版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊 ラノベ
a:9:{s:12:"shoshi_title";s:43:"セルフ・コントロールの心理学 ";s:11:"shoshi_isbn";s:17:"978-4-7628-2973-4";s:16:"shoshi_publisher";N;s:11:"description";s:300:"経済行動をはじめ,基礎から応用の最新成果を重点的に解説し,神経基盤に関する論述まで包含。即時的な小報酬(衝動性)と遅延される大報酬(セルフ・コントロール)を軸に行動背景にあるメカニズムの解明を目指す。";s:6:"author";s:15:"高橋 雅治()";s:10:"publishers";s:15:"北大路書房";s:9:"publisher";N;s:9:"productor";s:15:"北大路書房";s:12:"release_date";i:1496934000;}

セルフ・コントロールの心理学 自己制御の基礎と教育・医療・矯正への応用

哲学・宗教 ラノベ

高橋 雅治(編著 | 編著)
発行:北大路書房

A5判   408頁  並製
価格 4,800円+税

ISBN 978-4-7628-2973-4   C3011
在庫あり(出版社情報)

奥付の初版発行年月 2017年5月
書店発売日 2017年6月9日
登録日 2017年5月22日

このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

心理学的な研究成果を総合的に記述。経済行動をはじめ,基礎から応用の最新成果を重点的に解説。また神経基盤に関する論述までを包含。即時的な小報酬(衝動性)および遅延される大報酬(セルフ・コントロール)を軸に行動背景にある心理的なメカニズムや影響を及ぼす社会的諸要因の解明を目指す。

◆主なもくじ
まえがき
第Ⅰ部 セルフ・コントロール研究の基礎
第1章 セルフ・コントロールについての行動分析学的研究
第2章 価値割引過程から見たセルフ・コントロールと衝動性
第3章 経済行動におけるセルフ・コントロールと衝動性
第4章 心理検査で測るセルフ・コントロール
第Ⅱ部 教育分野への応用
第5章 教育場面におけるセルフ・コントロールと衝動性
第6章幼児期,児童期,青年期のセルフ・コントロールと衝動性
第7章 セルフ・コントロールの教育の実践
第8章 大学生における勉強行動と遅延価値割引
第Ⅲ部 医療分野への応用
第9章 医療場面におけるセルフ・コントロールと衝動性
第10章 糖尿病とセルフ・コントロール
第11章 健康増進に関する食行動とセルフ・コントロール
第12章 口腔保健行動におけるセルフ・コントロール
第Ⅳ部 矯正分野への応用
第13章 矯正分野におけるセルフコントロール
第14章 犯罪とセルフ・コントロール
第15章  依存と価値割引
第Ⅴ部 今後の展開
第16章 セルフ・コントロールの神経経済学
第17章 衝動性とセルフ・コントロールの神経基盤
第18章 もう1つの自己制御―エゴ・セントリックな自己制御からエコ・セントリックな自己制御へ

◆執筆者一覧(*は編者)
高橋 雅治* 旭川医科大学医学部 1章,10章
佐伯 大輔 大阪市立大学大学院文学研究科 2章,14章
井垣 竹晴 流通経済大学流通情報学部 3章,11章
杉若 弘子 同志社大学心理学部 4章
伊藤 正人 大阪市立大学 5章
空間 美智子 京都ノートルダム女子大学現代人間学部 6章,7章
平岡 恭一 弘前大学教育学部 6章,7章,15章
青山 謙二郎 同志社大学心理学部 8章(1・2節)
高木 悠哉 奈良学園大学人間教育学部 8章(3・4節)
飛田 伊都子 滋慶医療科学大学院大学医療管理学研究科 9章
鎌倉 やよい 日本赤十字豊田看護大学看護学部 12章
百瀬 由美子 愛知県立大学看護学部 12章
深田 順子 愛知県立大学看護学部 12章
坂上 貴之 慶應義塾大学文学部 12章,18章
蒲生 裕司 こころのホスピタル町田 13章
高橋 泰城 北海道大学大学院文学研究科 16章
池上 将永 旭川医科大学医学部 17章

