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日米安保と砂川判決の黒い霧
最高裁長官の情報漏洩を訴える国賠訴訟
発行:彩流社
四六判
縦188mm
横128mm
厚さ19mm
重さ 300g
248ページ
並製
定価
1,500円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2020年10月
- 書店発売日
- 2020年10月13日
- 登録日
- 2020年7月1日
- 最終更新日
- 2021年4月22日
紹介
日米安保史上、最も重要な砂川事件裁判(1959年)。
その波紋は、いまなお広がっている!
米軍基地拡張に反対した砂川闘争をめぐる事件の裁判では、
最高裁長官が判決前にアメリカ大使に情報漏洩するなど、
アメリカ側との秘密の接触があり、不透明で不公正だった。
その事実は米解禁秘密文書が暴露している。時代が下り、
砂川事件元被告たちは情報公開と再審を求め、国家賠償請求訴訟
をも起こした。当時の安倍政権は専守防衛の原則を破る
集団的自衛権の行使を解禁し、安保法制を強行成立させる際、
正当化のために砂川最高裁判決を利用しているのであった。
本書は砂川判決の裏面を暴き、日米安保体制を根本から問うものである。
話題になった『「日米合同委員会」の研究』(2016年、創元社、
日本ジャーナリスト会議(JCJ)賞受賞)の著者による最新刊!
上記内容は本書刊行時のものです。