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a:9:{s:12:"shoshi_title";s:37:"心理学からみた食べる行動 ";s:11:"shoshi_isbn";s:17:"978-4-7628-2974-1";s:16:"shoshi_publisher";N;s:11:"description";s:315:"なぜ食べるのか。どうして過食はおきるのか。食行動のコントロールにおける心理学的メカニズムを解説。また,偏食や肥満,糖尿病の問題,摂食障害を取りあげ,科学的な根拠に基づいた食行動の異常の理解と介入方法を紹介する。";s:6:"author";s:28:"青山 謙二郎()…他1名";s:10:"publishers";s:15:"北大路書房";s:9:"publisher";N;s:9:"productor";s:15:"北大路書房";s:12:"release_date";i:1498575600;}

心理学からみた食べる行動 基礎から臨床までを科学する

哲学・宗教 ラノベ

青山 謙二郎(編著 | 編著), 武藤 崇(編著 | 編著)
発行:北大路書房

A5判   264頁  並製
価格 2,500円+税

ISBN 978-4-7628-2974-1   C1011
在庫あり(出版社情報)

奥付の初版発行年月 2017年6月
書店発売日 2017年6月28日
登録日 2017年5月19日

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紹介

人は十分な量のスープを飲んだように‘見える’時,スープを飲み終わる。
食行動のコントロールを左右する心理学的メカニズムとは?

私たちはなぜ食べるのか。どうして食べ過ぎてしまうのか。この領域の重要な研究を厳選し,実験の内容や手続きにも踏み込みながら,食行動のコントロールにおける「心理学的メカニズム」を解説する。また,偏食や肥満,糖尿病の問題,摂食障害を取りあげ,科学的な根拠に基づいた食行動の異常の理解とそれに対する介入方法を紹介する。

◆主なもくじ
はじめに

●第Ⅰ部 基礎
第1章 食行動の生理的基礎
第2章 食行動への学習の影響
第3章 食行動のセッション内変動
第4章 食行動と環境要因
第5章 食行動と認知
第6章 食行動と社会的要因
第7章 食行動と態度・感情の要因
第8章 食べ物の購入
第9章 食物渇望
●第Ⅱ部 臨床
第10章 偏食
第11章 肥満とダイエット
第12章 2型の糖尿病
第13章 摂食障害

あとがき~「食べる行動」に関する科学の「来し方,行く末」~

◆執筆者一覧(執筆順)
青山 謙二郎 同志社大学心理学部心理学科       はじめに,第2章,第3章1・2節,第4章,第5章2節,第9章2節
畑 敏道   同志社大学心理学部心理学科       第1章
高木 悠哉  奈良学園大学人間教育学部        第3章3・4節
残華 雅子  同志社大学大学院心理学研究科博士課程  第5章1節
福田 実奈  同志社大学大学院心理学研究科博士課程  第5章3節
山﨑 真理子 鹿児島大学法文学部人文学科       第6章,第8章
山中 祥子  池坊短期大学環境文化学科        第7章
小松 さくら 中央大学研究開発機構 助教       第9章1節・3節・4節
大屋 藍子  神戸学院大学人文学部人間心理学科    第10章1~3節,第12章
武藤 崇   同志社大学心理学部心理学科       第10章4節,第11章1節・5節,第13章,あとがき
万福 尚紀  同志社大学大学院心理学研究科博士課程  第11章2節・3節

目次

 はじめに

第Ⅰ部 基礎

第1章 食行動の生理的基礎
1. 摂食を短期的にコントロールする末梢の要因
2. 摂食を長期的にコントロールする末梢の要因
3.中枢による摂食のコントロール


第2章 食行動への学習の影響
1.学習とは何か
2.食事の開始に関する学習の影響
3.食事の終了に関する学習の影響
4.学習による生理的要因の調整
5.好き嫌いの学習

第3章 食行動のセッション内変動
1.食べるペースの変化をどのように記述するか
2.セッション内変動の動物を対象とした実験
3.セッション内変動の人間を対象とした研究
4.人間のセッション内減少を変化させる要因の効果

