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ポーランド児童救済事業の記録 宇都 榮子(編著) - 彩流社
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ポーランド児童救済事業の記録 (ポーランドジドウキュウサイジギョウノキロク) 『波蘭児童関係日誌』一九二〇~一九二二年 (ポーランドジドウカンケイニッシイチキュウニィゼロカライチキュウニィニィ)

歴史・地理
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発行:彩流社
A5判
縦215mm 横155mm 厚さ47mm
重さ 930g
746ページ
上製
定価 7,200円+税
ISBN
978-4-7791-2806-6   COPY
ISBN 13
9784779128066   COPY
ISBN 10h
4-7791-2806-4   COPY
ISBN 10
4779128064   COPY
出版者記号
7791   COPY
Cコード
C0026  
0:一般 0:単行本 26:旅行
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2022年1月
書店発売日
登録日
2021年11月24日
最終更新日
2022年1月14日
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紹介

ポーランド・シベリア孤児760人を受け入れ、救済した事業の全貌!
第一次世界大戦・ロシア革命に伴う内戦で行き場を失ったポーランド、シベリア孤児たち。米騒動から戦後不況に苦しむ日本であったが、日本赤十字社を中心に救済事業が展開された。当時、大正デモクラシーの影響もあって窮民救済の機運もあり、寄付をはじめ、支援の輪も広がった。本書は日赤が残した克明な救済事業の日誌『波蘭児童関係日誌』の全ての翻刻とそれを通して見える日本人の貴重な人道支援の姿を照らし出す歴史再発見の書である。

【目次】
 本文編
はじめに 
 本書刊行の意図/本書の構成
第一章 ポーランド国児童救済事業開始までの経緯
 一 ポーランドの国情とポーランド孤児の発生
 二 波蘭児童救済会の設立
 三 日本赤十字社による「ポーランド国児童救済事業」引き受けの経緯
第二章 ポーランド国児童救済事業
 一 ポーランド国児童救済事業の概要
  (一) 第一次救済事業
  (二) 第二次救済事業
 二 日常の医療体制と腸チフス感染者発生時の対応
第三章 ポーランド児童に対する貞明皇后からの下賜、各団体による慰問、
                         日本国民の「同情」
 一 貞明皇后による下賜と団体や個人による慰問
  (一)東京における下賜・慰問
  (二)大阪における下賜・慰問
  (三)総 括
 二 ポーランド児童に寄せられた「同情」
  (一)東京における「同情」
  (二)大阪における『同情」
 三 新聞、雑誌等による報道
第四章 『日誌』から読み解くポーランド児童日本滞在中の暮らし
 はじめに──『波蘭児童関係日誌』とは
 一 1920(大正9)年7月24日から10月31日
  (一)第一回、第二回、第三回ポーランド児童の東京宿舎
  (二)ポーランド児童への慰問と慰安会
 二 1920(大正9)年11月1日から1921(大正10)年3月31日
 三 1921(大正10)年4月1日から4月30日
 四 1921(大正10)年5月1日~ 8月14日
 五 大阪収容所日誌 1922(大正11)年8月2日から9月7日
史料編1 『波蘭児童関係日誌』
 史料翻刻にあたって
 『波蘭児童関係日誌』自大正九年七月二十四日至大正十年八月十四日
 『大正十一年八月起 日誌 波蘭児童大阪収容所』
            大正十一年八月二日~九月七日
史料編2 ポーランド児童関係団体による機関誌
 日本赤十字社機関紙『博愛』ポーランド児童関係記事
 『フクデン』(福田会、成田山仏教図書館所蔵)ポーランド児童関係記事
史料編3 新聞掲載のポーランド児童関係記事
 『東京朝日新聞』ポーランド孤児関係記事
 『読売新聞』ポーランド孤児関係記事
  その他の新聞、孤児関係記事
史料編4 雑誌掲載のポーランド児童関係記事
 『社会と救済』/『東京府社会慈善協会報』
 『社会事業研究』/『人道』/『聲』/『カトリック』
史料編5 『極東の叫び』 日本赤十字社記念号(第十号)

