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経営人材を育てる! 慶應義塾大学ビジネス・スクール(著) - 慶應義塾大学出版会
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【利用不可】

経営人材を育てる! (ケイエイジンザイヲソダテル) ― CEO人材欠乏症の日本を変える (シーイーオージンザイケツボウショウノニホンヲカエル)

社会科学
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四六判
264ページ
並製
定価 1,800円+税
ISBN
978-4-7664-2096-8   COPY
ISBN 13
9784766420968   COPY
ISBN 10h
4-7664-2096-9   COPY
ISBN 10
4766420969   COPY
出版者記号
7664   COPY
Cコード
C0034  
0:一般 0:単行本 34:経営
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2013年10月1日
書店発売日
登録日
2013年9月10日
最終更新日
2013年10月21日
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紹介

▼失われた20年――
日本のビジネスはグローバル化の波に乗り遅れている。
この国に足りないのは経営人材。
CEOを量産する慶應ビジネス・スクールが生み出す
「地球を眺めてビジネスを創造する人材」とは?
▼リーダーシップ、グローバル人材、起業家精神、日本企業の国際化など、いま話題のイシューについて第一線の研究者が最新の議論を展開し、これからの時代にあるべき経営と人材像を提示する。

目次

 Ⅰ部 グローバル化と経営教育

1 グローバル化とは何か
  心地よい国内志向のメンタリティを脱却できるか/アジアへの甘い期
  待と大きな誤解
  イノベーションは会議室で死ぬ/二番手のイノベーション/日本人は
  議論好きか?
  全体最適、全体無難/経営者は議論をリードせよ!/リーダーに必要
  なのは構想力
  リーダーは人材教育に力を注げ!/経営は若いうちにさせろ!/経営
  者は割に合う?
  アントレプレナーとイントラプレナーは補完する/海外で働く未来の
  リーダーたち
  ビジネススクールを夢の発信拠点に!

2 ビジネススクールのミッション
  ■KBSにみるビジネス教育の三〇年
 時代を反映するKBS受験者数/ビジネス教育のすそ野は広がっている?
 ますます強まる経営教育へのニーズ
  ■これからKBSが果たす役割
 社会に発信するビジネススクール/サイエンス&アート/ケースメソッ
 ドの効用
 OJTとOffJT
  ■グローバル化への途
 日本のビジネススクール、アメリカのビジネススクール
 デファクト言語・英語にどう対応するか/フルタイムMBA、パートタ
 イムMBA
 社会に開かれた経営教育を

 〈ビジネス研究の最新動向〉
  生産・オペレーション 会計 財務
  マーケティング 組織・マネジメント 情報・意思決定
  経営環境 総合経営

 Ⅱ部 これからのビジネスを考える

3 新たな時代を切り開く企業戦略・リーダーシップ
  今、何が問われているのか/問題の本質/原則に立ち戻った「問い」
  不振企業を立て直すということはどういうことか?――企業再建で考
  えるべき問題
  企業の成長を持続させるとはどういうことか?――成長マネジメント
  で考えるべき問題
  日本企業にとってグローバル化とはどういうことか?――これからの
  グローバル経営で考えるべき問題
  未来を追求し続ける――分科会を終えて

4 起業家という生き方
  失われた二〇年の中で/イノベーションとベンチャーが果たす役割
  ベンチャーの定義と日本の低い起業率/低いベンチャーの成功確率
  「一流企業の会社員」というリスク/起業家たちの至福/ビジネスス
  クールでの学びと効用
  教師との出会いと触発/大企業に眠る経営資源の山/大企業というイ
  ンキュベーション装置
  イントラプレナーという生き方もある!/羽ばたけ! 経営教育

