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発達心理学15講 高橋 一公(編著) - 北大路書房
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発達心理学15講 (ハッタツシンリガクジュウゴコウ)

哲学・宗教
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発行:北大路書房
A5判
220ページ
並製
定価 2,200円+税
ISBN
978-4-7628-3057-0   COPY
ISBN 13
9784762830570   COPY
ISBN 10h
4-7628-3057-7   COPY
ISBN 10
4762830577   COPY
出版者記号
7628   COPY
Cコード
C3011  
3:専門 0:単行本 11:心理(学)
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2019年3月20日
書店発売日
登録日
2019年1月30日
最終更新日
2021年1月26日
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重版情報

4刷 出来予定日: 2021-02-03
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公認心理師カリキュラムに準拠し,ブループリントの重要項目をカバー!

紹介

公認心理師カリキュラムに準拠し,公認心理師試験出題基準を網羅するかたちで,好評テキストを改訂。ヒトの誕生から死までの発達プロセスを,15の講義に分けて,「発達心理学」のミニマム・エッセンスをまとめる。また,発達障害を扱う第9講を中心に,障害者支援法の改正,および新しい教職課程にも対応した。

◆主な目次
 はじめに
第1部 発達心理学の基礎と理論
 第1講 発達心理学の基礎
 第2講 発達心理学の理論Ⅰ:成長・成熟の過程
 第3講 発達心理学の理論Ⅱ:発達のプロセスと発達課題
第2部 発生から第二次性徴までの変化
 第4講 胎生期から新生児期まで:個体の発生
 第5講 乳児期の発達:個性の発現
 第6講 幼児期の機能と発達:基本的生活習慣の獲得
 第7講 幼児期の社会性:集団生活の始まり
 第8講 児童期の発達:他者との関わりを通して
 第9講 乳児期から幼児期に生じる発達に関わる問題:発達障害
第3部 疾風怒濤の時代 青年期から成人前期
 第10講 青年期の特徴と自我同一性の獲得:己を知ること
 第11講 青年期から成人期へ:キャリア発達と社会生活
 第12講 青年期以降のメンタルヘルスと精神保健
第4部 喪失の時代から超越へ
 第13講 中年期の発達と危機:人生の正午
 第14講 エイジングと心理的変化:「老い」への対応
 第15講 「死」への対応:死に対する態度と準備

目次

はじめに

第1部 発達心理学の基礎と理論

第1講 発達心理学の基礎

 1節 発達の概念
  1.発達とは何か
  2.発達の原理
  3.遺伝と環境の問題
  4.環境の影響
  5.発達研究の意味

 2節 人間発達の特殊性
  1.成長期間の長さ
  2.進化の方向性
  3.生理的早産と二次的留巣性
  4.初期経験と行動の発達
  5.生命の延長

 3節 発達段階と発達課題
  1.発達の区分と発達段階
  2.発達の課題
  3.一般的な発達区分と特徴

 コラム① 氏か育ちか


第2講 発達心理学の理論Ⅰ:成長・成熟の過程

 1節 学習理論からみた発達
  1.成熟と学習
  2.学習の型
  3.初期学習
  
 2節 認知発達理論
  1.ピアジェの認知発達理論
  2.ヴィゴツキーの認知発達理論
 
 3節 社会的関係の中での発達理論
  1.愛着理論
  2.生態学的システム理論

 コラム② ハイイロガンのマルティナ:ローレンツの比較行動学


第3講 発達心理学の理論Ⅱ:発達のプロセスと発達課題

 1節 エリクソンの心理社会的発達理論
  1.エリクソンのライフサイクル論
  2.ライフサイクルにおける課題と危機
  3.第9の段階

 2節 ライフサイクルとライフコース
  1.ライフサイクルの考え方
  2.家族周期
  3.ライフコース
  4.エルダーとクローセンのライフコース論

 3節 中年期以降の発達に関する理論
  1.成熟期以降の発達の考え方
  2.先人たちの示唆
  3.活動理論と離脱理論
  4.老年的超越

 コラム③ エリクソンの第9段階


第2部 発生から第二次性徴までの変化

第4講 胎生期から新生児期まで:個体の発生

 1節 個体発生のメカニズム
  1.受精から誕生まで
  2.性の分化
  3.神経細胞の形成

 2節 胎児への環境からの影響
  1.アルコール
  2.タバコ
  3.内分泌かく乱化学物質(環境ホルモン)
  4.エピジェネティックス

 3節 誕生と新生児の特徴
  1.新生児の特徴
  2.原始反射
  3.マザリングと新生児微笑

 コラム④ 出生前診断


第5講 乳児期の発達:個性の発現

 1節 乳児期の特徴と身体的発達
  1.乳児期の特徴
  2.乳児期の身体的発達

 2節 乳児期の認知的発達
  1.視覚
  2.聴覚
  3.その他の感覚
  4.感覚間の協応
  5.記憶能力

 3節 対人関係の始まりと母子関係
  1.愛着の形成
  2.他者とのやりとり

 コラム⑤ 児童虐待(Child abuse)

