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暮らしの中のカウンセリング入門 神戸松蔭女子学院大学人間科学部心理学科(編) - 北大路書房
.

暮らしの中のカウンセリング入門 心の問題を理解するための最初歩

発行:北大路書房
四六判
252ページ
並製
価格 2,200円+税
ISBN
978-4-7628-2941-3
Cコード
C0011
一般 単行本 心理(学)
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月
2016年7月
書店発売日
登録日
2016年6月17日
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紹介

カウンセリングが身近に感じられるようになる一冊。臨床心理士養成の教員たちが,さまざまな専門的立場から誰もが気になるカウンセリングのポイントについてやさしく解説。抑うつや不登校,摂食障害など心の悩みを解決するヒントも紹介。カウンセリングを試してみたくなるとともに心理学の学びへの扉を開く「最初歩」。

◆主な目次
はじめに

第1章 カウンセリングでは何をするの?
1節 カウンセリングが役に立つわけ
2節 カウンセリングの基本的なスタイル

第2章 いろいろなカウンセリングのスタイル
1節 自己を見つめ直すカウンセリングⅠ 無意識の探求
2節 自己を見つめ直すカウンセリングⅡ 集団の力を借りて
3節 人間関係を見つめ直すカウンセリング
4節 家族とともに問題を解決するカウンセリング
5節 トラウマを癒すカウンセリング
6節 子どもたちを元気にするカウンセリング

第3章 カウンセリングが教えてくれる困ったときのヒント
1節 気持ちが落ち込んでやる気が起きないとき
2節 子どもが学校に行けなくなってしまったとき
3節 子どもの発達が気になったとき
4節 食事の問題を抱えてしまったとき
5節 大きな不安に襲われるようになってしまったとき
6節 大切な誰かを亡くしたとき

第4章 心の科学が教えてくれる元気になる方法
1節 笑って健康に
2節 「欲求」との付き合い方
3節 「我慢」は悪いことばかりではない
4節 「自分(私)のため」と「人(公)のため」のバランスを―ジェンダー・パーソナリティから考える

第5章 カウンセラーはどんな訓練を受けてきたの?
1節 臨床心理士と精神科医の違い
2節 カウンセラーになるための訓練
3節 カウンセラーが守るべきこと(倫理的事項)
4節 カウンセリングの研究

あとがき


◆執筆者一覧
大和田 攝子:はじめに,第2章5節,第3章6節,第5章2節
坂本 真佐哉:第1章1節,第2章4節,第3章2節
中村 博文:第1章2節,第2章1節,第5章3節
黒崎 優美:第2章2節,第3章5節,第5章4節
安達 圭一郎:第2章3節,第3章1節,第3章4節,第5章1節,おわりに
榊原 久直:第2章6節,第3章3節
藤本 浩一:第4章1節
待田 昌二:第4章2節
久津木 文:第4章3節
土肥 伊都子:第4章4節

目次

はじめに

第1章 カウンセリングでは何をするの?
1節 カウンセリングが役に立つわけ
 1 カウンセラーはアドバイスをしてくれるのでしょ?
 2 カウンセラーは話を聴くだけで何もしてくれない?
 3 カウンセリングが日常の会話と違うところ
 4 解決を育む会話の力
2節 カウンセリングの基本的なスタイル
 1 カウンセリングとは何か
 2 カウンセリングは誰によって行われるのか
 3 カウンセリングはどこで、どのように行われるのか

第2章 いろいろなカウンセリングのスタイル
1節 自己を見つめ直すカウンセリングⅠ 無意識の探求
 1 精神分析とは
 2 精神分析の特徴的な考え
 3 精神分析が目指すもの
 4 おわりに
2節 自己を見つめ直すカウンセリングⅡ 集団の力を借りて
 1 グループカウンセリングとはどのようなものか
 2 グループカウンセリングではどのようなことが起きているのか
 3 グループカウンセリングの効果と応用
3節 人間関係を見つめ直すカウンセリング
 1 なぜ人間関係に注目するのか
 2 対人関係療法の面接プロセス
 3 おわりに
4節 家族とともに問題を解決するカウンセリング
 1 家族療法というカウンセリング
 2 家族の問題とコミュニケーション
 3 おわりに
5節 トラウマを癒すカウンセリング
 1 トラウマとは何か
 2 トラウマが心と身体に及ぼす影響
 3 トラウマの回復に必要なこと
 4 トラウマを抱えた人へのカウンセリング
6節 子どもたちを元気にするカウンセリング
 1 子どもへのカウンセリングの方法
 2 プレイセラピーの枠組み
 3 プレイセラピーという不思議なやりとり