第4章 食行動と環境要因
1.食器の大きさと形状の要因
2.摂食量の見えが摂食量に及ぼす効果
3.物理的環境と摂食量
4.食べ物の要因

第5章 食行動と認知
1.記憶と摂食量
2.期待と味覚
3.コーヒーとアルコールの認知機能への影響

第6章 食行動と社会的要因
1.食行動におけるモデルの効果
2.抑制的規範説の観点から
3.食行動の社会的促進

第7章 食行動と態度・感情の要因
1.態度の要因
2.感情の要因

第8章 食べ物の購入
1.食と消費者行動
2.食品の購買を左右する諸要因を考える
3.消費者行動研究の実際

第9章 食物渇望
1.食物渇望とは何か
2.動物モデルによる食物渇望の研究
3.人間における食物渇望の研究
4.日本人に特有な食物渇望:ごはん渇望


第Ⅱ部 臨床

第10章 偏食
1.偏食とは何か
2.強化スケジュールと変化抵抗
3.偏食の改善に対する応用行動分析
4.臨床例:自閉スペクトラム症幼児の偏食改善に対する母親への介入
  ~「食事準備・料理工夫」行動の拡大による効果~

第11章 肥満とダイエット
1.肥満とダイエットの関係
2. マインドフル・イーティングとその効果
3. ゆっくり食べることが摂食量に与える影響に関する研究動向
4.より包括的な「生活全体」に対する視点への転換
5.臨床例:肥満に対するACT(脱ダイエット・プログラム)

第12章 2型の糖尿病
1.2型の糖尿病とは何か
2.2型の糖尿病に対する有効な介入方法(展望)
3.2型の糖尿病に対する行動分析学的病理モデル
4.臨床例:2型の糖尿病に対するACT

第13章 摂食障害
1.摂食障害とは何か
2.摂食障害に対する有効な介入方法
3.摂食障害の治療・援助に対する新たな展開:機能的次元アプローチ
4.臨床例:過食性(むちゃ食い)障害に対するACT

 あとがき~「食べる行動」に関する科学の「来し方,行く末」~

著者プロフィール

青山 謙二郎(アオヤマ ケンジロウ)

青山謙二郎(あおやま・けんじろう)
1968年 大阪府に生まれる
1993年 同志社大学大学院文学研究科心理学専攻博士課程後期課程中途退学
現在 同志社大学心理学部教授(博士(心理学))
主著・論文
青山謙二郎 2007 オペラント行動および動機づけ行動のセッション内変動に関する数量モデルによる研究 北大路書房
青山謙二郎 2009 食べる ー食べたくなる心のしくみー(行動科学ブックレット8) 二瓶社

武藤 崇(ムトウ タカシ)

武藤 崇(むとう・たかし)

1967年 埼玉県に生まれる
1998年 筑波大学大学院心身障害学研究科心身障害学専攻修了,博士(心身障害学)
1998-2001年 筑波大学心身障害学系技官・助手
2001-2010年 立命館大学文学部および大学院応用人間科学研究科准教授
2007-2008年 米国ネバダ大学リノ校心理学部客員研究教授
2010年-現在 同志社大学心理学部教授
2011-2015年 東京大学医学部附属病院22世紀医療センター腎疾患総合医療学講座客員講師
2011年-現在 同志社大学実証に基づく心理・社会的トリートメント研究センター(WEST)センター長
2017年-現在 名古屋市立大学医学部客員教授

主著
55歳からのアクセプタンス&コミットメント・セラピー:超高齢化社会のための認知行動療法の新展開(編著) ratik 2017年
応用行動分析から対人援助学へ:その軌跡をめぐって(共編著) 晃洋書房 2016年
ケースで学ぶ行動分析学による問題解決(共編著) 金剛出版 2015年
心理学概論(第2版)(共編著) ナカニシヤ出版 2014年
ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)ハンドブック(編著) 星和書店 2011年 など。

上記内容は本書刊行時のものです。