第6講 幼児期の機能と発達:基本的生活習慣の獲得

 1節 生活習慣
 2節 知能と認識の発達
  1.知能とは
  2.知能の測定
  3.知能の発達
  4.幼児期の認知の特徴

 3節 情動の発達
  1.情動とは
  2.情動の発達過程

 コラム⑥ 非認知能力


第7講 幼児期の社会性:集団生活の始まり

 1節 ことばの発達
  1.ことばとは
  2.前言語的コミュニケーションの発達
  3.音声言語の発達
  4.語彙の発達
  5.単語から文への発達

 2節 社会性の発達
  1.親子関係から仲間関係へ
  2.社会性の発達
  3.心の理論
  4.遊びの発達

 コラム⑦ 社会脳

第8講 児童期の発達:他者との関わりを通して

 1節 児童期の身体的変化と特徴
  1.身体的発達
  2.運動機能の発達

 2節 学校生活の始まり
  1.学習の始まり
  2.思考の発達
  3.道徳性の発達

 3節 対人関係の発達
  1.遊びの発達
  2.対人関係の発達
  3.社会的スキルの発達

 コラム⑧ 自己肯定感

第9講 乳児期から幼児期に生じる発達に関わる問題:発達障害

 1節 発達障害
  1.発達障害とは
  2.知的能力障害
  3.コミュニケーション症(コミュニケーション障害)
  4.自閉スペクトラム症(自閉症スペクトラム障害)
  5.注意欠如・多動症(注意欠如・多動性障害)
  6.学習症(学習障害)
  7.運動症(運動障害)
  8.発達障害による二次的障害

 2節 胎児期から新生児期に起こる発達上の問題
 3節 合理的配慮とユニバーサルデザイン

 コラム⑨ 発達障害者支援法と特別支援教育


第3部 疾風怒濤の時代 青年期から成人前期

第10講 青年期の特徴と自我同一性の獲得:己を知ること

 1節 身体的成熟と精神的未成熟
  1.青年期の身体的成熟
  2.青年期の認知的発達と第二反抗期
  3.青年期の終了

 2節 アイデンティティの獲得と危機
  1.アイデンティティとは何か
  2.アイデンティティの拡散とモラトリアム
  3.アイデンティティ・ステイタス

 3節 青年期の人間関係と恋愛
  1.思春期・青年期の友人関係
  2.友人関係の特徴
  3.現代青年の友人関係の希薄さ
  4.青年期の発達課題と恋愛
  5.青年期の恋愛意識

 コラム⑩ 性同一性障害と LGBT

第11講 青年期から成人期へ:キャリア発達と社会生活

 1節 成人期の発達課題
  1.成人期の発達課題と自己
  2.現代社会における成人期の課題

 2節 職業選択と社会生活の開始
  1.キャリアとキャリア教育
  2.スーパーのキャリア発達の理論
  3.その他のキャリア発達理論
  4.現代の就職事情
  5.就労における男女間の差

 3節 家族の形成と社会的役割の獲得
  1.家族とは
  2.家族の形成と青年
  3.家族の発達と役割の変化

 コラム⑪ キャリア・カウンセリングとは

第12講 青年期以降のメンタルヘルスと精神保健

 1節 思春期・青年期の問題行動
  1.青年期の問題行動
  2.学校における問題行動の現状

 2節 青年期の発達と精神病理
  1.青年期の不適応状態
  2.現代の青年期における精神病理

 3節 成人期の危機と職場のメンタルヘルス
  1.職場不適応とその背景
  2.ストレスとバーンアウト
  3.職場におけるメンタルヘルス

 コラム⑫ 新型うつ病


第4部 喪失の時代から超越へ

第13講 中年期の発達と危機:人生の正午

 1節 中年期の発達課題
  1.中年期とは
  2.中年期の発達課題
  3.レビンソンのライフサイクル論
  4.中年期の課題と危機

 2節 中年期のライフイベント
  1.子どもの独立
  2.中年期と社会
  3.中年期以降の夫婦関係
  4.定年退職と家族関係

 3節 老いの兆候
  1.中年期・老年期の特徴
  2.中年期の生理的特徴
  3.中年期の健康と疾患
  4.そして老年期の発達課題

 コラム⑬ 熟年離婚

第14講 エイジングと心理的変化:「老い」への対応

 1節 老いの特徴
  1.身体・生理的変化と特徴
  2.知的側面の変化と特徴

 2節 老年期のパーソナリティと適応
  1.老年期のパーソナリティ
  2.老年期の適応
  3.老年期の適応と適応要素

 3節 老年期の不適応と障害
  1.老年期の精神障害と問題
  2.老年期の精神障害の特徴

 コラム⑭ おばあちゃん仮説

第15講 「死」への対応:死に対する態度と準備

 1節 死に対する態度の発達
  1.日本人と死
  2.死に対する態度の発達
  3.子どもと死
  4.青年期と死

 2節 死の受容
  1.死の準備教育
  2.終末期と緩和ケア
  3.死の5段階説

 3節 残されたものの悲嘆
  1.死と生の合間
  2.悲嘆のプロセス
  3.グリーフケアの重要性

 4節 幸福な老いと最期
  1.幸福な老い
  2.死とは何か

 コラム⑮ ホスピスとビハーラ

 引用・参考文献
 人名索引
 事項索引

著者プロフィール

高橋 一公  (タカハシ イッコウ)  (編著

高橋 一公(たかはし・いっこう)
東京未来大学 教授

中川 佳子  (ナカガワ ヨシコ)  (編著

中川 佳子(なかがわ・よしこ)
都留文科大学 教授

上記内容は本書刊行時のものです。