目次

 本文編
はじめに 
 本書刊行の意図/本書の構成
第一章 ポーランド国児童救済事業開始までの経緯
 一 ポーランドの国情とポーランド孤児の発生
 二 波蘭児童救済会の設立
 三 日本赤十字社による「ポーランド国児童救済事業」引き受けの経緯
第二章 ポーランド国児童救済事業
 一 ポーランド国児童救済事業の概要
  (一) 第一次救済事業
  (二) 第二次救済事業
 二 日常の医療体制と腸チフス感染者発生時の対応
第三章 ポーランド児童に対する貞明皇后からの下賜、各団体による慰問、
                         日本国民の「同情」
 一 貞明皇后による下賜と団体や個人による慰問
  (一)東京における下賜・慰問
  (二)大阪における下賜・慰問
  (三)総 括
 二 ポーランド児童に寄せられた「同情」
  (一)東京における「同情」
  (二)大阪における『同情」
 三 新聞、雑誌等による報道
第四章 『日誌』から読み解くポーランド児童日本滞在中の暮らし
 はじめに──『波蘭児童関係日誌』とは
 一 1920(大正9)年7月24日から10月31日
  (一)第一回、第二回、第三回ポーランド児童の東京宿舎
  (二)ポーランド児童への慰問と慰安会
 二 1920(大正9)年11月1日から1921(大正10)年3月31日
 三 1921(大正10)年4月1日から4月30日
 四 1921(大正10)年5月1日~ 8月14日
 五 大阪収容所日誌 1922(大正11)年8月2日から9月7日
史料編1 『波蘭児童関係日誌』
 史料翻刻にあたって
 『波蘭児童関係日誌』自大正九年七月二十四日至大正十年八月十四日
 『大正十一年八月起 日誌 波蘭児童大阪収容所』
            大正十一年八月二日~九月七日
史料編2 ポーランド児童関係団体による機関誌
 日本赤十字社機関紙『博愛』ポーランド児童関係記事
 『フクデン』(福田会、成田山仏教図書館所蔵)ポーランド児童関係記事
史料編3 新聞掲載のポーランド児童関係記事
 『東京朝日新聞』ポーランド孤児関係記事
 『読売新聞』ポーランド孤児関係記事
  その他の新聞、孤児関係記事
史料編4 雑誌掲載のポーランド児童関係記事
 『社会と救済』/『東京府社会慈善協会報』
 『社会事業研究』/『人道』/『聲』/『カトリック』
史料編5 『極東の叫び』 日本赤十字社記念号(第十号)

著者プロフィール

宇都 榮子  (ウトエイコ)  (編著

専修大学名誉教授・福田会育児院史研究会代表。
日本女子大学文学部社会福祉学科卒業。
主要著書に「福田会育児院創立の経緯と開設当初の組織――創立に関わった人びとの検討を中心に」(『東京社会福祉史研究』第3号、2009年5月)、「資料紹介/『波蘭児童関係日誌』(一)――1920(大正9)年7月24日~10月31日」(『東京社会福祉史研究』第13号、2019年5月、東京社会福祉史研究会)。

小笠原 強  (オガサワラツヨシ)  (編著

専修大学文学部助教・福田会育児院史研究会。
博士(歴史学)専修大学大学院文学研究科歴史学専攻博士後期課程単位取得退学。
主要著書に『日中戦争期における汪精衛政権の政策展開と実態――水利政策の展開を中心に』(専修大学出版局、2014年)、「日中戦争下の「傀儡政権」史」(『歴史評論』第807号、2017年)、「関東大震災下における中国人虐殺事件の調査過程と追悼活動」(『専修史学』第69号、2020年)。

桜井 昭男  (サクライアキオ)  (編著

淑徳大学アーカイブズ主任専門員・福田会育児院史研究会。
日本大学大学院文学研究科日本史専攻博士課程満期退学。
主要著書に「黒川能と興行」(2003年9月、同成社)、編著書「黒川村春日神社文書」(1998年5月、東北出版企画)、資料紹介(共著)「波蘭児童関係日誌(2)(3)」(「東京社会福祉史研究」第14号・第15号、2020年5月・2021年6月、東京社会福祉史研究会)。

菅田 理一  (スゲタリイチ)  (編著

鳥取短期大学幼児教育保育学科准教授・福田会育児院史研究会。
淑徳大学大学院社会学研究科社会福祉学専攻博士後期課程単位取得満期退学。
主要著書に『横山医院と福田会里親委託制度』(編著・福田会育児院史研究会、2014年)、『社会的養護の理念と実践(第2版)』(分担執筆・みらい、2019年)、『はじめての相談援助演習』(分担執筆・ミネルヴァ書房、2015年)。

村上 葵  (ムラカミアオイ)  (編著

福田会育児院史研究会。
専修大学大学院文学研究科歴史学専攻修士課程修了、修士(歴史学)。

上記内容は本書刊行時のものです。