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われ、大統領を撃てり
在日韓国人青年・文世光と朴正熙狙撃事件
発行:花伝社
四六判
並製
価格
1,700円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2016年10月
- 書店発売日
- 2016年10月25日
- 登録日
- 2016年10月3日
- 最終更新日
- 2016年11月7日
紹介
「母よ、息子よ、騙された私が馬鹿だった」――
そう言い残して在日青年は、刑場の露と消えた
日本の警察から奪った拳銃で母国の大統領を狙撃し、日本と韓国、北朝鮮を揺るがした在日韓国人青年・文世光。
革命の英雄に酔いしれた在日青年は、絶望と慚愧の中で最期に何を訴えたのか――
朴槿恵・韓国大統領の父親、朴正煕は、1974年8月15日の光復節祝賀行事において、一人の在日韓国人青年に狙撃される――
在日社会のタブーとして顧みられることのなかった狙撃犯・文世光の人間像にスポットを当て、歴史の闇に呑み込まれようとする世紀の大事件の真相に迫った、本格ノンフィクション!
現代史のタブーに挑む
目次
第1章 事件発生
第2章 凶器としての拳銃
第3章 揺れる日韓関係
第4章 在日としての文世光
第5章 ソウル激震
第6章 異例ずくめの裁判
第7章 事件の真相
第8章 死刑、その後
第9章 狙撃事件とはなんであったのか
終章 終わりなき始まり
前書きなど
「1974年8月15日、日本と韓国を揺るがせた朴正煕・韓国大統領狙撃事件には、狙撃犯である文世光の在日韓国人としての境遇、日本と韓国の国家間の軋轢、そして朝鮮半島の南北分断が影を落としていた。 狙撃事件から四〇年以上を経た現在、今もってその謎は解明されていない。最大の疑問である文世光の背後にいた人物、あるいは組織は何であるのか。そもそも大統領狙撃事件は、なぜ起こったのか――核心に近づけば近づくほど、永遠にたどり着くことのできない闇が広がっているように思えた。」(本文より)
上記内容は本書刊行時のものです。