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明治・大正・昭和の大衆文化
「伝統の再創造」はいかにおこなわれたか
発行:彩流社
四六判
320ページ
並製
定価
2,200円+税
- 出版社在庫情報
- 品切れ・重版未定
- 初版年月日
- 2008年3月
- 書店発売日
- 2008年3月21日
- 登録日
- 2010年2月18日
- 最終更新日
- 2022年12月2日
紹介
古いものは、意外に新しい! 明治・大正・昭和期の探偵小説、少年漫画、婦人雑誌、演劇、パンク・ロックなどを通して、「古さ」と「新しさ」のイメージの落差を過去の大衆文化がいかに巧みに操作しているかを探る論考。
目次
★〈収録内容〉
序 章 「伝統の再創造」――誰が、なぜ、どのよ うに? 日比野啓
第一章 帝都騒然 探偵実話 ピストル強盗を捕縛せ よ! 浜田雄介
第二章 少年漫画の誕生とその変貌についての一考察
~街頭紙芝居の『墓場奇太郎』はなぜ『ゲゲゲの鬼 太郎』へと変貌を遂げたのか~ 本間正幸
第三章 一九二〇年代日本・都市と女性 バーバラ・佐藤
第四章 曽我廼家五郎の実験演劇 日比野啓
第五章 『芸道もの』としての新劇 神山彰
第六章 メジャー・レーベルと契約した日本最初の あのパンク・ロック・バンドの一九八〇年の
デビュー・アルバムから二〇〇六年の結成二六周年 記念ボックス・セットにおよぶ
音源・映像・談話・記事を概観し、いまだCD音源化されな い最初期音源を手がかりに、
輸入文化であるロックないしパンク・ロックがいかに日本人の誠実な自己表現となりえたか
をさぐる日本文化論 源中由記
上記内容は本書刊行時のものです。