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境界線上の文学 大石 和欣(編著) - 彩流社
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境界線上の文学 (キョウカイセンジョウノブンガク) 名古屋大学英文学会第50回大会記念論集 (ナゴヤダイガクエイブンガッカイダイゴジュッカイタイカイキネンロンシュウ)

文芸
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発行:彩流社
A5判
縦215mm 横155mm 厚さ22mm
重さ 470g
262ページ
上製
定価 3,000円+税
ISBN
978-4-7791-1865-4   COPY
ISBN 13
9784779118654   COPY
ISBN 10h
4-7791-1865-4   COPY
ISBN 10
4779118654   COPY
出版者記号
7791   COPY
Cコード
C0098  
0:一般 0:単行本 98:外国文学、その他
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2013年3月
書店発売日
登録日
2013年1月9日
最終更新日
2014年12月19日
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紹介

……階級、人種、異文化体験、政治力学、公共圏
ジェンダー、セクシュアリティ、エコロジー、テクスト構造……

越境でもなく、領域横断でもない。
錯綜する境界線上に踏み入り、英米文学の位相をうがつ。

中心が不在化し、異種混淆性(ハイブリディティ)が増殖する現代
境界線は不安定に揺れ、不可視に流転する。
変容し続ける英米文学の境界線の文化的・歴史的意義を照射する。

目次

第I部 移動する境界線
◉エピグラフという境界── T. S. エリオットの場合
  (山口 均/愛知学院大学教養部教授)
◉バーナムの森が動く──『マクベス』における祝祭と境界侵犯
  (滝川 睦/名古屋大学文学部教授)
◉ディケンズと衛生改革――『ドンビー父子』と『我らが共通の友』における汚染と浄化の境界
  (野々村咲子/岐阜工業高等専門学校准教授)
◉ベデカー言説は超えられるのか――「エンペドクレス館」に見るE. M. フォースターの反ツーリズム
  (平林美都子/愛知淑徳大学文学部教授)
◉詩的空間の拡大と変容――ワーズワスにおける精神の動態と功利の記号論
  (小口一郎/大阪大学言語文化研究科准教授)

第Ⅱ部 揺蕩う境界線
◉説明責任の耐えられない重さ──フランシス・バーニーの『セシーリア』における公/私の境界
  (大石和欣/東京大学大学院総合文化研究科准教授)
◉人間と動物の境界線上──ウルストンクラフトの女子教育と感受性
  (川津雅江/名古屋経済大学法学部教授)
◉奴隷制廃止論者ハリエット・マーティノーの『時の人』とジェンダーの境界
  (松本三枝子/愛知県立大学外国語学部教授)
◉踊る偶像――オスカー・ワイルドの『サロメ』におけるクイアな欲望
  (角田信恵/岐阜聖徳学園大学外国語学部教授)

第Ⅲ部 消えゆく境界線
◉消えるディストピア、復元される生――ナボコフの越境
  (中田晶子/南山大学短期大学部英語科教授)
◉アメリカからアメリカへ――『ブレイク』と越境革命
  (進藤鈴子/名古屋経済大学短期大学部教授)
◉メルヴィルの「独身者の楽園と乙女の地獄」に見られる楽園と地獄の境界線
  (林 姿穂/愛知大学助教)
◉アメリカン・ルネサンスと感傷小説の境界線──『ピエール、その曖昧さ』
  (斎木郁乃/東京学芸大学人文社会科学系准教授)

版元から一言

◉「名古屋大学英文学会会員」13 名による、
名古屋大学英文学会第50 回大会(2011 年)記念論集!

著者プロフィール

大石 和欣  (オオイシ カズヨシ)  (編著

東京大学大学院総合文化研究科准教授。

滝川 睦  (タキカワ ムツム)  (編著

名古屋大学文学部教授。

中田 晶子  (ナカタ アキコ)  (編著

南山大学短期大学部英語科教授。

上記内容は本書刊行時のものです。