいしい食品だけを提供し、多くの生活者の支持を集める
スーパー「まるおか」の経営者、丸岡守氏がその思想と実践を初公開。
「食」に携わるすべての人に読んでほしい、とっておきの一冊です。

<目次>

プローグ 小さい店だからできること

第一章 商品に惚れ込む
 取り扱うのは「おいしい」ものだけ
 自分の舌でおいしさを見極める
 売場からナショナルブランドが消えた理由
 冬が待ち遠しい甘いキャベツ
 長年続けた「くいしんぼう紀行」
 品切れを恐れず少量でも仕入れる

第二章 おいしさにこだわる
 巨大ショッピングモールのすぐ隣で
 日曜日を定休とする理由
 個性は貫いてこそ伝わる
 売るより伝える
 独自のマーケットで生きる
 食べるとは何か?
 2種類のお客様
 信用は一品一品の積み重ねから
 良い食品の3つの基準
 「金」の商品を揃える理由
 日常のおかずを大切にする
 スーパーマーケット論を疑え

第三章 「店は客のためにある」を知る
 父が創業した「まるおか商店」
 思い出の中にある食卓の風景
 継ぐつもりはなかった家業
 「商品に惚れ込むな」という父の教え
 スーパーマーケットへの業態転換
 「店は客のためにある」という教え
 海外視察での経験と衝撃
 米国で学んだ一品にかける情熱
 おいしいものは人を幸せにする
 ますます加速する想い
 「あなたが薦めてくれたから……」
 どの店にも同じ商品が並ぶのはなぜか?
 失われた「おいしい」ものを見極める力
 進むべき道を教えてくれた恩人との出会い
 食べることのありがたさを知る
 共同経営者であった妻との考え方の違い
 長男が戻ってきた喜び

第四章 仕入れは商人の哲学
 記憶に残るおいしさとは
 頭を下げて仕入れて自信を持って売る
 「金」の商品を探せ
 パイナップル農家にカボチャの生産を依頼する
 簡単そうで真似できない品揃え
 5年ほどを要した奈良漬の仕入れ
 簡単には売れない「金」の商品
 幻のドレッシングとの出合い
 本当のおいしさは口コミで広がる
 クレームはチャンス
 オリジナル商品は慎重につくる

第五章 おいしさを伝える技と心
 慣れ親しんだ味が本当においしい?
 素材の味がわかる舌を育てる
 味の違いを知ってもらう店頭試食
 販売員から手渡しする試食販売
 同業者も予約する弁当
 チラシをやめた理由
 言葉をしゃべれない商品の代わりに
 まるおか流POP術
 商品に実印を捺す
 限られた売場をどう生かすか
 木造の店舗の魅力

第六章 店は人がすべて
 応援客に支えられる
 作り手が行う試食販売の価値
 実演販売の醍醐味
 店一番の商品は人
 お客様に育てられる
 「おいしい」の先にある幸せを共有
 売れる喜びを知るための兼任担当
 部門の枠を飛び越える

第七章 食べものは心を育てる
 人生を豊かにする感性を伸ばす
 家族の絆は会話のある食卓から
 食べものを変えれば脳が変わる
 食べたものが血液になる
 「貧乏ぐせ」は遺伝する
 利便性追求の裏で失われてきたもの
 その商品は果たして本当に安いのか?
 量から質への転換期
 医療に頼らない食事
 土鍋はコミュニケーションのツール
 料理教室を開催する理由
 日本食の復権を目指す
 地域の生うどんが復活
 小さい店だからできたこと

エピローグ これからもおいしさにこだわって

目次

プローグ 小さい店だからできること

第一章 商品に惚れ込む
 取り扱うのは「おいしい」ものだけ
 自分の舌でおいしさを見極める
 売場からナショナルブランドが消えた理由
 冬が待ち遠しい甘いキャベツ
 長年続けた「くいしんぼう紀行」
 品切れを恐れず少量でも仕入れる

