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高分子化学
- 初版年月日
- 2016年11月25日
- 書店発売日
- 2016年11月30日
- 登録日
- 2016年11月18日
- 最終更新日
- 2016年11月18日
紹介
高分子の構造と物性・合成から、高分子の機能性と使われ方(社会との関わり)、地球温暖化など環境問題への高分子の役割など、高分子化学(科学)の基礎と応用、未来への可能性を、幅広く、バランスよくカバーした。
目次
1.高分子とは
1.1 高分子材料と科学の歴史
1.2 有機系天然高分子
1.3 合成有機高分子
2.高分子の化学構造
2.1 分子量と分子量分布
2.2 繰返し単位の構造
2.3 頭-尾,頭-頭結合
2.4 立体規則性(タクチシチー)
2.5 高分子のかたち
2.6 共重合体
3.高分子生成反応
3.1 逐次重合
3.2 連鎖重合
3.3 リビング重合
4.縮合重合・重付加
4.1 縮合重合
4.2 重付加
4.3 付加縮合
5.ラジカル重合
5.1 ラジカル重合
5.2 ラジカル共重合
6.イオン重合
6.1 アニオン重合
6.2 カチオン重合
7.配位重合・開環重合
7.1 配位重合
7.2 開環重合
7.3 モノマー活性化機構による開環重合
8.高分子の反応
8.1 反応の特徴
8.2 高分子の分子内反応
8.3 高分子の分子間反応
8.4 高分子の劣化と安定化
8.5 高分子触媒
9.酵素・微生物による高分子の合成と分解
9.1 酵素・微生物による高分子の合成
9.2 生分解性高分子の合成と分解
10.高分子の構造
10.1 高分子の構造の分類
10.2 高分子の二次構造
10.3 高次構造
11.高分子の分子運動と物性(1)-高分子のひろがりと高分子溶液-
11.1 高分子鎖のひろがり
11.2 高分子溶液の基本
11.3 高分子溶液の粘度
11.4 高分子溶液の統計熱力学(フローリー-ハギンスの理論)
11.5 高分子溶液の熱力学的性質
12.高分子の分子運動と物性(2)-高分子の物性はどのように発現するか-
12.1 粘弾性
12.2 ガラス転移
12.3 高分子の結晶化
12.4 高分子の融解と耐熱性
13.高分子の力学的性質
13.1 ゴム弾性
13.2 ゲルの物性
13.3 繊維の物性
13.4 プラスチックの物性
14.高分子の応用(1)-多成分系高分子・複合系高分子を作る-
14.1 高分子の融解
14.2 高分子の成形加工
14.3 ポリマーアロイ
14.4 高分子系複合材料
15.高分子の応用(2)-機能性高分子の特徴-
15.1 導電性高分子
15.2 強誘電性高分子
15.3 透明高分子
15.4 環動高分子材料
16.高分子と地球環境
16.1 地球温暖化と高分子
16.2 高分子と社会のかかわり
16.3 高分子のリサイクル
16.4 高分子のライフサイクルアセスメント(LCA)
16.5 今後の高分子の役割
上記内容は本書刊行時のものです。