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デルクイ 01 デルクイ編集部(編) - 彩流社
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デルクイ 01 (デルクイゼロイチ) 反体制右翼マガジン (ハンタイセイウヨクマガジン)
原書: del cuy 01

社会一般
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発行:彩流社
A5判
縦210mm 横148mm 厚さ14mm
重さ 280g
192ページ
並製
定価 1,500円+税
ISBN
978-4-7791-1563-9   COPY
ISBN 13
9784779115639   COPY
ISBN 10h
4-7791-1563-9   COPY
ISBN 10
4779115639   COPY
出版者記号
7791   COPY
Cコード
C0036  
0:一般 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
在庫僅少
初版年月日
2011年2月
書店発売日
登録日
2010年8月17日
最終更新日
2020年5月16日
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紹介

今ふうの在特会的な路線には乗れないタイプの右翼と、今ふうの「生きさせろ」的な路線には乗れないタイプの左翼と、さらには「ファシスト」を主要執筆陣に据えてお届けする“反体制右翼雑誌”、その名も『デルクイ』。“こっちがほんとの思想地図”!!

目次

在特会・批判派vs擁護派/左翼活動家の云いぶんを聞いてみる/がんばれ新右翼!! Sさんへの手紙/右翼こそグローバリズム批判を/反天皇制右翼!?/本当は左傾化している日本/我が国は天孫降臨以来の革命国家である/「生きさせろ」左翼は国家権力の手先/閉塞状況を突破するには「右翼版全共闘」しかない/ファシズムとは右翼と連帯するアナキズムである/自虐的左翼と他罰的右翼を乗り越えて/保守≠右翼