第二章 おいしさにこだわる
 巨大ショッピングモールのすぐ隣で
 日曜日を定休とする理由
 個性は貫いてこそ伝わる
 売るより伝える
 独自のマーケットで生きる
 食べるとは何か?
 2種類のお客様
 信用は一品一品の積み重ねから
 良い食品の3つの基準
 「金」の商品を揃える理由
 日常のおかずを大切にする
 スーパーマーケット論を疑え

第三章 「店は客のためにある」を知る
 父が創業した「まるおか商店」
 思い出の中にある食卓の風景
 継ぐつもりはなかった家業
 「商品に惚れ込むな」という父の教え
 スーパーマーケットへの業態転換
 「店は客のためにある」という教え
 海外視察での経験と衝撃
 米国で学んだ一品にかける情熱
 おいしいものは人を幸せにする
 ますます加速する想い
 「あなたが薦めてくれたから……」
 どの店にも同じ商品が並ぶのはなぜか?
 失われた「おいしい」ものを見極める力
 進むべき道を教えてくれた恩人との出会い
 食べることのありがたさを知る
 共同経営者であった妻との考え方の違い
 長男が戻ってきた喜び

第四章 仕入れは商人の哲学
 記憶に残るおいしさとは
 頭を下げて仕入れて自信を持って売る
 「金」の商品を探せ
 パイナップル農家にカボチャの生産を依頼する
 簡単そうで真似できない品揃え
 5年ほどを要した奈良漬の仕入れ
 簡単には売れない「金」の商品
 幻のドレッシングとの出合い
 本当のおいしさは口コミで広がる
 クレームはチャンス
 オリジナル商品は慎重につくる

第五章 おいしさを伝える技と心
 慣れ親しんだ味が本当においしい?
 素材の味がわかる舌を育てる
 味の違いを知ってもらう店頭試食
 販売員から手渡しする試食販売
 同業者も予約する弁当
 チラシをやめた理由
 言葉をしゃべれない商品の代わりに
 まるおか流POP術
 商品に実印を捺す
 限られた売場をどう生かすか
 木造の店舗の魅力

第六章 店は人がすべて
 応援客に支えられる
 作り手が行う試食販売の価値
 実演販売の醍醐味
 店一番の商品は人
 お客様に育てられる
 「おいしい」の先にある幸せを共有
 売れる喜びを知るための兼任担当
 部門の枠を飛び越える

第七章 食べものは心を育てる
 人生を豊かにする感性を伸ばす
 家族の絆は会話のある食卓から
 食べものを変えれば脳が変わる
 食べたものが血液になる
 「貧乏ぐせ」は遺伝する
 利便性追求の裏で失われてきたもの
 その商品は果たして本当に安いのか?
 量から質への転換期
 医療に頼らない食事
 土鍋はコミュニケーションのツール
 料理教室を開催する理由
 日本食の復権を目指す
 地域の生うどんが復活
 小さい店だからできたこと

エピローグ これからもおいしさにこだわって

著者プロフィール

丸岡 守  (マルオカ マモル)  (

1944年、群馬県高崎市生まれ。株式会社まるおか 代表取締役社長。高崎市にあるおいしさと健康を追求する小さなスーパーマーケット「まるおか」。1948年に高崎市箕輪町(現・箕郷町)で、父が20坪ほどの八百屋「まるおか商店」を創業。大学卒業後、家業を継ぐ。大量生産・大量消費の世の中に疑問をむ抱き、商業のあり方を見直し始める。改装を繰り返しながら、「医食同源」をモットーに人々の健康に貢献できる店づくりを進める。2015年、現在の場所に木造の新店舗ほオープン。
取扱商品は5000品ほど。自分たちの目と舌で感じた「おいしい」だけを集めた結果、ナショナルブランドの商品が売場から消えた。その独特の品ぞろえは、お客を驚かせ、おいしさで魅了し続けている。安売りも宣伝広告も打たないが、噂を聞きつけて車で数時間かけてやってくるお客も多い。その経営手法と品揃えを学びに、全国から毎年30社を超える視察依頼が絶えない。
従業員数は40名ほど。長年勤めるパートさんも多く家族のような存在である。1998年に優良経営食料品小売店として最高賞となる「農林水産大臣賞」を受賞。2018年3月で創業50年周年を迎えた。

上記内容は本書刊行時のものです。