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a:9:{s:12:"shoshi_title";s:40:"生きられた〈私〉をもとめて ";s:11:"shoshi_isbn";s:17:"978-4-7628-2965-9";s:16:"shoshi_publisher";N;s:11:"description";s:2145:"身体のない自己というものを考えることはできるだろうか? 意識は,脳の活動から生じるのではないのか? ミニマル・セルフの成立にとって他者は不必要か?  現象学的な立場から,アイデンティティを「私が私であること」と理解し,根源的な場面まで遡ってその根拠を考える。ラバーハンド・イリュージョン,離人症,ブレイン・マシン・インタフェース,心の理論など,心の科学がもたらした多様な知見を織り交ぜ,時には読者の常識を揺さぶりながら,「自己とは何か」をめぐる思考実験の旅へと誘う。 ◆推薦のことば すべての外皮を剥ぎ取った 根源の自己を開示。 表層的なアイデンティティ論を乗り越えた 果敢な哲学の挑戦。 信原 幸弘(東京大学大学院総合文化研究科教授) ◆主なもくじ  序文 自己アイデンティティをとらえなおす 【第1部 自己の身体性】 第1章 身体と物体 第2章 自己の身体と他者の身体 第3章 鏡に映る身体 ●問いと考察 Q 1-1 身体のない自己というものを考えることはできるだろうか? Q 1-2 身体を部分的に失うと、自己には何が起きるのだろうか? Q 1-3 死ぬことで身体が失われると、自己はどうなるのだろうか? 【第2部 意識と脳】 第4章 意識・夢・現実 第5章 脳と機械を接続する 第6章 共感覚 ●問いと考察 Q 2-1 意識は、脳の活動から生じるのではないのか? Q 2-2 心は脳に宿っているのではないのか? 【第3部 他者の心】 第7章 問題としての他者 第8章 心の科学と他者問題 第9章 他者理解を身体化する ●問いと考察 Q 3-1 他者理解の発達的な起源はどのようなものだろうか? Q 3-2 ミニマル・セルフの成立にとって他者は不必要か? Q 3-3 他者と出会うことで自己はどのように変化するのか?";s:6:"author";s:22:"田中 彰吾(著/文)";s:10:"publishers";s:15:"北大路書房";s:9:"publisher";N;s:9:"productor";s:15:"北大路書房";s:12:"release_date";i:1496070000;}

心の科学のための哲学入門4

生きられた〈私〉をもとめて 身体・意識・他者

哲学・宗教 ラノベ

田中 彰吾(著)
発行:北大路書房

四六判   264頁  並製
価格 2,300円+税

ISBN 978-4-7628-2965-9   C1310
在庫あり(出版社情報)

奥付の初版発行年月 2017年5月
書店発売日 2017年5月30日
登録日 2017年4月11日

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紹介

身体のない自己というものを考えることはできるだろうか? 意識は,脳の活動から生じるのではないのか? ミニマル・セルフの成立にとって他者は不必要か? 

現象学的な立場から,アイデンティティを「私が私であること」と理解し,根源的な場面まで遡ってその根拠を考える。ラバーハンド・イリュージョン,離人症,ブレイン・マシン・インタフェース,心の理論など,心の科学がもたらした多様な知見を織り交ぜ,時には読者の常識を揺さぶりながら,「自己とは何か」をめぐる思考実験の旅へと誘う。

◆推薦のことば
すべての外皮を剥ぎ取った
根源の自己を開示。
表層的なアイデンティティ論を乗り越えた
果敢な哲学の挑戦。
信原 幸弘(東京大学大学院総合文化研究科教授)


◆主なもくじ
 序文 自己アイデンティティをとらえなおす

【第1部 自己の身体性】
第1章 身体と物体
第2章 自己の身体と他者の身体
第3章 鏡に映る身体
●問いと考察
Q 1-1 身体のない自己というものを考えることはできるだろうか?
Q 1-2 身体を部分的に失うと、自己には何が起きるのだろうか?
Q 1-3 死ぬことで身体が失われると、自己はどうなるのだろうか?

