版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊 ラノベ
自閉症スペクトラム障害の子どもの親となったあなたへ リン・アダムズ(著) - 北大路書房
.

自閉症スペクトラム障害の子どもの親となったあなたへ 子育ての手引き
Parenting on the Autism Spectrum: A Survival Guide

発行:北大路書房
A5判
232ページ
並製
価格 2,300円+税
ISBN
978-4-7628-2953-6
Cコード
C0037
一般 単行本 教育
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月
2016年11月
書店発売日
登録日
2016年9月30日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

子育てに悩む保護者に向けて,自閉症スペクトラム障害に関する確かな知識と,日々の暮らしの中で実際に役立つアイデアを提供する。「行動はメッセージである」との信念のもと,家庭における環境調整,学校との連携のあり方,成人期への移行など,具体的な取組みを解説。「先輩」保護者の生の声も豊富に紹介する。

◆主な目次 
はじめに
第1章 自閉症スペクトラム障害についての事実
第2章 賢明な消費者になるために
第3章 自閉症スペクトラム障害の子どもが暮らしやすい家
第4章 おしゃべりして,遊んで,試して,なってみる!
第5章 学校が始まる!
第6章 行動に制御される前にそれを制御する
第7章 アスペルガー障害の子どもの特性
第8章 家族みんなで支える
第9章 高校卒業後の進路
付録A 保護者が利用できる情報源
付録B 保護者のための基本用語
付録C 自閉症スペクトラム障害とアスペルガー障害のためのスクリーニング,診断,評価ツール

目次

 はじめに
 謝辞

第1章 自閉症スペクトラム障害についての事実
 定義
  自閉症スペクトラム障害(Autism Spectrum Disorder: ASD)
  アスペルガー障害(Asperger Syndrome)
 精神障害と診断と統計マニュアル(DSM)
 特性
  実行機能
  心の理論(ToM)
  中枢性統合
 保護者にとっての課題

第2章 賢明な消費者になるために
 アセスメントの手続きとツール
  自閉症スペクトラム障害のスクリーニングツール
  診断ツール
  心理教育的検査
  適応行動評価尺度
 インフォーマルアセスメント
 教育的介入の方策
 コミュニケーションのニーズに対応する
  PECS
 機軸反応訓練(PRT)
 拡大・代替コミュニケーション(AAC)
 ソーシャルストーリー
 ソーシャルスキルグループ
 選択肢を与える
 視覚支援ストラテジー
  視覚スケジュール
  チェックリスト
  ヒントカード
  色分けされた教材
 行動はメッセージである
 転ばぬ先の杖
 メルトダウンが起きた場合
 筆者の信念

第3章 自閉症スペクトラム障害の子どもが暮らしやすい家
 家全体の整理・整頓
  子どもにとって安全な家
  整理・整頓のコツ
 台所の整理・整頓
 トイレのしつけ
 体を動かすための空間
 共有スペースを機能させる
  結果
 単なる寝室ではなく
  おもちゃ
  飾りつけ
  ラベルを貼る
 きょうだいについて一言
 テレビでの出来事と現実の出来事
 ハイテクが役に立たないとき
 筆者の信念

第4章 おしゃべりして,遊んで,試して,なってみる!
 コミュニケーションスキルの発達
  誕生
  言語発達の要約
  発音
 遊びと社会的スキルの発達
  遊びを支えるスキル
  遊びの発達
  遊びの落とし穴
 社会的コミュニケーションの発達
  言語発達
  教訓的行動アプローチ
  自然主義的行動アプローチ
  言語発達支援アプローチ
 共同注意
 筆者の信念

第5章 学校が始まる!
 先を見越した計画
  あらかじめ準備する
  中学校への入学準備
  高校での困難
 わが子について説明する
  辛抱強さは美徳である
  教育的介入に対する応答(RTI)
  隠れたカリキュラム
 学校のための教育的介入
  TEACCH
  ジッグラトモデル
  COMPASS
 個別家族支援計画(IFSP)と個別指導計画(IEP)
  小学校以降の段階
 学年延長と退行/挽回
 筆者の信念

第6章 行動に制御される前にそれを制御する
 行動への教育的介入
  行動の機能的分析
  積極的行動支援(PBS)
  行動契約
 十代:孤高の戦士
 筆者の信念

