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a:9:{s:12:"shoshi_title";s:40:"ケベックの生成と「新世界」 ";s:11:"shoshi_isbn";s:17:"978-4-7791-1241-6";s:16:"shoshi_publisher";N;s:11:"description";s:305:"ミクロの視座に立つ多くの研究を踏まえ、その上で想像力を駆使しマクロな新視点に基づく研究を具現化。「比較歴史学」が切り拓く新たな地平。「カナダ総督賞」(2000年度)、「カナダ首相賞審査員特別賞」(2006年)受賞。";s:6:"author";s:52:"ジェラール・ブシャール(著/文)…他6名";s:10:"publishers";s:9:"彩流社";s:9:"publisher";N;s:9:"productor";s:9:"彩流社";s:12:"release_date";i:1176217200;}

ケベックの生成と「新世界」 「ネイション」と「アイデンティティ」をめぐる比較史

ジェラール・ブシャール(著), 竹中 豊(監修・責任編集), 丹羽 卓(監修・責任編集), 立花 英裕(訳), 柴田 道子(訳), 北原 ルミ(訳), 古地 順一郎(訳)
発行:彩流社

A5判   575頁  上製
定価 5,000円+税

ISBN 978-4-7791-1241-6   C0022
在庫あり(出版社情報)

奥付の初版発行年月 2007年4月
書店発売日 2007年4月11日

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紹介

本書の問題意識は、ケベックにおけるネイションとそのアイデンティティの生成の分析を基調としている。と同時に、他の新世界における「ネイション」との比較研究にある。両者に通じる座標軸は、歴史学と社会学にある。そしてケベックとの比較対象とされる地域は、英語系カナダ、アメリカ合衆国、ラテンアメリカの国々、オーストラリア、およびニュージーランドである。これらの地域は、ケベックを含めていずれもヨーロッパ人による植民活動をきっかけに形成された、という意味での「新集合体」とされる。こうした国々との多面的な相互比較を通して、特定地域のみに焦点をあてた個別研究では得られない成果、すなわち相対的な洞察、広い知見、および新しい発想が読みとれる。それは、比較歴史学の切り拓く地平がいかに有望であるかの実証でもあろう。(「監修者あとがき」より)

著者プロフィール

ジェラール・ブシャール(ブシャール,ジェラール)

Gerard Bouchard 1943年カナダ・ケベック州シクチミ生まれ。カナダのみならず国際的に著名な歴史学者・社会学者。ラヴァル大学大学院で社会学修士を取得。短期間、母校で教鞭をとる。その後、パリ大学(ナンテール校)に留学し、同大学より歴史学博士号を取得。その後、故郷のケベック大学シクチミ校に着任し、以後、今日までここを拠点として精力的に研究を続けている(著書29冊、学術論文255本、2006年6月現在)。ケベック州のマギル大学及びニュー・ブランズウィック州のモンクトン大学から名誉博士号を授与され、受賞歴は数多い。

竹中 豊(タケナカ ユタカ)

1945年和歌山県生まれ。中央大学大学院文学研究科修了。現在、カリタス女子短期大学言語文化学科教授。日本カナダ学会(理事)。著書:『概説カナダ史』(共著、有斐閣、1984年)『カナダ 大いなる孤高の地ーカナダ的想像力の展開ー』(彩流社、2000年度カナダ首相出版賞受賞)『南北アメリカの500年ー「他者」との遭遇ー』(共著、青木書店、1992年)『史料が語るカナダ1535-1995』(共著・日本カナダ学会編、有斐閣、1997年)『カナダを知るための60章』(共著、明石書店、2003)Exploring Canadian Identities, 共著:Wydawnictwo Uniwersytetu Mikalaja Kopernika,Poland,2002。論文:「ヌーヴェル・フランス史における西部進展」(『カナダ研究年報』第2号、1980)「カナダ:神話不在の文学的世界?」(『カナダ文学研究』第8号、2000)。

丹羽 卓(ニワ タカシ)

1954年生まれ。金城学院大学文学部言語文化学科教授。専門分野、言語学 社会言語学。
著書:『フランス語中級文法 第ニ版』(共著、白水社、1991)『言語の深層を探ねて』(共著、英潮社、1996)論文:「ケベック州フランス語憲章制定20周年」(『金城学院大学論集(英米文学編)第39号』、1998)「ケベックの新しいアイデンティティに向けて」(『金城学院大学論集(英米文学編)第44号』、2003)「ラローズ報告にみるケベックの言語文化的状況と未来への志向」(『金城学院大学論集(英米文学編)第45号』、2004)「カナダ連邦のバイリンガリズム」(『金城学院大学論集(英米文学編)第41号』、2000)「ベルギー —言語対立を乗り越えようとする国—」(『金城学院大学論集(英米文学編)第42号』、2001)等がある。

立花 英裕(タチバナ ヒデヒロ)

早稲田大学法学部教授、日本フランス語教育学会会長。著書:La Modernité française dans l’Asie littéraire ーChine,Coree,Japon-,(共著,PUF,France,2004)。論文:「ケベック、表象とアイデンティティ」(『フランス語教育』第32号、2004)。翻訳:『危険な純粋さ』(ベルナール=アンリ・レヴィ著、紀伊國屋書店、1996)『月光浴ーハイチ短篇集』(共編共訳、国書刊行会、2002)『知識人の時代』(ミシェル・ヴィノック著、共訳、紀伊國屋書店、2007)。

柴田 道子(シバタ ミチコ)

金城学院大学文学部教授。翻訳『フランス幻想文学史』(マルセル・シュネデール著、共訳、国書刊行会、1987)『ギロチンの祭典 死刑執行人から見たフランス革命』(モニク・ルバイイ著、共訳、ユニテ、1989)『ニッポン』(ジャン・ボードリヤール他著、共訳、リブロポート、トラヴェルス叢書5、1990)『衛生博覧会』(ドクター・カバネス著、共訳、ユニテ、1992)。

北原 ルミ(キタハラ ルミ)

金城学院大学文学部専任講師。論文:"Comment dire La "vérité"en 1938-"Scandale de la vérité"de Georges Bernanos"(『日本フランス語フランス文学学会誌』82号、2003)「ジュリアン・グリーンの小説技法ー初期一人称小説における「私」の力学ー」(『金城学院大学論集(人文科学編)』第2巻第2号、2006)翻訳:Kono Taeko"Une littérature du manque d'amour?"(Europe,Tanizaki特集号、2001)「ポール・クローデルと日本ー霊的および美的影響ー」(ドミニック・ミエ=ジェラール著、『神戸海星女学院大学研究紀要』フランス語フランス文学科特別号、2004)。

古地 順一郎(コヂ ジュンイチロウ)

オタワ大学政治学部博士課程在籍。翻訳:「地域国家の誕生かーケベック」(アラン・G・ガニョン著、岩崎正洋(編)『かわりゆく国家』、一芸社、2002)。

上記内容は本書刊行時のものです。