5 グローバル・ビジネスを成功させる人と組織
  ――グローバル人材は二種類の人々で構成すべき
  はじめに――グローバル人材という言葉遣い/KBSコンファレンス第
  2分科会
  仮説のスケッチ/パネラーの高い多様度が意味するもの
  フロアとのディスカッション/文献研究によるパネル後の仮説磨き上
  げ
  コンティンジェンシー理論――分化と統合/グローバル・ビジネスの
  現場が求める「分化」
  そもそも分化が必要となる根本理由――「必要多様度の法則」
  システム理論は「統合」について何を語っているか
  サイモンの限定合理性理論が示唆するもの/行動の統合をもたらす機
  構
  ある参加者からの事例提供/「組織OS」という考え方/
  おわりに――仮説の提示

6 身の丈に合った日本企業の国際化とは
  スタンダードを超えて、多様性に賭けよ!/日本企業のグローバル化
  を阻む三つの壁
  新興国で奮闘する起業家から見た日本企業/新興国市場での競争優位

7 クールジャパンの可能性
  ――日本の産業のソフト競争力を考える
  何を語るべきか、それが問題だ/クールジャパンについて何を語るべ
  きか
  デザイン業界の国際競争力/ソフトパワーと日本のコンテンツの未来
  クールジャパンは文化の奥底から湧き出る/イギリスが起源のクール
  ジャパン
  クールジャパンを日本の力に/ハリウッド型とPerfume型/クール
  ジャパンとマネタイズ
  きゃりーぱみゅぱみゅは巧みな切り花/コンテンツの充実がマネタイ
  ズを阻む
  愛があれば我慢できる/こだわらずに、そして貪欲に

  おわりに
  執筆者紹介

著者プロフィール

慶應義塾大学ビジネス・スクール  (ケイオウギジュクダイガクビジネススクール)  (

河野宏和(慶應義塾大学大学院経営管理研究科委員長/教授)〔はじめに、第2章〕
山根 節(編集委員代表/慶應義塾大学大学院経営管理研究科教授)〔第1章、第2章、第4章、おわりに〕
岡田正大(編集委員/慶應義塾大学大学院経営管理研究科教授)〔第1章、第2章〕
清水勝彦(慶應義塾大学大学院経営管理研究科教授)〔第1章、第3章〕
池尾恭一(慶應義塾大学大学院経営管理研究科教授)〔第2章〕
髙木晴夫(慶應義塾大学大学院経営管理研究科教授)〔第5章〕
磯辺剛彦(慶應義塾大学大学院経営管理研究科教授)〔第6章〕
小幡 績(慶應義塾大学大学院経営管理研究科准教授)〔第7章〕

追記

〈コンファレンス チェア/パネラー〉
杉田浩章(株式会社ボストン コンサルティング グループ シニアパートナー&マネージング・ダイレクター・オブ・ジャパン)〔第3章〕
堀 雅寿(ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社代表取締役社長)〔第3章〕
笹沼泰助(アドバンテッジパートナーズ有限責任事業組合代表)〔第4章〕
畑野仁一(株式会社ネットマイル代表取締役CEO)〔第4章〕
新井豪一郎(アルクテラス株式会社代表取締役社長)〔第4章〕
丸山健一(五稜化学株式会社代表取締役社長)〔第4章〕
梅田一郎(ファイザー株式会社代表取締役社長)〔第5章〕
八木エドワード(南山大学ビジネススクール教授)〔第5章〕
横手仁美(国連WFP協会理事)〔第5章〕
朴 晙榮(欧州復興開発銀行高級投資理事、Senior Investment Officer)〔第5章〕
山田邦雄(ロート製薬株式会社代表取締役会長(CEO))〔第6章〕
牧野成史(香港中文大学教授)〔第6章〕
石川 幸(A.I. Global Sun Partners Joint Stock Company創業者・共同経営者)〔第6章〕
首藤明敏(株式会社博報堂コンサルティング代表取締役社長)〔第7章〕
小川 亮(株式会社アイ・コーポレーション代表取締役社長)〔第7章〕
若山泰親(モード・フィルム株式会社代表取締役社長)〔第7章〕

上記内容は本書刊行時のものです。