【第2部 意識と脳】
第4章 意識・夢・現実
第5章 脳と機械を接続する
第6章 共感覚
●問いと考察
Q 2-1 意識は、脳の活動から生じるのではないのか?
Q 2-2 心は脳に宿っているのではないのか?

【第3部 他者の心】
第7章 問題としての他者
第8章 心の科学と他者問題
第9章 他者理解を身体化する
●問いと考察
Q 3-1 他者理解の発達的な起源はどのようなものだろうか?
Q 3-2 ミニマル・セルフの成立にとって他者は不必要か?
Q 3-3 他者と出会うことで自己はどのように変化するのか?

目次

 序文 自己アイデンティティをとらえなおす


【第1部 自己の身体性】

第1章 身体と物体
 ラバーハンド・イリュージョン
 実験のヴァリエーション
 離人症
 離人症の「特異な身体経験」
 身体は錯覚?
 身体の「ここ」性
 次章への移行

第2章 自己の身体と他者の身体
 身体の麻痺
 身体パラフレニア
 失認と妄想
 させられ体験
 イメージと意図
 次章への移行

第3章 鏡に映る身体
 身体イメージとは何か
 視点の問題
 チンパンジーの鏡像認知
 赤ちゃんの場合
 他者・自己・鏡
 反省的自己をめぐって

●問いと考察
Q 1-1 身体のない自己というものを考えることはできるだろうか?
Q 1-2 身体を部分的に失うと、自己には何が起きるのだろうか?
Q 1-3 死ぬことで身体が失われると、自己はどうなるのだろうか?


【第2部 意識と脳】

第4章 意識・夢・現実
 意識があるということ
 「無・意識」
 意識と世界
 明晰夢
 現実
 夢見の身体性
 目覚めること

第5章 脳と機械を接続する
 ロボラット
 ブレインゲート
 ニューラル・オペラント
 BMIと脳の可塑性
 意図とは何か
 身体イメージを技術化する

第6章 共感覚
 共感覚について
 声に形を感じる
 共感覚の判定基準
 共感覚の位置づけ
 すべての知覚は共感覚である?

●問いと考察
Q 2-1 意識は、脳の活動から生じるのではないのか?
Q 2-2 心は脳に宿っているのではないのか?


【第3部 他者の心】

第7章 問題としての他者
 他者の心の問題
 再び意識について
 他者の心は存在しない?
 心の科学の出発点
 類推説の問題点
 次章への移行

第8章 心の科学と他者問題
 初期の科学的心理学
 行動主義
 認知科学の成立と心の理論
 誤信念課題
 他者理解の豊かな回路

第9章 他者理解を身体化する
 理論説とシミュレーション説
 二人称関係における他者
 エナクティヴな間主観性
 コミュニケーションの質と身体性
 他者理解の身体性と自己

●問いと考察
Q 3-1 他者理解の発達的な起源はどのようなものだろうか?
Q 3-2 ミニマル・セルフの成立にとって他者は不必要か?
Q 3-3 他者と出会うことで自己はどのように変化するのか?


 あとがき
 参考文献
 索引

著者プロフィール

田中 彰吾(タナカ ショウゴ)

田中彰吾(たなか・しょうご)
1971年生まれ。2003年東京工業大学大学院社会理工学研究科博士課程修了。博士(学術)。現在、東海大学現代教養センター教授。2013〜14年、2016〜17年にかけてハイデルベルク大学にて客員研究員。専門は、現象学的心理学、および身体性哲学。著書『身体の知』(共著,ビイングネットプレス,2015年)、訳書『現象学的心理学への招待』(共訳,新曜社,2016年)、論文Intercorporeality as a theory of social cognition, Theory & Psychology, 25, 455-472(2015)など多数。

上記内容は本書刊行時のものです。