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蕩児の家系 : 日本現代詩の歩み
発行:思潮社
縦220mm
300ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2004年7月
- 登録日
- 2016年10月18日
- 最終更新日
- 2016年10月18日
書評掲載情報
2017-05-21 |
朝日新聞
朝刊 評者: 蜂飼耳(詩人、作家) |
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紹介
近代日本における新しい詩的表現は、いわゆる近代詩・現代詩という形をとって歴史をきざんできたが、短歌、俳句、あるいは文語定型詩という旧家からとびだした放蕩息子である口語自由詩の足跡を、著者なりの観点から追跡し、再構成したのが本書である。
目次
大正詩序説
昭和詩の問題(口語自由詩の運命
萩原と西脇-現代詩と自然主義について
宇宙感覚と近代意識-「歴程」、心平、光太郎
抒情の行方-伊東静雄と三好達治
守備の詩と攻勢の詩-村野、小熊その他)
戦後詩概観(「俗」ということ
詩と詩でないものと
"物憑き"の思想について
感受性の祝祭の時代
「イエス!」と「ノオ!」と日常性と
言葉のエネルギー恒存原理)
上記内容は本書刊行時のものです。