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歯内・歯周・補綴治療の臨床判断
「こんなときどうする?」を解決するヒント26
- 書店発売日
- 2014年6月10日
- 登録日
- 2015年8月13日
- 最終更新日
- 2015年8月13日
紹介
歯科治療は、誰もが常に高度な臨床判断を求められるものである。特に、いま目の前の患者に対し右か左かを判断しなければならないとしたら、その判断はより重要となる。本書は、歯周・歯内・補綴治療の現場において求められる臨床判断を支援するヒントを集約している。取り上げたテーマは、どれも若手歯科医師が悩むものばかり。患者-歯科医師の双方が安心して治療を終えることができるためにも、一読したい一冊である。
目次
Chapter 1 DIAGNOSIS
Chapter 1-1 『この歯は保存可能か否か』の診断法 ― 一歯単位での考えかた―
Chapter 1-2 『この歯は保存可能か否か』の診断法 ―歯列全体から検討する考えかた―
Chapter 2 ENDODONTICS
Chapter 2-1 根管治療を行う上で『歯を保存するか否か』の意思決定はどのように行うか
Chapter 2-2 治療をしたのに痛みや違和感が取れないのはなぜか
Chapter 2-3 作業長はどのように決定すればよいか
Chapter 2-4 根尖部はどれくらい拡大すればよいか
Chapter 2-5 根管洗浄は何をどのように使用すれば効果的か
Chapter 2-6 根管貼薬剤は何をどのように用いればよいか
Chapter 2-7 根管充填はどのように行えばよいか
Chapter 2-8 なぜファイルが根尖方向になかなか進まないのか
Chapter 2-9 エンドペリオ複合病変が疑われる場合はどのように対応すればよいか
Chapter 2-10 根未完成歯への対応はどのようにすればよいか
Chapter 2-11 外科的歯内療法の意思決定とその術式とは
Chapter 3 PERIODONTICS
Chapter 3-1 歯周外科はどのような状況で行う必要があるか
Chapter 3-2 各種縫合法はどう使い分ければよいか ―目的・材料・手技の使い分け―
Chapter 3-3 再生療法の適応症とは
Chapter 3-4 再生療法はどうして難しいのか
Chapter 3-5 一次手術・二次手術のフラップデザインはどのように決定すればよいか
Chapter 3-6 GBRにおける骨移植材とメンブレン選択のキーポイント
Chapter 3-7 抜歯即時埋入(Simultaneous approach)を成功させるにはどうしたらよいか
Chapter 3-8 ソケットリフトを選択する場合の考慮点 ―生物学的治癒から考察した安全なアプローチ法―
Chapter 4 PROSTHODONTICS
Chapter 4-1 マージン(フィニッシングライン)の位置は何を基準に決定するか
Chapter 4-2 支台築造のマテリアル選択に基準はあるか
Chapter 4-3 補綴物のマテリアル選択に基準はあるか
Chapter 4-4 ポーセレン修復物の術後の破折や脱離を防ぐにはどうすればよいか
Chapter 4-5 咬合再構成はどのような手順で行うか
上記内容は本書刊行時のものです。