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『写真週報』とその時代(上) 戦時日本の国民生活

歴史・地理 ラノベ

玉井 清(著/文 | 編集)
発行:慶應義塾大学出版会

A5判   368頁 
定価 3,400円+税

ISBN 978-4-7664-2435-5   C3021

書店発売日 2017年7月22日
登録日 2017年6月26日

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書評掲載情報

2017-10-08 朝日新聞  朝刊
評者:保阪正康(ノンフィクション作家)
2017-10-01 読売新聞  朝刊
評者:安藤宏(東京大学教授、国文学者)

紹介

▼戦時のグラフ雑誌『写真週報』から当時の世相を読み解く!
▼画像をふんだんに紹介しながらテーマ別にアプローチ。
▼上巻は、国民生活を中心に構成。

戦時中、政府のプロパガンダを国民にわかりやすくアピールする目的で、昭和13年2月から20年7月まで発行されていた国策グラフ雑誌 『写真週報』。当時掲載された350点を超える画像を紹介しつつ、「食糧」「健康増進」「戦局報道」等テーマ別のアプローチにより、そこから読みとれる当時の政策、国民の生活や意識を立体的に描き出す。

上巻では、『写真週報』の創刊事情をまず詳述し、食糧や物資の徴用、労務動員など、モノから人へと広がった動員に『写真週報』が果たした役割と、国民生活の変容の実態を明らかにする。

目次

はじめに(玉井 清)

<b>第一章 国民を動員せよ</b>――国策グラフ誌『写真週報』の誕生(清水唯一朗)
 一 『写真週報』はどのように作られたのか
 二 『写真週報』の誌面構成とその変遷
 三 『写真週報』はどのように読まれたのか

<b>第二章 食糧増産、供出せよ</b>――食糧事情の逼迫と食糧管理の強化(小田義幸)
 一 供給不安の払拭と節米意識の浸透
 二 全国民への食糧増産奨励と戦時食生活の浸透
 三 国民皆農と自力更生の徹底

<b>第三章 ぜいたくは敵だ</b>――貯蓄節約の奨励(小田義幸)
 一 民需抑制意識の涵養
 二 戦時意識の扶植と戦時経済への協力要請
 三 犠牲的耐乏生活の実践

<b>第四章 運べよ物資、耐えよ混雑</b>――輸送力増強とその限界(小田義幸)
 一 アジアへ翼を広げる航空日本への理解醸成
 二 持続的な海上輸送確保に対する協力の要請
 三 陸運統制による利便性後退とその甘受
 四 旅客輸送制限の徹底と正当性強調

<b>第五章 産めよ増やせよ 鍛えよ体</b>――健民運動の変容(奥健太郎)
 一 体力向上
 二 病気予防
 三 人口増産

<b>第六章 工場へ、工場へ</b>――労務動員政策の展開(奥健太郎)
 一 労務問題の浮上――昭和一三年~一五年
 二 労働力不足の深刻化――昭和一六年~一八年前半
 三 労務動員の全面化――昭和一八年後半~一九年七月
 四 崩壊する戦時体制――昭和一九年七月~終刊

<b>第七章 学校を動員せよ</b>――児童学徒の報国精神(奥健太郎・靏岡聡史)
 一 学徒勤労動員
 二 兵力動員
 三 科学・航空教育

<b>第八章 女性も戦おう</b>――銃後の女子の勤労奉仕(奥健太郎)
 一 銃後を守る農村女性の顕彰――昭和一三年~一五年
 二 「国民皆労」と「人口増産」の中で――昭和一六年~一八年前半
 三 女性動員のための大量宣伝――昭和一八年後半~一九年三月
 四 精神主義への傾斜――昭和一九年四月~終刊

 注
 あとがき(玉井 清)
 図版一覧
 索引

著者プロフィール

玉井 清(タマイ キヨシ)

玉井 清
慶應義塾大学法学部教授。法学博士。
1959年生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程修了。
主要業績に、『第一回普選と選挙ポスター』(慶應義塾大学法学研究会、2013年)、『原敬と立憲政友会』(慶應義塾大学出版会、1999年)、『帝大新人会研究』(共著、慶應義塾大学法学研究会、1997年)、『満州事変の衝撃』(共著、勁草書房、1996年)、『大麻唯男』(共著、財団法人櫻田会、1996年)など。

上記内容は本書刊行時のものです。