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a:9:{s:12:"shoshi_title";s:31:"新カナダ英語文学案内 ";s:11:"shoshi_isbn";s:17:"978-4-7791-2271-2";s:16:"shoshi_publisher";N;s:11:"description";s:1538:"「私は、カナダ文学を ポストコロニアルの文学という大きな視野から 論じる必要があることを、痛感している。」  博覧強記にして研究の道半ばにして早世した、 希代のカナダ文学研究者の 生前に発表した学術論文、評論、書評、新聞寄稿コラム から厳選した著作集成。 研究の中心にあったマイケル・オンダーチェ論を始め、 多文化主義国家カナダのマイノリティ作家を、 社会・文化的背景を含めて論じていく著作群は、 日本におけるカナダ文学観を大いに塗り替える。 [本書の特徴] 第一部にカナダ文学通史と背景を扱う著作をまとめ、 大学一般教養のカナダ文学入門講座の教科書に 適したものとなっています。 第二部はマイケル・オンダーチェの作品論で構成。 日本でも人気のある『イギリス人の患者』の作者の世界を、 カナダ文学という枠組みから考察し、 広く文学愛好者に刺激的な読みが展開されます。 第三部では著者の専門である、20世紀末から21世紀初頭の、 カナダのマイノリティ作家論が並び、 和訳が刊行されていない重要作家の読書案内として、 またポストコロニアリズムと多文化主義の接点を 示唆する論として、 学部生の卒論指導ないし大学院博士前期・修士課程の 教材にもたえる重厚な内容です。";s:6:"author";s:32:"藤本 陽子(著/文)…他3名";s:10:"publishers";s:9:"彩流社";s:9:"publisher";N;s:9:"productor";s:9:"彩流社";s:12:"release_date";i:1490108400;}

新カナダ英語文学案内
NEW CANADIAN LITERATURE IN ENGLISH:AN INTRODUCTION

文芸 ラノベ

藤本 陽子(著), 堤 稔子(編), 中山 多恵子(編), 馬場 広信(編)
発行:彩流社

A5判   343頁  並製
定価 2,800円+税

ISBN 978-4-7791-2271-2   C0098
在庫あり(出版社情報)

奥付の初版発行年月 2017年3月
書店発売日 2017年3月22日
登録日 2016年10月17日

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紹介

「私は、カナダ文学を
ポストコロニアルの文学という大きな視野から
論じる必要があることを、痛感している。」

 博覧強記にして研究の道半ばにして早世した、
希代のカナダ文学研究者の
生前に発表した学術論文、評論、書評、新聞寄稿コラム
から厳選した著作集成。

研究の中心にあったマイケル・オンダーチェ論を始め、
多文化主義国家カナダのマイノリティ作家を、
社会・文化的背景を含めて論じていく著作群は、
日本におけるカナダ文学観を大いに塗り替える。

[本書の特徴]

第一部にカナダ文学通史と背景を扱う著作をまとめ、
大学一般教養のカナダ文学入門講座の教科書に
適したものとなっています。

第二部はマイケル・オンダーチェの作品論で構成。
日本でも人気のある『イギリス人の患者』の作者の世界を、
カナダ文学という枠組みから考察し、
広く文学愛好者に刺激的な読みが展開されます。

第三部では著者の専門である、20世紀末から21世紀初頭の、
カナダのマイノリティ作家論が並び、
和訳が刊行されていない重要作家の読書案内として、
またポストコロニアリズムと多文化主義の接点を
示唆する論として、
学部生の卒論指導ないし大学院博士前期・修士課程の
教材にもたえる重厚な内容です。

目次

序文に代えて

マイノリティ文学からポストコロニアル文学へ

第一部 21 世紀に向かうカナダ文学史

   英系カナダの文学

   作品紹介
キャロル・シールズ
ティモシー・フィンドリー
ヤン・マーテル
キャサリン・ゴヴィエ
マーガレット・アトウッド
アリステア・マクラウド
アリス・マンロー
ウィリアム・ギブスン 他

   多文化と多文化主義のはざま:カナダ文学再考

   過去へ、現在へ:新世紀カナダと文化の力

第二部 マイケル・オンダーチェ

   オンダーチェの『ビリー・ザ・キッド作品集』

   「父」なる故郷:
Running in the Family(『家族を駆け抜けて』)
に見る自伝性の破綻

   English Patient( 『イギリス人の患者』)を
「読む」
   オンダーチェの遠近法
── Anil’s Ghost を契機として

第三部 多文化主義国家の英語文学

   ある起源の物語
──トマス・キングの「インディアン」と
コロンブス神話

   寄宿学校の爪痕
──カナダの先住民作家と英語の関係

   作品紹介
ローレンス・ヒル
ポーリーン・ジョンスン
ビアトリス・カルトン・モニジェー
カレン・レヴァイン
ロイ・キヨオカ
ジョイ・コガワ
ケリ・サカモト
ディオンヌ・ブランド
シャイアム・セルヴァデュレイ 他

   『美しき敗者たち』
──レナード・コーエンの華麗なる孤独

   アニタ・ラウ・バダミのインド、あるいはカナダ

   ハイフンからの眺め
──フレッド・ワーとカナダ文学の文脈

   講演
ホーム・アンド・アウェイ
移民作家の故郷とは

付録
英語論文 The Structure of Joy Kogawa’s Obasan

著者プロフィール

藤本 陽子(フジモト ヨウコ)

Yoko Fujimoto
ふじもとようこ
元早稲田大学文学学術院教授。
東京外国語大学卒。
早稲田大学文学研究科博士課程単位取得退学。
在学中にトロント大学に留学し、修士号取得。
専修大学文学部助教授、
早稲田大学第一・第二文学部助教授を経て
同教授となる。
1990年代から日本語と英語の両方で精力的に研究、
執筆活動を行い、21 世紀に入ってから
ロンドン大学客員研究員、国際学会でも多数発表。
研究対象はカナダ文学に限らず米文学や、
水村美苗にも及ぶ。
2011年に病で急逝するまで、10年あまりにわたり
「北海道新聞」で連載を担当し、
広くカナダ文学・文化の普及にも務めた。
著訳書に『現代カナダを知るための57章 
エリア・スタディーズ』(執筆、
飯野正子・竹中豊 編著、明石書店、2010年)、
『はじめて出会うカナダ  
日加修好80周年,カナダと日本を知るために』
(分担執筆「4 カナダの文学」日本カナダ学会/編、
有斐閣、2009年)、
『家族を駆け抜けて (カナダの文学)』
(マイケル オンダーチェ 著、
藤本陽子 訳、彩流社、1998年)などがある。

堤 稔子(ツツミ トシコ)

桜美林大学名誉教授。
日本カナダ文学会顧問・元会長。
東京女子大学、米国ワシントン大学卒(Ph.D.)。
著書:
『カナダの文学と社会』(こびあん書房、1995年)、
『日本とカナダの比較文学的研究』
(共著、文芸広場社、1985年)ほか。

中山 多恵子(ナカヤマ タエコ)

元在日カナダ大使館広報部。
出版・映像担当として、カナダ文化の紹介と
理解促進、日加交流に努める。

馬場 広信(ババ ヒロノブ)

早稲田大学、青山学院大学ほか非常勤講師。
比較文化(文学・動画)、博士(文学)。
早稲田大学文学研究科にて、藤本陽子指導の下、
博士論文「アトム・エゴヤン作品に見る
カナダのアルメニア人表象:
映画『アララトの聖母』を中心に」を執筆。

上記内容は本書刊行時のものです。