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ここまできた重粒子線がん治療 辻井 博彦(著・監修) - 産学社
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ここまできた重粒子線がん治療

発行:産学社
四六判
縦188mm 横128mm
300ページ
並製
価格 2,000円+税
ISBN
978-4-7825-3464-9
Cコード
C3047
専門 単行本 医学・歯学・薬学

出版社在庫情報
在庫あり
初版年月
2017年4月
書店発売日
登録日
2017年3月22日
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紹介

がん細胞には「より強く」、患者さんには「より優しい」!
がん細胞をピンポイントで攻撃、切らずに治す。しかも副作用が少ない。
がん治療に大きなイノベーションをもたらした重粒子線治療について一般向けにわかりやすく解説。

さらに実際に重粒子線がん治療を体験した患者さんの声を多数収録
(前立腺がん、肺がん、骨軟部腫瘍、頭頸部がん、膵がん、肝臓がん etc )


《内容紹介》

◆放射線治療の主役は、エックス線から粒子線の時代へ

◆今や国民病になった、がんという病気
*治療法は患者さんが決める時代に
*三大治療法も日々、進歩をとげている(手術療法 / 薬物(抗がん剤)療法 / 放射線療法)

◆重粒子線は、放射線治療の大きな武器となる
*放射線治療のメリットを、もっと理解しよう
*エックス線などによる放射線治療には、弱点もある
*通常の放射線の3倍もの細胞致死効果を持つ重粒子線

◆患者さんに優しい 重粒子線治療
*重粒子線治療を支える最新の技術
*高速3次元スキャニング照射
*ロボットアーム型治療台
*超伝導回転ガントリー
*重粒子線治療で、まず知っておいてほしいこと
*患者さんの希望を優先する重粒子線治療

◆重粒子線は、治療が難しいがんにも立ち向かう
*他の治療法が難しいがんでも、あきらめないで!
*前立腺がん 男性に急増中のがん、重粒子線治療がきわめて有効
*骨軟部腫瘍 切除不適の骨軟部腫瘍に対して保険適用!
*頭頸部がん 外観と機能温存を図る治療を目ざす
*肺がん 早期がんなら1日1回の治療で終了
*膵がん 通常の放射線では太刀打ちできない難敵に挑む
*肝細胞がん 腫瘍の制御と肝機能の温存を図る
*大腸がん 手術後骨盤再発に対して優れた効果
*子宮がん 放射線治療+抗がん剤の治療を、もっと充実させる

◆重粒子線治療を受けて 患者さんたちの声
*頭頸部がん(骨肉腫) T・Sさん(50代・女性) 100万人に1人という上顎骨の骨肉腫に 今までで最も高い線量で重粒子線治療を開始 治療から 12 年、患者会を立ち上げ重粒子線治療普及のための講演も
*仙骨の脊索腫(せきさくしゅ) O・Yさん(40代・女性) 痛みを抱えながら病院を転々、ようやく病名が判明 転移が見つかり、重粒子線治療を合計6回経験
*膵がん H・Mさん(50代・男性) 余命1年未満の膵がんと診断、初めに感じたのは、強い〝怒り〟 3回の重粒子線治療を受け、腫瘍マーカーは基準値に 膵がん患者のために経験や情報を伝えていきたい
*ぶどう膜悪性黒色腫 H・Iさん(40代・女性) 寝ようとして目をつむったときに光がひと筋スーッと入ってきた 重粒子線治療から12年、後遺症は残ったものの再発はなし
*乳がん H・Mさん(50代・女性) 「切って取って、あとは放射線」に納得がいかなかった 退院後はすぐに仕事に復帰、元の生活に戻れたのがうれしい
*肺がん・前立腺がん T・ T さん(70 代・男性) 重粒子線治療ができるならわざわざ体にメスを入れたくない 肺がんの次は前立腺がん、徹底的に治すため、重粒子線治療を選択
*前立腺がん K・ H さん(60 代・男性) 前立腺がんの腫瘍マーカーPASは147、手術は不可能と言われ…… がんが見つかってから12年、治療も終わり、趣味を楽しむ日々
*頭蓋底斜台脊索腫(ずがいていしゃだいせきさくしゅ) Y・Oさん(40 代・女性) 斜視は、頭の奥にできる厄介な腫瘍が原因だった 開頭手術、重粒子線治療を経て元気な女の子を出産
*右耳下腺の腺様嚢胞癌(せんようのうほうがん) Nさん(20代・女性・オーストリア ウィーン在住) 希望でいっぱいの28歳のとき唾液腺から発生する悪性腫瘍に オーストリア・ウィーンから日本へ重粒子治療を受ける勇気を持てた幸せ

◆重粒子線治療は、さらに前へ!
*ますます充実する先進医療
*これからの重粒子線治療
*重粒子線施設は今後、全国に広がっていく

◆国内外の重粒子線治療施設の状況
◆最近の国内の重粒子線治療施設

著者プロフィール

辻井 博彦  (ツジイ ヒロヒコ)  (著・監修

医学博士。群馬大学医学部客員教授。
一般社団法人粒子線がん治療患者支援センター 理事長。
一般社団法人健康医学協会付属粒子線がん相談クリニック院長。
北海道大学医学部卒業後、セントビンセント癌センター(ニューヨーク)で放射線治療レジデントとして勤務。
北海道大学医学部放射線科助教授、筑波大学臨床医学系教授(同陽子線医学利用センター長)を歴任。
放射線医学総合研究所重粒子医科学センター病院長を務めた後、現職。

鎌田 正  (カマタ タダシ)  (

北海道大学医学部卒業。
北海道大学医学部勤務を経て、放射線医学総合研究所重粒子治療センター勤務。
現在、独立行政法人放射線医学総合研究所重粒子医科学センター長。
千葉大学大学院医学研究院客員教授、北海道大学大学院医学研究科客員教授、群馬大学医学部客員教授も務める。

上記内容は本書刊行時のものです。