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学生を自己調整学習者に育てる L.B.ニルソン(著) - 北大路書房
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学生を自己調整学習者に育てる アクティブラー二ングのその先へ
CREATING SELF-REGULATED LEARNERS: Strategies to Strengthen Students' Self-Awareness and Learning Skills

発行:北大路書房
A5判
224ページ
並製
価格 2,400円+税
ISBN
978-4-7628-2978-9
Cコード
C1037
教養 単行本 教育

出版社在庫情報
在庫あり
初版年月
2017年7月
書店発売日
登録日
2017年6月2日
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書評掲載情報

2017-10-16 日本教育新聞  
評者: 関根 正明氏(元山形大学講師)
2017-10-11 教育学術新聞  第2703号
2017-07-23 全私学新聞

紹介

深くて持続的な学びには,自己の信念・価値・結論・思考過程を内省的・探究的に観察する「自己調整」が必要となる。クリティカル・シンキングも,スキルの習得についても同様である。メタ学習スキルの高い人材をいかに育成するか。大学教員,高校教師,企業教育担当者たちを,アクティブラーニングを超えたその先に案内する。


◆産業革新機構会長CEO/日産自動車取締役 志賀俊之氏推薦!
好奇心はすべての学びの始まり。
この本が,学ぶ勇気,教育への勇気を呼び起こしてくれます。

◆大阪大学総長(第18代)/情報処理学会会長(第29代) 西尾章治郎氏推薦!!
激変する社会に対応しうる人材が求められるなか,
高度な知見に基づいて,大学や企業における人材育成に
多くの示唆を与えてくれる。



◆主な目次
第1章 自己調整学習とは何か,学習をどう促すか
第2章 コースの開始時点から自己調整学習を促す
第3章 読む,見る,聞くことの自己調整
第4章 実際の講義における自己調整学習
第5章 メタ課題による自己調整学習
第6章 試験と小テストによる自己調整学習
第7章 タイミングの異なる自己調整学習の活動
第8章 自己調整的な行動を促す
第9章 自己調整学習を取り入れたコースの終わり方
第10章 成績評価を行うべきか? あるいは別の方法は?
第11章 自己調整学習をコースデザインに統合するように計画すること
第12章 統合されたコースのモデルと学生にもたらす効果

目次

 自己調整学習の課題と活動の早見表
 はしがき
 序 文
 謝 辞  

第1章 自己調整学習とは何か,学習をどう促すか
 学習者としてのわれわれの学生
 自己調整vs.メタ認知
 自己調整vs.熟慮された練習
 自己調整の理論的な源泉
 感情の自己調整
 自己調整学習の利点
 本書の構成
第2章 コースの開始時点から自己調整学習を促す
 学習と思考に関する読みと議論
 目標設定
 自己調整学習スキルの自己評価
 授業科目の知識とスキルに対する自己評価
 実践の根拠を示す
第3章 読む,見る,聞くことの自己調整
 内省的作文
 ジャンル別の内容に関する質問
 想起の自己テスト
 視覚的学習ツール
 重要な活動としての読む,見る,聞くことの自己調整
第4章 実際の講義における自己調整学習
 講義前の活動──活性化された知識の共有
 講義内の活動
 まとめの活動
 講義は救われるのか?
第5章 メタ課題による自己調整学習
 数学に基づいた問題
 真正で「曖昧な」問題
 体験学習
 研究論文とプロジェクト
 学生のポートフォリオ
 教育に加えられる価値
第6章 試験と小テストによる自己調整学習
 試験準備のための活動や課題
 試験中の活動
 試験や小テストの後の活動や課題
 試験採点後の自己評価
 最大の受益者
第7章 タイミングの異なる自己調整学習の活動
 頻繁に,定期的に組まれた課題や活動
 不定期の内省的作文
 どんなスケジュールでも
第8章 自己調整的な行動を促す
 学生が成功するための舞台を設定する
 満足を後にとっておくことを促す
 学生が先延ばしを克服できるように助ける
 時間管理をこえて
第9章 自己調整学習を取り入れたコースの終わり方
 コースを終えるときの始め方
 単独で用いるコースの終わりに使う活動と課題
 コースを終わらせること
第10章 成績評価を行うべきか? あるいは別の方法は?
 成績評価をつける必要がないもの
 ルーブリックを用いて成績評価を行うために
 細目による成績評価を行うために
 自己調整学習の課題は,どの程度,価値があるのか
 必要最小限の成績評価
第11章 自己調整学習をコースデザインに統合するように計画すること
 負担になる?
 始めること
 すべてを統合すること
 最後に
第12章 統合されたコースのモデルと学生にもたらす効果
 地質学
 数学補習コース
 数学入門コース
 電気機械工学技術
 ライティング補習コース
 なぜプログラム全体ではないのか?

