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岡倉天心 五浦から世界へ 茨城大学社会連携センター(編集) - 思文閣出版
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岡倉天心 五浦から世界へ (オカクラテンシンイヅラカラセカイヘ) 茨城大学国際岡倉天心シンポジウム2016 (イバラキダイガクコクサイオカクラテンシンシンポジウムニセンジュウロク)

芸術
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発行:思文閣出版
A5判
216ページ
定価 3,200円+税
ISBN
978-4-7842-1931-5   COPY
ISBN 13
9784784219315   COPY
ISBN 10h
4-7842-1931-5   COPY
ISBN 10
4784219315   COPY
出版者記号
7842   COPY
Cコード
C1070  
1:教養 0:単行本 70:芸術総記
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2018年1月14日
最終更新日
2018年1月31日
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紹介

 東洋の美術を世界に知らしめた岡倉天心が晩年の10年間を過ごしたのは、都会から遠く離れた茨城の北端・五浦(いづら)であった。太平洋を臨む岸壁に六角堂を構えた天心は、五浦とボストンという真逆の環境を往復する生活の中で何を思い、『茶の本』を書いたのか。五浦での生活と思索は、天心に何をもたらしたのか。
 2016年9月に行われた国際シンポジウムの記録を再構成し、書籍化。シンポジウム2日目に行われた、「天心遺跡」を訪問するツアー「北茨城市 五浦探訪」や「オペラ『白狐』ハイライト」などの記録も収載。附録として、2011年の東日本大震災で流出した六角堂の復元記録、天心の主要な遺品の解説をカラーで掲載。六角堂と『茶の本』から天心の思想をひもとき、「天心とは何者か?」に迫る。

目次

はじめに―「五浦から世界へ」(藤原貞朗)

【シンポジウム1日目】 
 1日目プログラム
 主催者開会挨拶 (三村信男)/開会挨拶 (那波多目功一)

 〔記念講演1〕岡倉天心と文化財(青柳正規)
 〔記念講演2〕岡倉覚三とボストン美術館―東西の出会い (アン・ニシムラ・モース)

 〔講演1〕スワーミー・ヴィヴェーカーナンダと岡倉天心―インドと日本の架け橋 (スワーミー・メーダサーナンダ)
 〔講演2〕文化を演出する―イザベラ・スチュワート・ガードナーと北東部女性エリートから得た信頼 (ヴィクトリア・ウェストン)
 〔講演3〕六角堂と『茶の本』の「はたらき」(小泉晋弥)
 〔講演4〕『茶の本』とオペラ台本《白狐》 (清水恵美子)

 〔パネルディスカッション〕天心の思想と現代的意義を探る―インド×ボストン×五浦×文化×芸術

 閉会挨拶(影山俊男)/出席者略歴


【シンポジウム2日目】 
 2日目プログラム
 シンポジウム2日目報告(清水恵美子)
 講師略歴

シンポジウム後記/協賛企業一覧

〔附録1〕六角堂 再建の軌跡
〔附録2〕六角堂は茶の本からはじまる
〔附録3〕天心を理解する一〇の遺品―茨城大学五浦美術文化研究所所蔵品紹介

編者代表あとがき/索引

上記内容は本書刊行時のものです。