目次

まえがき

第Ⅰ部 セルフ・コントロール研究の基礎
第1章 セルフ・コントロールについての行動分析学的研究
 1節 セルフ・コントロールと行動分析
 2節 セルフ・コントロールの改善
 3節 今後の展開に向けて
第2章 価値割引過程から見たセルフ・コントロールと衝動性
 1節 セルフ・コントロールと行動分析
 2節 実験的方法で測るセルフ・コントロールと衝動性
 3節 おわりに
第3章 経済行動におけるセルフ・コントロールと衝動性
 1節 行動経済学
 2節 投資行動
 3節 金銭管理行動1:消費・貯蓄・借金
 4節 金銭管理行動2:退職後に備えた貯蓄(年金)
第4章 心理検査で測るセルフ・コントロール
 1節 セルフ・コントロールの個人差評価
 2節 子どもを対象にしたセルフ・コントロール尺度
 3節 成人を対象にしたセルフ・コントロール尺度
 4節 おわりに:測定精度を高める工夫

第Ⅱ部 教育分野への応用
第5章 教育場面におけるセルフ・コントロールと衝動性
 1節 意思決定問題としてのセルフ・コントロールと衝動性
 2節 教育場面における対応法則
 3節 子どものセルフ・コントロールの実験的検討
 4節 子どものセルフ・コントロール確立のための具体的方策
 5節 子どものセルフ・コントロールの背後にある価値割引過程
 6節 今後の展望:セルフ・コントロールと個人内ジレンマ
第6章幼児期,児童期,青年期のセルフ・コントロールと衝動性
 1節 実験的方法で測る幼児期のセルフ・コントロールと衝動性
 2節 質問紙で測る児童期のセルフ・コントロールと衝動性
 3節 児童用遅延割引質問紙の信頼性と妥当性
 4節 質問紙で測る青年期のセルフ・コントロールと衝動性
第7章 セルフ・コントロールの教育の実践
 1節 発達障害児を対象としたセルフ・コントロール訓練
 2節 セルフ・コントロールに関する心理教育授業
 3節 教師によるセルフ・コントロールの教育と児童の遅延割引の変化
第8章 大学生における勉強行動と遅延価値割引
 1節 遅延価値割引と勉強場面での行動の理論的関係
 2節 遅延価値割引と学業成績に関係があるのか?
 3節 遅延価値割引と勉強行動には関係があるのか?
 4節 勉強行動への介入

第Ⅲ部 医療分野への応用
第9章 医療場面におけるセルフ・コントロールと衝動性
 1節 患者概念の変遷とセルフ・コントロール
 2節 現代医療が抱える問題に対するセルフ・コントロールの必要性
 3節 医療モデルからみたセルフ・コントロール
 4節 健康問題におけるセルフ・コントロールと衝動性
 5節 健康問題へのアプローチ
 6節 医療行動分析学構築の必要性
第10章 糖尿病とセルフ・コントロール
 1節 糖尿病への罹患しやすさを規定する諸要因
 2節 糖尿病患者への心理行動的な介入
 3節 自己管理の心理構造
第11章 健康増進に関する食行動とセルフ・コントロール
 1節 カロリー表示の効果
 2節 行動経済学の知見を活用した研究
 3節 環境的要因の影響
 4節 食行動に関するセルフコントロール改善への展望
第12章 口腔保健行動におけるセルフ・コントロール
 1節 高齢者とセルフ・コントロール
 2節 高齢者の口腔保健行動の評価
 3節 高齢者の口腔保健行動への自己制御力の評価
 4節 口腔機能向上のためのプログラム
 5節 おわりに

