.
【利用可】
書店員向け情報 HELP
出版者情報
在庫ステータス
在庫あり
取引情報
取引取次:
ト・日 書店
子どもの文化 書店(直)
直接取引:あり
返品の考え方:
返品常時承諾しています。了解書が必要な場合、玉崎了解でご返品ください。
それはどっちだったか
原書: Which Was It? and “Indiantown”
発行:彩流社
四六判
縦195mm
横135mm
厚さ29mm
重さ 520g
480ページ
上製
定価
4,000円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2015年4月
- 書店発売日
- 2015年4月1日
- 登録日
- 2015年1月14日
- 最終更新日
- 2019年5月15日
書評掲載情報
2015-04-26 |
朝日新聞
評者: 星野智幸(小説家) |
MORE | |
LESS |
紹介
グロテスクで残酷な笑いと悪夢の物語──
マーク・トウェイン晩年の幻の「傑作」、本邦初訳!
南北戦争前のアメリカ南部の田舎町インディアンタウン。
〈嘘〉をつくことによって果てしなく堕ちていく町の名士。
恐怖と笑いが入り混じる独特の筆致で浮かび上がる、
トウェインの鋭い人間観察と、同時代アメリカへの批判的精神。
晩年期の1899~1906年にかけて長く断続的に書き継がれた
未発表作品『それはどっちだったか』。
19世紀の人種問題を背景の一部にした暗く苦い物語は、
一般的な明るいイメージのトウェイン像を大きく裏切る異色の作品であるが、
盛期から晩年に至る作家の歩みを凝縮した「隠れた代表作」と言える。
トウェインが執筆にかけた年数と分量から、無視できない作品であるにも
かかわらず、国内外で長く黙殺されているトウェインの幻の「傑作」を、
丁寧な「解説」とともに紹介する。
原型となった短編「インディアンタウン」(1899)も収録(本邦初訳)!
前書きなど
◉「ほんのヒトコト」
第30回 マーク・トウェイン〈新作〉?の魅力──里内克巳(マーク・トウェイン『それはどっちだったか』訳者)
版元から一言
(社)日本図書館協会 選定図書
◉書評……『週刊読書人』2015年4月24日/後藤和彦氏
……『朝日新聞』2015年4月26日/星野智幸氏
……『ミステリマガジン』2015年7月号/風間賢二氏
上記内容は本書刊行時のものです。