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哲学探偵ベルクソンの事件簿
- 出版社在庫情報
- 在庫僅少
- 初版年月日
- 2013年4月
- 書店発売日
- 2013年4月18日
- 登録日
- 2013年2月18日
- 最終更新日
- 2020年3月10日
紹介
もしもフランスの哲学者、ベルクソンが探偵だったら?!
ミステリーを楽しみながら、
ベルクソンの難しい哲学が分かってしまう…
【☞本書の特徴】
●舞台は20 世紀初頭のパリ。次々と起こる殺人事件に、当代一の頭脳の持ち主、
ベルクソンが挑む!! 楽しみながら哲学が分かる!
●お嬢さまのシモーヌ、そして、冷静沈着なベルクソンの有能な秘書、
アンナなどが、小説世界を盛り上げます!
●「古畑任三郎」や「刑事コロンボ」などを思わせるワクワクする構造。
最初に犯人を読者に提示しつつ、ベルクソンの哲学思想で事件の真相に迫る!
しかし、読者は、与えられた犯人とは違う結末も味わうこともある。
目次
第一話 「宇宙は持続する」(『創造的進化』)
第二話「意識は自らに焼き入れし、効果的な行動への準備をする」(「意識と生命」『精神のエネルギー』所収)
第三話 「空虚という表象は、つねに一つの充実した表象である」(『創造的進化』)
第四話 「無秩序は、いま一つの秩序の存在を示すものである」(『創造的進化』)
第五話「テレパシーが現実のものであるとすれば、それは自然なものである」(「〈生きている人のまぼろし〉と〈心霊研究〉」『精神のエネルギー』所収)
第六話 「現在の瞬間は、知覚をたえず記憶に映して動く鏡である」(「現在の記憶と誤った再認」『精神のエネルギー』所収)
版元から一言
ミステリーを読んで哲学が分かる・・・!!
「哲学ミステリー」登場!
☞「僕もさんざんぱら、新本格ミステリーを始め、ラノベも読み込んでますが、
この瀬名さんの書いたミステリーを読むや、ぜひ世に出してみたいと思ったのです。
ベルクソンという、僕も名前しか知らなかった哲学者の思想もミステリーを
読みながら分かってしまうというのだから、オススメしないわけにはいきません!」
(本書の担当編集者より)
上記内容は本書刊行時のものです。