 引用文献
 索 引
 監訳者あとがき

著者プロフィール

L.B.ニルソン  (ニルソン エルビー)  (

L.B.ニルソン(Linda B. Nilson)
 リンダ・ニルソンは,クレムゾン大学教育効果改革オフィス(OTEI)の創立時の責任者であり,現在,第3版が出版されている『ベストな状態で教育を―大学教員のための研究に依拠したリソース―』(Jossey-Bass,2010)と『図解シラバスと成果マップ―あなたの授業科目をよりよく伝えるために―』(Jossey-Bass,2007)の著者である。また,『学びを向上する教室でのノートパソコンの活用』(Jossey-Bass,2005),25巻から28巻にわたる『高等教育の改善―学部,教育,組織の開発のためのリソース―』(Anker,2007,2008; Jossey-Bass,2009,2010),他にも高等教育の専門職・組織開発(POD)ネットワークの主要な出版物の共編者でもある。
 さらに,ニルソン 博士は,多くの論文や書籍の章を執筆して出版してきており,国内外の大学で,学会のセッションや学部等の組織のワークショップで発表を行ってきている。コース・デザイン,教育の効果性,アセスメント,学術研究の生産性,アカデミック・キャリアの問題など,テーマは多数に及ぶ。最近の論文では,FDに関するキャリアの不安定性,学生の評価の妥当性に関する深刻な問題について実証的に取り組んでいる。

美馬 のゆり  (ミマ ノユリ)  (監訳

美馬のゆり(みま・のゆり)
2010年 電気通信大学大学院情報システム学研究科博士課程修了
現 在 公立はこだて未来大学システム情報科学部教授 博士(学術)
主著・論文
 不思議缶ネットワークの子どもたち-コンピュータの向こうから科学者が教室にやってきた!- ジャストシステム 1997年
 認知的道具のデザイン(状況論的アプローチ2)(共著) 金子書房 2001年
 Roadblocks on the Information Highway : The IT Revolution in Japanese Education (Studies of Modern Japan Series) (共著)  Lexington Books 2003年
 「未来の学び」をデザインする-空間・活動・共同体-(共著)東京大学出版会 2005年
 理系女子的生き方のススメ 岩波書店 2012年
 インフォーマル学習(教育工学選書2)(共著) ミネルヴァ書房 2015年

伊藤 崇達  (イトウ タカミチ)  (監訳

伊藤崇達(いとう・たかみち)
1998年 名古屋大学大学院教育学研究科博士後期課程中退
現 在  京都教育大学教育学部准教授 博士(心理学)
主著・論文 
 自己調整学習の成立過程―学習方略と動機づけの役割 北大路書房 2009年
 [改訂版]やる気を育む心理学 北樹出版 2010年
 ピア・ラーニング―学びあいの心理学(共編) 金子書房 2013年      
 自己調整学習ハンドブック(共監訳) 北大路書房 2014年
 自ら学び考える子どもを育てる教育の方法と技術(共編) 北大路書房 2016年

上記内容は本書刊行時のものです。