第7章 アスペルガー障害の子どもの特性
 アスペルガー障害
 認知能力
 言語能力
 社会的能力
 感覚・運動スキル
 アカデミックスキル
  読み
  書くこと
  話術
 事例研究
 筆者の信念

第8章 家族みんなで支える
 鏡の中のものは見えているよりずっと近い
 これまで関わってきた家族が教えてくれたこと
  アイリーンとチャド
  クリスタルとブライアン
  マットとセリーナ
  パトリシアと夏のドライブ
  シャーロットと価値の大きな得点
  アニーの青い仕切りのお皿
  スコットの収集品
  マリリンとマギー
  放浪者ローガン
  アスペルガー障害の主唱者ジェイコブ
  生き字引ジョーダン
  陸上競技場のスター,アーロン
 リアルな人々からのリアルな情報
 筆者の信念

第9章 高校卒業後の進路
 移行支援計画
 社会の一員になるための準備
 高等教育機関や職業訓練施設へ入学するための準備
 対人関係
 筆者の信念

付録A 保護者が利用できる情報源
付録B 保護者のための基本用語
付録C 自閉症スペクトラム障害とアスペルガー障害のためのスクリーニング,診断,評価ツール

引用・参考文献
索引
訳者あとがき

著者プロフィール

リン・アダムズ  (アダムズ リン)  (

Lynn Adams
米国ジョージア州のバルドスタ州立大学コミュニケーション障害学科准教授。
米国音声言語聴覚協会(American Speech-Language-Hearing Association)の言語療法士(Certificate of Clinical Competence in Speech-Language Pathology: CCC-SLP)の認定資格を持つ。専門領域は、自閉症スペクトラム障害及び言語発達障害。

Adams博士は、大学で15年以上教鞭を取っており、フロリダ州立大学タラハシー校で学士と修士を、テネシー大学ノックスビル校で博士号を取得した。専門家として州内外の学協会で活躍している。

川合 紀宗  (カワイ ノリムネ)  (

川合紀宗(かわい・のりむね)
1972年 大阪府に生まれる
2007年 米国ネブラスカ大学リンカーン校大学院音声言語病理学・聴能学研究科博士課程音声言語病理学専攻 修了
現 在 広島大学大学院教育学研究科・国際協力研究科教授・教育学研究科附属特別支援教育実践センター長(Ph.D.(音声言語病理学))
主著・論文 特別支援教育における吃音・流暢性障害のある子どもの理解と支援(編著) 学苑社 2013年
幼児学用語集(分担執筆) 北大路書房 2013年
インクルーシブ教育ってどんな教育?―インクルージョン・インクルーシブ教育システム―(共著) 学事出版 2016年
特別支援教育総論―インクルーシブ時代の理論と実践―(編著) 北大路書房 2016年
The effects of duration and frequency of occurrence of voiceless fricatives on listeners' perceptions of sound prolongations. Journal of Communication Disorders, 45, 161-172. 2012年
Educational reform in Japan towards inclusion: Are we training teachers for success? International Journal of Inclusive Education, 19, 314-331. 2015年

若松 昭彦  (ワカマツ アキヒコ)  (

若松昭彦(わかまつ・あきひこ)
1959年 山口県に生まれる
1988年 九州大学大学院教育学研究科修士課程修了
現在 広島大学大学院教育学研究科教授(博士(教育学))
主著・論文
年長自閉症児の表情認知・表出に関する実験的研究 特殊教育学研究 第27巻第3号,19-30.1989年
介護等体験における人間理解 教師を志すあなたへ(共著)中央法規出版 2001年
動画を用いた自閉性障害児・者の表情理解学習 リハビリテイション心理学研究 第33巻第1号,17-28,2006年
インクルーシブ教育の基盤となる学級経営に関する一考察 -発達障害等の児童を包含する自治的な学級集団づくり- 学校教育実践学研究 第19巻,45-55,2013年
インクルーシブ教育の基盤となる児童理解に関する一考察 -特別な教育的支援を必要とする児童の理解と対応- 広島大学大学院教育学研究科附属特別支援教育実践センター研究紀要 第11号,35-43,2013年
幼児学用語集(共著)北大路書房 2013年

上記内容は本書刊行時のものです。