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太平洋の精神史
ガリヴァーから『パシフィック・リム』へ
原書: The Cultural History of the Pacific Ocean:Gulliver to The Pacific Rim
発行:彩流社
四六判
縦188mm
横128mm
厚さ21mm
重さ 320g
328ページ
並製
定価
2,000円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2018年4月
- 書店発売日
- 2018年4月10日
- 登録日
- 2017年12月22日
- 最終更新日
- 2018年4月24日
書評掲載情報
2018-12-30 |
日本経済新聞
朝刊 評者: 速水健朗(評論家) |
2018-12-29 |
朝日新聞
朝刊 評者: 斎藤美奈子(文芸評論家) |
2018-06-17 |
東京新聞/中日新聞
朝刊 評者: 管啓次郎(比較文学者) |
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紹介
2018年4月、全国公開の映画
『パシフィック・リム: アップライジング』に合わせ、
太平洋のもつ意味合いを概観する文化史!
日米の間に広がる太平洋は、
パシフィック(和平)という幻想によって
作り出されてきたが、
実際には、ヨーロッパの裏側として、
あらゆる汚辱の捨て場所(奴隷、核問題) などの
舞台となってきた。
日米の文学、映画がどのように太平洋を読み解いてきたのか?
とくに、太平洋から怪獣が現れるという設定をもつ
『パシフィック・リム』は、
太平洋を語る場合、多くの問題を孕んでいる。
目次
はじめに 平和の海(パシフィック・オーシャン)という幻想
第1部 平和の海から争乱の海へ
第1章 スペインの海からガリヴァーの海へ
第2章 アメリカ合衆国と奇想の海
第3章 労働と漂流の太平洋
第4章 バカンスと楽園幻想
第2部 太平洋をはさんで対決する
第5章 進化と退化の島々――
『キング・コング』『ジュラシック・パーク』『地獄の黙示録』
第6章 移民と経済戦争―『ダイ・ハード』『ブラック・レイン』
第7章 戦争と怪獣の記憶―ゴジラ映画と『パシフィック・リム』
おわりに 太平洋をめぐる想像力
上記内容は本書刊行時のものです。