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サクッとうかる日商2級 工業簿記 テキスト 桑原 知之(著/文) - ネットスクール出版
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サクッとうかる日商2級 工業簿記 テキスト (サクットウカルニッショウニキュウ コウギョウボキ テキスト)

資格・試験
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A5判
縦210mm 横148mm 厚さ12mm
304ページ
並製
価格 1,400円+税
ISBN
978-4-7810-1242-1   COPY
ISBN 13
9784781012421   COPY
ISBN 10h
4-7810-1242-6   COPY
ISBN 10
4781012426   COPY
出版者記号
7810   COPY
Cコード
C1034  
1:教養 0:単行本 34:経営
出版社在庫情報
品切れ・重版未定
初版年月日
2018年11月15日
書店発売日
登録日
2018年11月9日
最終更新日
2022年3月24日
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紹介

昨今の日商簿記2級は、
数年にわたる商業簿記の出題区分の改定を終えて、
合格することが難しい試験になりつつあり、
それは合格率の低下という数字からも明らかになっています。

この日商簿記2級で、
配点の4割を占めているのが工業簿記ですが、
この工業簿記で安定した高得点を取る、ということが、
合格するために非常に重要なポイントとなってきます。

工業簿記は基本的に大幅な出題区分等の変更もなく、
商業簿記に比べると準備がしやすいため、
しっかり理解して得点源とする必要があります。

工業簿記を商業簿記の後回しとせず、
先行して仕上げるくらいのペースで学習し、
過去問や予想問題では、
工業簿記で得点を落とさないことを目指してみましょう。

本書では、早期に本試験レベルの問題に取り組めるようになるための
章立ての工夫として、材料費、労務費、経費といった
原価の基本構造を学んだあとに、
最も出題頻度が高く、かつ理解がしやすい
総合原価計算を学習するようになっています。

その他、
1:見て楽しく、理解を助ける《豊富なイラスト》
2:流れが見やすく、きれいな《フルカラー》
3:テキストで学習した内容を、確認して定着させる節ごとの《確認問題》
4:学習時に、常に手許に広げて確認・意識づけることができる
 《カバー裏》の図表の数々などの工夫をこらしています。

※テキストで身に付けた知識をより定着させ、
解答力を本試験レベルにまで引き上げるため、
本書に準拠した問題集『サクッとうかる 日商2級工業簿記トレーニング』も
合わせてご利用ください。

目次

第1章 工業簿記の基礎
1 工業簿記とは?
2 工業簿記の目的と基本
3 原価とは
4 原価計算の流れ

第2章 費目別計算(基本編)
5 材料費の分類
6 労務費の分類
7 賃金の支払いと消費
8 経費の分類と処理

第3章 製造間接費の配賦
9 製造間接費の実際配賦
10 製造間接費の予定配賦
11 製造業の財務諸表

第4章 総合原価計算の基礎
12 原価計算の基本思考と分類
13 総合原価計算の基礎
14 総合原価計算の計算手続き
15 原価配分の方法
16 等級別総合原価計算
17 組別総合原価計算

第5章 総合原価計算の応用
18 工程別総合原価計算
19 総合原価計算における仕損・減損
20 材料の追加投入

第6章 標準原価計算
21 標準原価計算の基礎
22 直接材料費差異・直接労務費差異の分析
23 製造間接費の予算額
24 製造間接費差異の分析
25 標準原価計算の勘定記入

第7章 CVP分析と直接原価計算
26 利益計画
27 原価の固変分解
28 CVP分析
29 直接原価計算による損益計算書

第8章 個別原価計算
30 個別原価計算の基礎
31 個別原価計算の計算手続

第9章 部門別計算
32 製造間接費の部門別計算
33 製造部門費の予定配賦

第10章 費目別計算の応用
34 材料の購入と消費
35 労務費会計

第11章 本社工場会計
36 本社工場会計

解答
問題1~問題24

前書きなど

はじめに ~工業簿記を得意にしよう!~

 2017年夏、日本商工会議所から
日商簿記2級について驚くべき発表がありました。
 なんと『工業簿記(配点40点)で
35点以上取った人の2級の合格率が95%だった』というものです。
 つまり、日商簿記2級における工業簿記の重要性を示してくれたのです。

 なら、みなさん。工業簿記を得意にしましょう!
 よく、商業簿記から学んだ人から
「時間がなくなってきたから工業簿記はヤマを張って」
などという話を聞きますが、これは良策ではないです。

 まず、得点源としやすい工業簿記の学習を後回しにせず、
早期に仕上げ、時間が無くなれば商業簿記でヤマを張る方が合理的です。

 そこで「どうすれば、独学で工業簿記を得意にできるのか」が問題です。
 答えは、本書の章立てを見てください。
 材料費、労務費、経費といった原価の基本構造を学んだあと、
すぐに、最も出題頻度が高く、
かつ理解しやすい総合原価計算に入っています。
 本書の順番で学べば、原価計算のイメージも湧き、
他の原価計算方法にも活かすことができるので、
合格が近づいてきます。

 本書を使って、短期間で効率よく理解して、
2級に合格していってください。
 みなさんの健闘、お祈りしています。

ネットスクール 桑原知之

上記内容は本書刊行時のものです。