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サイバーナイフで治療する脳・頭蓋骨・頭蓋底・脊椎のがん転移=腫瘍の制御・縮小と症状の改善・回復を目指す= 宮﨑紳一郎(著/文) - 近代セールス社
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サイバーナイフで治療する脳・頭蓋骨・頭蓋底・脊椎のがん転移=腫瘍の制御・縮小と症状の改善・回復を目指す= (サイバーナイフデチリョウスルノウ・ズガイコツ・トウガイコツ・トウガイテイ・セキツイノガンイテン)

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B5判
96ページ
価格 2,400円+税
ISBN
978-4-7650-2193-7   COPY
ISBN 13
9784765021937   COPY
ISBN 10h
4-7650-2193-9   COPY
ISBN 10
4765021939   COPY
出版者記号
7650   COPY
Cコード
C2033  
2:実用 0:単行本 33:経済・財政・統計
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2020年10月8日
書店発売日
登録日
2020年9月2日
最終更新日
2020年11月11日
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紹介

サイバーナイフによる定位放射線治療シリーズの第7弾!
 本書は、脳、頭蓋骨、頭蓋底、脊椎の各部位の転移性がん病巣の治療において、比較的がん転移のサイズ、体積が大きく、従来は手術での治療が必要と考えられてきた病変について、サイバーナイフによる治療例を取り上げています。

 定位放射線治療は、サイバーナイフの開発により、動態追尾、画像誘導の方法が考案、採用されたことで、治療できる部位は、脳から頭頸部、体幹部全体に拡がりました。治療は可能な限り病変を正確にとらえ、周辺の温存すべき正常組織を守りつつ、丁寧に分割して行うものです。そして「画像上確認できないものは予防的に照射しない」すなわち、予防的な治療に配慮しないという原則に沿って実行されています。

 本書は、定位放射線治療によるがん治療が“道具”の工夫と開発により脳転移の治療から、次第に頭蓋骨、頭蓋底、脊椎のがん転移へと応用されていることに興味を持たれた方々の、理解を助ける材料となることを目指しています。

目次

第Ⅰ部 脳・頭蓋骨・頭蓋底・脊椎のがん転移とサイバーナイフ治療

 1.脳・頭蓋骨・頭蓋底・脊髄・脊椎の仕組み
 2.転移性脳腫瘍、頭蓋骨・頭蓋底転移、脊椎転移
 3.サイバーナイフによる定位放射線治療
 4.サイバーナイフの治療実績
 Column 1 サイバーナイフの開発者;ジョン・アドラー教授からのメッセージ

第Ⅱ部 転移性腫瘍へのサイバーナイフ治療
 第1章 脳への転移、転移性脳腫瘍
  1.小脳、脳幹部への転移性腫瘍の治療
  症例①転移性小脳腫瘍
  (小細胞肺がんの小脳転移/乳がんの小脳転移)
  症例②転移性脳幹部腫瘍
  (小細胞肺がんの転移性脳幹部腫瘍(橋)/肺腺がんの転移性脳幹部腫瘍(延髄))
  2.症候性脳転移の治療
  症例①それぞれの部位の症候性脳転移
  (肺腺がんの前頭部などの多発脳転移/子宮体がんの右前頭頭頂葉の転移性脳腫瘍/乳がんの左前頭葉運動領の転移性脳腫瘍/子宮体がんの右前頭葉運動領の皮質下転移/乳がんの右後頭葉の硬膜下転移(全9症例)
  症例②各種の原発がんからの転移性脳腫瘍
  (肺扁平上皮がんの第3脳室転移/腎がんの左前頭葉(運動領)転移/甲状腺濾胞がんの左前頭葉転移/甲状腺乳頭がんの左前頭葉転移/肝臓がんの右後頭葉転移/乳がんの右後頭葉転移)(全11症例)
  症例③のう胞性の転移性脳腫瘍や脳室内の転移性脳腫瘍
  (卵巣がんの転移性脳腫瘍/乳がんの大きな転移性脳腫瘍)
  症例④転移性脳下垂体腫瘍
  (甲状腺濾胞がんの脳下垂体転移/耳下腺がんの脳下垂体転移)
 Column 2 放射線脳壊死とアバスチンの効果

 第2章 頭蓋骨・頭蓋底転移と頭蓋外より連続して進展するがん
  症例①頭蓋骨への転移
  (乳がんの頭蓋骨転移/甲状腺濾胞がんの頭蓋骨転移/子宮体がんの術後頭蓋骨転移)
  症例②頭蓋底への転移
  (肺腺がんの眼窩部転移/腺様嚢胞がんの眼窩部転移/肺扁平上皮がんの頭蓋底転移(眼窩内への浸潤)/甲状腺乳頭がんの傍鞍部転移/トルコ鞍部の神経内分泌腫瘍/蝶形骨洞よりトルコ鞍部のがん肉腫/乳がんの海綿静脈洞部転移/腺様嚢胞がんの三叉神経ガッセル節部への進展)(全13症例)
  症例③頭蓋外の隣接するがんが連続して頭蓋底に進展したがん
  (蝶形骨洞がんのトルコ鞍上部進展/上咽頭がんの頭蓋底斜台進展/嗅神経芽細胞腫の頭蓋底進展/上咽頭がんの頭蓋底斜台進展)
  症例④頭蓋底に隣接するがん転移
  (甲状腺乳頭がんの右ルビエールリンパ節転移/甲状腺乳頭がんの左ルビエールリンパ節転移/肺腺がんの転移性頸髄腫瘍)
  Column 3 錐体斜台部の頭蓋底転移、外転神経麻痺とドレロ管
  Column 4 サイバーナイフの少数回分割定位放射線治療

第3章 脊椎、脊髄神経に転移したがん
  (乳がんの頸椎転移/乳がんの腰椎転移/子宮頸がんの胸椎転移/腎がんの胸椎転移/肺腺がんの胸椎転移)

著者プロフィール

宮﨑紳一郎  (ミヤザキシンイチロウ)  (著/文

1978年順天堂大学医学部卒業。新百合ヶ丘総合病院放射線治療科サイバーナイフ診療部部長。15年前より定位放射線治療に専従し、2012年8月から2020年8月までの治療例は10,000例を超える。

福島孝徳  (フクシマタカノリ)  (著/文

1968年東京大学医学部卒業。カロライナ頭蓋底手術センター所長、デューク大学脳神経外科教授。「神の手を持つ男」と呼ばれ、頭蓋底の鍵穴手術法を確立した第一人者。

上記内容は本書刊行時のものです。