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化学ギライにささげる 化学のミニマムエッセンス 車田 研一(著/文) - 裳華房
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化学ギライにささげる 化学のミニマムエッセンス (カガクギライニササゲル カガクノミニマムエッセンス)

自然科学
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発行:裳華房
A5判
212ページ
定価 2,100円+税
ISBN
978-4-7853-3510-6   COPY
ISBN 13
9784785335106   COPY
ISBN 10h
4-7853-3510-6   COPY
ISBN 10
4785335106   COPY
出版者記号
7853   COPY
Cコード
C3043  
3:専門 0:単行本 43:化学
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2016年11月25日
書店発売日
登録日
2016年11月18日
最終更新日
2016年11月18日
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紹介

 大学や工業高等専門学校の理系学生が実社会に出てから現場で困らないための、“少なくともこれだけは身に付けておきたい”化学の基礎を、大学入試センター試験の過去問題を題材にして懇切丁寧に解説。化学を敬遠しがちな学生たちに捧げるユニークな入門書。

目次

0.はじめに -すこし長い前置きと,本書の使い方-

1.化学結合のパターンの“カン”を身に付けよう
 1.1 元素周期表のミニマム知識 -このくらいは覚えておこう-
 1.2 価電子
 1.3 同素体と同位体,単体と化合物
 1.4 純物質と混合物,分子式と組成式
 1.5 イオンのふるまい

2.“モル”の計算がじつはいちばん大事!-化学量論の超基本-
 2.1 ほしい濃度の溶液を得るための計算
 2.2 気体の場合のモル計算 -いつも体積に要注意!-
 2.3 化学反応を伴うモル計算 -反応量論の基礎の基礎はコレ-
 2.4 少し複雑な化学反応が関わる場合 -錯イオンや有機化合物-

3.大学で学ぶ“化学熱力学”の準備としての“熱化学方程式”
   -熱は生成物? それとも状態の指標?-
 3.1 “熱”をどのような量ととらえるか -生成物か? 状態の指標か?-
 3.2 実際に,二通りの考え方で問題を解いてみよう
 3.3 熱に関係するいろいろな問題を解いてみよう

4.酸・塩基・中和 -最低限頭に入れておきたいこと-
 4.1 「酸」と「塩基」の定義について
 4.2 酸と塩基の中和の量論計算 -ここが最も肝腎-
 4.3 再び「酸」と「塩基」の定義について -ルイス酸・塩基への考え方の拡張-
 4.4 「酸素」が「酸」をうみだす事例 -オキソ酸-

5.酸化・還元は“酸素”とは切り分けて考える -“酸化数”は大事な指標,電気へつながる化学反応-
 5.1 酸化・還元反応のイメージ
 5.2 いろいろな酸化・還元反応
 5.3 「酸化数」を用いて酸化・還元反応を理解する
 5.4 酸化数の変化から反応量論を考える

6.電気をつくる酸化・還元反応 -電子のやりとりで理解する-
 6.1 酸化・還元反応と電気の流れ -反応量論関係が重要-

7.“とりあえずこれだけは”的有機化学 -エンジニアの常識,あるいは,教養としての有機化学-
 7.1 有機化学の基本パーツとしての官能基
 7.2 有機化学の最も基本的な事項の確認
 7.3 異性体あれこれ -有機化学では原子の並び方が重要-

8.“とりあえずこれだけは”的有機化学反応
 8.1 最も基本的な有機化学反応を知っておこう
 8.2 有機化学反応のちょっと大事なマメ知識

9.センター化学にみる,“これくらいは覚えておいてほしい”常識
   -無機化学を中心に,最低限頭に入れておきたい化学の雑学-
 9.1 日常であう“化学”から学ぼう
 9.2 “金属”のマメ知識
 9.3 “固体”のマメ知識
 9.4 “気体”種のマメ知識
 9.5 無機化学のマメ知識

著者プロフィール

車田 研一  (クルマダ ケンイチ)  (著/文

福島工業高等専門学校教授、博士(工学)。東京大学工学部卒業、京都大学大学院工学研究科中退。京都大学助手、英国イーストアングリア大学ノリッジ校研究員、横浜国立大学助教授などを経て現職。専門分野は化学工学、プロセス工学、各種単位操作。

上記内容は本書刊行時のものです。