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広州夜話
発行:幻冬舎ルネッサンス
四六判
336ページ
定価
1,500円+税
- 書店発売日
- 2013年8月29日
- 登録日
- 2015年8月13日
- 最終更新日
- 2015年8月13日
紹介
広州にある日本人向けカウンターバー「羊城(ヤンチャン)」。単身赴任中の筆者は毎夜バーを訪れ、そこで働く中国娘・李利と軽妙な会話を楽しむ。話題は、現在でもなお中国で愛されている漢詩の世界や、食文化、暮らしぶり、考え方など多岐にわたる。そこからは見えてくるのは、ごく一般的な中国人たちの、健気で逞しく心豊かな姿だ。主人公は中国への理解を深めていくうちに、聡明で真直ぐな李利にも惹かれはじめ……。中国にまつわる薀蓄をストーリー仕立てで楽しく学べるオムニバス。
[内容一例]
◎広州の春は蚊の季節。孟浩然の有名な詩が現地では、
「春眠不覚暁(春眠あかつきを覚えず)
処処蚊子咬(あちこち蚊に食われる)」
の替え歌で流布。
◎中国式食べ合わせでは、ほうれん草と豆腐を一緒にとると食あたりを起こす
◎ほうれん草と豆腐を一緒にとると食あたりを起こす
◎餃子は別離のときに食べるもの、歓迎会では食べてはいけない
◎親指を立てるポーズは「大便をする」の意
◎「東洋」という言葉は日本の蔑称 ……ほか
上記内容は本書刊行時のものです。