著者プロフィール

デルクイ編集部  (デルクイヘンシュウブ)  (

執筆者紹介
外山 恒一(トヤマコウイチ)
1970年生まれ。管理教育に反発して高校在学中に左傾するも、やがて左翼運動への内部からの批判者となって孤立し、03年にファシズム転向。07年の東京都知事選に立候補して、選挙制度を否定し「政府転覆」を呼びかける過激な政見放送がYouTubeなどを通じて広まり、ある種のネット・アイドルに。凡庸な左翼活動家時代の著作に『ぼくの高校退学宣言』(徳間書店・89年)、“異端的極左活動家”時代の著作に『校門を閉めたのは教師か』(駒草出版・90年)、『注目すべき人物』(ジャパンマシニスト社・92年)、『さよなら、ブルーハーツ』(宝島社・93年)など、ファシズム転向後の著作に『最低ですかーっ!』(不知火書房・04年)、『青いムーブメント』(彩流社・08年)など。我々団(九州ファシスト党)臨時総統。本誌の事実上の主幹。
千坂 恭二(チサカキョウジ)
1950年生まれ。高校在学中からアナキズム運動に参加し、「アナキスト高校生連合」や「大阪浪共闘」で活動。70年代初頭、新左翼論壇において“最年少のイデオローグ”として注目され、『歴史からの黙示』(田畑書店・72年)を著すも、次第に隠遁生活へと移行。長期にわたる沈黙を経て、08年頃から再び雑誌などに精力的に論文を発表しはじめ、“アナキスト的ファシスト”とも評される異端の過激論客として劇的な復活を果たした。“復活”後の主要論文に「連合赤軍の倫理とその時代」(情況出版『情況』・08年)、「一九六八年の戦争と可能性」(白順社『悍』・08年)、「革命は電撃的に到来する」(同・10年)など。
糸圭 秀実(スガヒデミ)
1949年生まれ。文芸批評家。学習院大学在学中に全共闘運動に参加、“外人部隊”として早大全共闘にも関わる。「日本読書新聞」編集長、日本ジャーナリスト専門学校講師などを経て、現在は近畿大学教授。『花田清輝~砂のペルソナ』、『複製の廃墟』、『小説的強度』、『詩的モダニティの舞台』、『文芸時評というモード』、『「超」言葉狩り宣言』、『日本近代文学の<誕生>』、『「超」言葉狩り論争』、『大衆教育社会批判序説』、『小ブル急進主義批評宣言』、『「帝国」の文学』、『革命的な、あまりに革命的な』、『JUNKの逆襲』、『1968年』、『吉本隆明の時代』など著書多数(につき版元等省略)。新左翼総体がなし崩し的に“社民”転向する中、非転向の全共闘ラディカリズムを掲げ続ける稀有な存在である。
中川 文人(ナカガワフミト)
1964年生まれ。法政大学在学中に、黒ヘル・ノンセクト勢力の首領として、同大を長年にわたり“恐怖支配”していた中核派との抗争を勝利に導く。89年の東欧革命の衝撃を留学先のレニングラード大学で体験。編集プロダクション「ヨセフ・アンド・レオン」社長。著書に『余は如何にしてイスラム教徒となりし乎』(IPC・87年)、『身近な人に「へぇー」と言わせる意外な話1000』(朝日文庫・03年)、『地獄誕生の物語』(以文社・08年)、『ポスト学生運動史』(彩流社・10年)など。10年12月、電子書籍出版社「わけあり堂」をオープン。
伊藤 秀人(イトウヒデト)
昭和46年生まれ。20代半ばで「超国家主義『民族の意思』同盟」に加盟し、並行して同組織メンバーだった雨宮処凛氏と右翼パンクバンド「維新赤誠塾」を結成。雨宮氏を主人公としたドキュメンタリー映画『新しい神様』にも準主役として出演した。現在も一人で「維新赤誠塾」名義での音楽活動を続けている。
今川 修二(イマガワシュウジ)
1972年生まれ。広島修道高校在学中に「全国高校生会議」に参加し、その主要な活動家の一人となった。90年代半ば、草サッカー中のケガが原因で闘病生活に入り、政治的な運動を離れる。現在は東京都職員。
牛嶋 徳太朗(ウシジマトクタロウ)
昭和26(1951)年生まれ。新右翼運動の草創期に「日本学生会議」の機関紙編集長を務め、当時から「ファシズム」を掲げた。“昭和維新派”の立場から早大全共闘にも参加、1970年代前半の反核防(核拡散防止条約)闘争における中心的活動家の一人でもあった。90年代に、戦前のファシズム団体「東方会」の機関誌『東大陸』を関係者の承認のもと継承・復刊した他、ドイツなどヨーロッパの新右翼運動との連帯も模索している。西日本短期大学教授。
大石 規雄(オオイシノリオ)
昭和44年生まれ。20歳前後から、自身の立ち位置は一貫して右翼側に置きながら、左右のさまざまの運動に参加。「対米自立」と「アジア主義」を掲げ、アジア各地の少数民族独立運動や民主化運動との連帯を模索する正統派右翼でありながら、「ヤクザ右翼」「任侠右翼」にも理解を示す。近年は「右からの在特会批判、排外主義批判」の急先鋒としても注目されている。「群青」のハンドルネームで、mixi上で「北朝鮮民主化運動」、「きれいごと保守」、「右からのパレスチナ問題」、「フリチベ不良派」などのコミュニティを主宰。
小野 俊彦(オノトシヒコ)
1975年生まれ。九州大学の院生時代に突如として左傾し、運動デビュー。06年に「フリーターユニオン福岡(fuf)」を旗揚げし、その中心的な活動家として若い左翼シーンで名を馳せた。主な雑誌論文に「『プレカリアート』に工作を」、「『フリーター』から『民衆』へ」、「政治とは……」(いずれも白順社『悍』・08年~10年)など。10年2月にfufを脱退して以来、新たな展開をめざして個人的模索の日々を送る、目下“迷える左翼過激派”。
金子 宗徳(カネコムネノリ)
昭和50年生まれ。京大在学中に「国家としての『日本』――その危機と打開への処方箋」で第3回読売論壇新人賞優秀賞を受賞。姫路獨協大学講師を経て、現在は里見日本文化学研究所主任研究員、日本国体学会理事などを務め、国体学会が発行する月刊誌『国体文化』などを中心に精力的に研究・執筆活動を続けている。
金友 隆幸(カネトモタカユキ)
昭和60年生まれ。国士舘大学在学中に「皇国史観研究会」の代表を務めながら、「統一戦線義勇軍」や「維新政党・新風」の活動に参加。“街宣王子”の愛称でも知られる。平成22年7月、確信犯的な排外主義団体「新攘夷運動・排害社」を結成し、左翼はもちろん右翼の良識派からも非難の集中砲火を浴びているところ。
佐藤 悟志(サトウサトシ)
1965年生まれ。高校時代に新左翼「戦旗派(荒派)」に加盟するも、86年に脱退。88年、当時の首都圏の若い左翼ラディカリストの結集軸となっていた「反天皇制全国個人共闘〈秋の嵐〉」に参加。90年代には新旧の右翼運動との関係を深めながら、売春婦の人権擁護や、北朝鮮民主化支援、新左翼重鎮への批判など、独自の活動を展開する過程で「反天皇制右翼つまりファシスト」と自称しはじめた。共著に『売る売らないはワタシが決める』(ポット出版・00年)。政治結社「青狼会」総統。
藤村 修(フジムラオサム)
昭和45年生まれ。大学時代に一水会福岡支部の活動に(少し)参加した、自称「行動しない保守」。とくにこれといった活動歴がないので些末な情報を付け加えておくと、「皇室さえ安泰なら日本なんかどうなってもいい」とまで云う狂信的天皇主義者であると同時に、「日本は中島みゆきを中心とした神の国である」とまで云う狂信的中島みゆき主義者。さまざまの底辺労働を転々としたのち、現在は主に予備校講師。
三浦 小太郎(ミウラコタロウ)
1960年生まれ。90年代半ば頃から「RENK(救え!北朝鮮の民衆/緊急行動ネットワーク)」東京支部で活動し、現在は「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」代表を務めるなど、主に北朝鮮民主化や脱北者支援の運動に取り組む。『諸君!』、『正論』、『別冊宝島』などに評論を寄稿し、01年1月、『嘘の人権 偽の平和』(高木書房)を上梓。
宮沢 直人(ミヤザワナオト)
1955年生まれ。80年代末の反原発運動の高揚における最左派の青年グループ「札幌ほっけの会」の中心的活動家の一人。90年代以降は、エスペラント語の利点を活用して世界各地のアナキズム運動や反グローバリズム運動、少数民族運動などとの交流を続け、08年の洞爺湖サミットでは、世界各地・日本全国からの反対運動の受け入れでも中心的な役割を担った。「北海道自由エスペラント協会」代表。

上記内容は本書刊行時のものです。