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出版者情報
「新しい働き方」の経済学
アダム・スミス『国富論』を読み直す
発行:現代書館
四六判
232ページ
定価
2,200円+税
- 書店発売日
- 2017年10月17日
- 登録日
- 2017年7月29日
- 最終更新日
- 2017年10月11日
書評掲載情報
2018-02-24 | 日本経済新聞 朝刊 |
2018-01-14 |
毎日新聞
朝刊 評者: 松原隆一郎(東京大学教授・社会経済学) |
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紹介
アダム・スミスの『国富論』は、「神の見えざる手」というフレーズのインパクトもあいまって常に注目され続けている。本書は、グローバル社会における経済、貿易、政治を検討する際のアイデアとして『国富論』を参照すると同時に、「労働」を考え直すことに最大の比重を置いた。「働き方」が官民挙げて見直されている昨今、本書では企業(株式会社)という形態を経済学史的視点から考え、従来とは違った発想による「新しい企業」の可能性にまで踏み込んでいる。また、「競争」が持つ複雑な仕組みを考えながら、資本主義経済の矛盾をつき、企業のあり方、そしてそこで働き方まで考察の範囲を広げた「経済学をベースとした労働論」となっている。
上記内容は本書刊行時のものです。