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ランスとロットのさがしもの リンダ・ハーン(文・絵) - ポット出版
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ト・日     書店
子どもの文化     書店(直)
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ランスとロットのさがしもの (ランストロットノサガシモノ)
原書: Lance & Lot zoeken zich rot

児童図書
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発行:ポット出版
A4変形判
縦250mm 横210mm
36ページ
上製
価格 1,500円+税
ISBN
978-4-7808-0235-1   COPY
ISBN 13
9784780802351   COPY
ISBN 10h
4-7808-0235-0   COPY
ISBN 10
4780802350   COPY
出版者記号
7808   COPY
Cコード
C8798  
8:児童 7:絵本 98:外国文学、その他
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2019年10月15日
書店発売日
登録日
2019年5月31日
最終更新日
2024年2月5日
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紹介

家族を探しに出かけた二人の騎士の冒険物語。

騎士のランスとロットは、いつもいっしょに世界中を旅したりして楽しく暮らしていました。でも、二人がお城に帰ってくると、そこは誰もいない静かで、空っぽで、寒い場所でした。二人は何かが欠けていると感じます。
そして、何日も考えた末、二人は子どもが欲しいと思いはじめ、家族を作る「冒険」に出発したのです。

二人の王子さまが恋して結ばれる『王さまと王さま』の作者が次に作った物語は、二人の父親が子どもに愛情を注ぐ、家族の愛のお話です。

前書きなど

訳者あとがきより
 オランダの絵本『ランスとロットのさがしもの』(原題:Lance & Lot zoeken zich rot)の日本語版を全ての子どもたちに届けられることをとても嬉しく思います。
 二人の王子さまが恋をして結ばれる物語『王さまと王さま』の次に、リンダさんが作ったこの絵本は、もう一つの愛のお話です。今回の絵本で描かれているのは、家族の愛です。
(中略)
 この絵本が生まれたオランダは、2001年に世界で初めて同性婚が法的に認められた国です。これによって同性同士のカップルとその子ども、いわゆる「レインボーファミリー(にじいろかぞく)」は、法的な親子関係を結ぶ権利が保障されました。そうした家族は、日本ではまだ法的に認められていませんが、すでにこの国に存在し、生活しています。日本で暮らすにじいろかぞくは、お互いのサポートのために市民団体を立ち上げ、東京だけではなく地方でもイベントを開催したり、世界中のレインボーファミリー団体と連携したりしています。にじいろかぞくとその団体に共通しているのは、子どもの幸せを中心にして多様な家族のあり方とその子どもの権利を主張していることです。なぜなら、彼らは愛が家族を作ると知っているからです。

版元から一言

ランスとロットは二人でお城に暮らす騎士。でも、自分たちの暮らしには何かが足りません。悩んだ末、探しに出たものとはーー。
『王さまと王さま』の作者による、二人の騎士と家族と愛の物語。

著者プロフィール

リンダ・ハーン  (ハーン リンダ)  (文・絵

オランダに住んでいるリンダ・ハーン(1976年~)は、ほぼ20年間イラストレーターとして活躍してきました。
彼女は、幼い頃から絵を描いたり、物を作ったりしていました。
本を読む時間も大好きでした。とくに寝る時間が過ぎたときは!
美術学校を卒業後、リンダは同僚スターン・ナイランドと共同スタジオを立ち上げ、
そこで一緒に最初の絵本、『王さまと王さま』(2000年、邦訳2015年)を作りました。
この絵本は、現在11カ国語に翻訳されています。その続編として作られた絵本が『ランスとロットのさがしもの』です。
リンダは、『ランスとロットのさがしもの』を作ることがとても楽しかったと言います。
そして、この絵本が日本語に翻訳されることを知って、さらに喜びました。
日本の子どもたちから年配の人まで、たくさんの人に読まれ、楽しんでもらえることを願っています!

アンドレア・ゲルマー  (ゲルマーアンドレア)  (

日本研究・ジェンダー研究・ビシュアル・ヒストリーを専門とし、九州大学大学院地球社会統合科学府で准教授(2017年まで)を経て、
現在は、ドイツのデュッセルドルフ大学で教授として勤務。

眞野 豊  (マノ ユタカ)  (

専門は、教育社会学・クィア教育学。
同性愛を公表して中学校に勤務し、LGBTの人権を題材とした授業や教職員へ向けた研修を行った。
2017年に「性の多様性を前提とした学校教育の開発」で博士号を取得。
現在は、日本学術振興会特別研究員(PD)、広島修道大学非常勤講師。

上記内容は本書刊行時のものです。