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取引情報
うみがめぐり -自然をみつめる絵本-
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2017年4月
- 書店発売日
- 2017年4月28日
- 登録日
- 2017年3月2日
- 最終更新日
- 2020年12月1日
紹介
ーこの瞬間の、世界のどこかの海のいまー
旅にでた ウミガメのこどもたち
そこで出会うのは さかなにさかな あとさかな
鳥やクジラも ピーカラルララ 歌ってる
たべるというのは いのちをすこしの間 かりること
いつか かならずかえすもの
描かれた22種,2196匹が織りなす海の生態系が切り取ったのは,
いのちをめぐるかれらの”いまの日常”。
自然からまなび,こどもといっしょに考える絵本。
巻末にウミガメの生態解説やミニ図鑑を収録。
知れば知るほど,彼らの"いつも"が見えてくる。
●著者コメント●
砂浜にうめられているのは,100個ほどからなるウミガメの卵のかたまりです。
地上に出たウミガメの子どもは,「フレンジー」という興奮状態になり,
丸一日,不休不眠で天敵の少ない外洋を目指します。
単にウミガメといえば知らない人はいませんが,その生態はじつは多くの謎につつまれています。。。
人間の活動で数を減らしたウミガメなど多くの海洋生物は,そのすべての種が絶滅危惧種に指定されています。
原因・対策はさまざまですが,何よりも大切なことは,まず彼らの「くらし」を知ることです。
そのなかで,どんな視点で彼らを,そして僕ら自身をみつめればいいんだろう。
自然から遠ざかりつつある,今のこどもたちにこそ読んでほしい絵本です。
前書きなど
浜辺で生まれた小さなウミガメの赤ちゃんが,海を目指すところから物語ははじまります。カツオドリ,マグロ,クジラーーーウミガメの赤ちゃんは,いろんな生き物に食べられてその数を減らしながらも,懸命に“海”の中を進んでゆきます……。
生きるってなんだろう。海ってなんだろう。いのちって,なんだろう?
版元から一言
新鋭の動物画家・絵本作家であるかわさきしゅんいちの,“いのち”あふれるデビュー作!!
生まれたばかりの小さなウミガメを主人公に,一生懸命に生きる生き物たちの姿を圧倒的な画力で描いた本作。
海の生物多様性をテーマに,「たべる意味・たべられる意味」を考えさせられます。魚類をはじめとした多種の生き物の生態描写も必見!
上記内容は本書刊行時のものです。