第Ⅳ部 矯正分野への応用
第13章 矯正分野におけるセルフコントロール
 1節 「矯正」という言葉の定義
 2節 アルコールやその他の薬物依存症やギャンブル障害
 3節 依存症,ギャンブル障害の行動経済学による理解
 4節 行動コスト
 5節 交差価格弾力性
 6節 遅延報酬割引
 7節 選好逆転
 8節 報酬の結束
 9節 矯正施設
 10節 Gottfredson & Hirschiの“A General theory of crime”
 11節 矯正と医療の連携
 12節 おわりに
第14章 犯罪とセルフ・コントロール
 1節 セルフ・コントロールと犯罪行動に関する理論的研究
 2節 セルフ・コントロールと犯罪行動に関する実証的研究
 3節 今後の展望
第15章  依存と価値割引
 1節 はじめに
 2節 薬物依存患者のセルフ・コントロール
 3節 ギャンブル依存症と遅延価値割引

第Ⅴ部 今後の展開
第16章 セルフ・コントロールの神経経済学
 1節 神経経済学におけるセルフ・コントロール
 2節 時間・確率・対人的距離の心的表象とセルフ・コントロール
 3節 価値評価や時間・確率・社会的距離の脳内表現
 4節 行動神経経済学をもちいたセルフ・コントロール研究の応用
第17章 衝動性とセルフ・コントロールの神経基盤
 1節 認知神経科学における衝動性の測定法
 2節 異時間点選択における意思決定の神経基盤
 3節 ADHDの選択衝動性と薬物療法
第18章 もう1つの自己制御―エゴ・セントリックな自己制御からエコ・セントリックな自己制御へ
 1節 はじめに
 2節 Skinnerと「自己制御」
 3節 Ainslieの自己制御手続き
 4節 SS\LL選択パラダイム
 5節 強化スケジュールと自己制御
 6節 SS\LL選択パラダイム以外の実験パラダイム:ソフト・コミットメント,プリムローズ・パス,パッチ利用パラダイム
 7節 自己制御問題を組みなおす
 8節 もう1つの自己制御

著者プロフィール

高橋 雅治(タカハシ マサハル)

高橋雅治(たかはし・まさはる)
1957年山梨県生まれ。1986年北海道大学大学院博士後期課程単位取得退学(文学博士)。現在は旭川医科大学医学部教授。専門は学習心理学。
Takahashi, M., & Iwamoto, T.(1986). Human concurrent performances: The effects of experiences, instructions, and schedule-correlated stimuli. Journal of the Experimental Analysis of Behavior, 45, 257-267.
Takahashi, M.(1993). Psychological distance to reward in monkeys. Behavioural Processes, 30, 299-308.
Takahashi, M.(1994). Concurrent schedule control of monkey's observing during vigilance. Behavioural Processes, 32, 133-146.
Takahashi, M.(1995). A low cost universal feeder. Behavior Research Methods, Instruments, & Computers, 27, 73-75.
Takahashi, M., & Fujihara, T.(1995). Self-control in humans: Effects of type, amount, and delay of reinforcer. Learning and Motivation, 26, 183-202.
Takahashi, M.(1996). Schedule segmentation and delay-reduction theory. Behavioural Processes, 36, 263-275.
Takahashi, M.(1996). Light-induced inhibition in a delayed matching task with rhesus monkeys. Japanese Psychological Research, 38, 146-155. 

Takahashi, M.(1996). Effects of requirement of immediate reporting responses on eye movements during human vigilance. Perceptual and Motor Skills, 83, 803-810. 

Takahashi, M.(1997). Concurrent schedule control of human observing during auditory vigilance. Behavioural Processes, 40, 53-59. 

Takahashi, M.(1997). A behavioral measure of selective listening. Perceptual and Motor Skills, 85, 75-79. 

Takahashi, M., & Shimakura, T.(1998). Effects of instructions on human matching. The Psychological Record, 48, 171-181. 

Takahashi, M.(2000). Preference and resistance to change do not covary. Behavioral and Brain Science, 23, 112- 113. 

Takahashi, M., Masataka, N., Malaivijitnond, S., & Wongsiri, S.(2008). Future rice is discounted less steeply than future money in Thailand. The psychological Record, 58, 175-190. 

Takahashi, M., & Ikegami, M.(2008). Differential frontal activation during exogenous and endogenous orientation of visuospatial attention: A near-infrared spectroscopy study. Neuropsychobiology, 58, 55-64. 

上記内容は本書刊行時のものです。