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われ、大統領を撃てり 高 祐二(著) - 花伝社
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われ、大統領を撃てり (ワレダイトウリョウヲウテリ) 在日韓国人青年・文世光と朴正熙狙撃事件 (ザイニチカンコクジンセイネンムンセグァントパクチョンヒソゲキジケン)

歴史・地理
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発行:花伝社
四六判
並製
価格 1,700円+税
ISBN
978-4-7634-0796-2   COPY
ISBN 13
9784763407962   COPY
ISBN 10h
4-7634-0796-1   COPY
ISBN 10
4763407961   COPY
出版者記号
7634   COPY
Cコード
C0036  
0:一般 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2016年10月
書店発売日
登録日
2016年10月3日
最終更新日
2016年11月7日
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紹介

「母よ、息子よ、騙された私が馬鹿だった」――
そう言い残して在日青年は、刑場の露と消えた

日本の警察から奪った拳銃で母国の大統領を狙撃し、日本と韓国、北朝鮮を揺るがした在日韓国人青年・文世光。
革命の英雄に酔いしれた在日青年は、絶望と慚愧の中で最期に何を訴えたのか――

朴槿恵・韓国大統領の父親、朴正煕は、1974年8月15日の光復節祝賀行事において、一人の在日韓国人青年に狙撃される――
在日社会のタブーとして顧みられることのなかった狙撃犯・文世光の人間像にスポットを当て、歴史の闇に呑み込まれようとする世紀の大事件の真相に迫った、本格ノンフィクション!

現代史のタブーに挑む

目次

第1章 事件発生
第2章 凶器としての拳銃
第3章 揺れる日韓関係
第4章 在日としての文世光
第5章 ソウル激震
第6章 異例ずくめの裁判
第7章 事件の真相
第8章 死刑、その後
第9章 狙撃事件とはなんであったのか
終章  終わりなき始まり

前書きなど

「1974年8月15日、日本と韓国を揺るがせた朴正煕・韓国大統領狙撃事件には、狙撃犯である文世光の在日韓国人としての境遇、日本と韓国の国家間の軋轢、そして朝鮮半島の南北分断が影を落としていた。 狙撃事件から四〇年以上を経た現在、今もってその謎は解明されていない。最大の疑問である文世光の背後にいた人物、あるいは組織は何であるのか。そもそも大統領狙撃事件は、なぜ起こったのか――核心に近づけば近づくほど、永遠にたどり着くことのできない闇が広がっているように思えた。」(本文より)

著者プロフィール

高 祐二  (コ ウイ)  (

1966年生まれ。甲南大学経済学部卒。兵庫県在住。
在日韓国学生同盟兵庫県本部副委員長、在日韓国青年同盟兵庫県本部委員長を歴任。兵庫朝鮮研究会会員。理学療法士、病院勤務。
著作に、『韓流ブームの源流』(社会評論社)、『在日コリアンの戦後史』『大災害と在日コリアン』(明石書店)。共著に、『兵庫のなかの朝鮮』『近代の朝鮮と兵庫』『在日韓国・朝鮮人の歴史と現在』(明石書店)、『兵庫の大震災と在日韓国・朝鮮人』(社会評論社)がある。

上記内容は本書刊行時のものです。