第3章 カウンセリングが教えてくれる困ったときのヒント
1節 気持ちが落ち込んでやる気が起きないとき
 1 比較的早い段階で解消できるレベル
 2 カウンセリングや薬物療法などの専門的な援助を受けたほうがよいレベル
2節 子どもが学校に行けなくなってしまったとき
 1 不登校の現状
 2 原因論から離れてみよう
 3 不登校の困難どころ
 4 正しい方法よりもよい方向に向かう方法が正解
3節 子どもの発達が気になったとき
 1 発達にアンバランスさを抱える子どもと「気になる子」
 2 「気になる子」を取り巻く人々が抱える困難さ
 3 「気になる子」の成長と関係発達
 4 関係性を支える二つの柱
4節 食事の問題を抱えてしまったとき
 1 ある事例から
 2 摂食障害とはどのような病気か
 3 「摂食障害」解決へのヒント
 4 おわりに
5節 大きな不安に襲われるようになってしまったとき
 1 不安、この不確かなもの
 2 正常な不安と病的な不安
 3 不安を和らげる方法
 4 不安とともに生きる
6節 大切な誰かを亡くしたとき
 1 大切な人を亡くしたとき
 2 悲しんでいる人を助けたいとき

第4章 心の科学が教えてくれる元気になる方法
1節 笑って健康に
 1 ユーモアは個人的・社会的
 2 ユーモアで病気やストレスを撃退する
 3 ユーモアセンス
 4 ユーモアをつくる
 5 みんなでユーモア
2節 「欲求」との付き合い方
 1 なぜ欲求のままに生きてはだめなのか
 2 欲求について知る
 3 達成感と有能感
 4 欲求との付き合い方
3節 「我慢」は悪いことばかりではない
 1 子どもはいつから我慢できるようになるのか
 2 子どもの頃の我慢力とその後
 3 我慢力を訓練する
 4 上手に我慢するために
4節 「自分(私)のため」と「人(公)のため」のバランスを―ジェンダー・パーソナリティから考える
 1 「自分(私)のため」と「人(公)のため」
 2 あなたのジェンダー・パーソナリティは、どのタイプ?
 3 ジェンダー・パーソナリティと心身の健康の関係
 4 ジェンダーという社会的役割を超えて

第5章 カウンセラーはどんな訓練を受けてきたの?
1節 臨床心理士と精神科医の違い
 1 どのような勉強を積んできた人たちなのか
 2 臨床心理士と精神科医の行うカウンセリング
 3 おわりに
2節 カウンセラーになるための訓練
 1 カウンセラーの資格
 2 臨床心理士の専門業務
 3 臨床心理士養成のしくみ
 4 臨床心理士になるための訓練
3節 カウンセラーが守るべきこと(倫理的事項)
 1 守秘義務
 2 二重関係(多重関係)の禁止
 3 記録の作成と公開
 4 インフォームド・コンセント
 5 職能的資質の向上と自覚
4節 カウンセリングの研究
 1 カウンセリングの研究方法
 2 カウンセリングの意義

あとがき

著者プロフィール

神戸松蔭女子学院大学人間科学部心理学科  (コウベショウインジョシガクインダイガクニンゲンカガクブシンリガッカ)  (

神戸松蔭女子学院大学人間科学部心理学科
 本学の心理学科は2001年に設置されました。臨床心理学に軸足を置きながら基礎心理学もバランスよく学べるカリキュラムを組み、教員構成は臨床心理士の資格を持つ教員6名と基礎系心理学の教員3名です。さらに2004年度からは大学院を設置し、臨床心理士の養成がスタートしました。
 学内にある神戸松蔭こころのケア・センターは、2001年5月に早々と開設された心理相談機関で、年間の相談件数はのべ1000件以上にものぼります。教員スタッフの貴重な実践の場であるとともに大学院生にとって充実した実習施設となっております。地域に開かれた心理相談の他にも遺族支援の自助グループ「あゆみの会」や専門家が家族療法を学ぶ場である「神戸松蔭システムズアプローチ研究会」、さらにはボランティア活動の運営など社会への貢献に積極的に取り組んでいます。
 心理学科の開設からは15年が経ち、心理学科の卒業生も1000名をゆうに超えるとともに臨床心理士の資格取得者も90名に達します。大学院修了後も研修できる研修生・研修員制度を整えているだけでなく、巣立った修了生の卒後研修会も毎年開催し、互いの成長を確認する機会としています。
 よりよき社会を築くため、学科メンバーが一丸となって教育・臨床・研究・社会貢献活動に励んでいます。

大和田 攝子  (オオワダ セツコ)  (

大和田 攝子(おおわだ せつこ)
2001年 大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了
現 在 神戸松蔭女子学院大学人間科学部心理学科教授(人間科学博士) 神戸松蔭こころのケア・センター相談員(臨床心理士)
〈主著・論文〉
犯罪被害者遺族の心理と支援に関する研究 風間書房 2003年
遺族サポートグループにおける参加者の心理プロセスとその促進要因に関する質的研究(共著) Palliative Care Research, 8(2), 254-263. 2013年

坂本 真佐哉  (サカモト マサヤ)  (

坂本 真佐哉(さかもと・まさや)
1986年 琉球大学法文学部社会学科心理学専攻卒業
現 在 神戸松蔭女子学院大学人間科学部心理学科教授 神戸松蔭こころのケア・センター相談員(臨床心理士,日本家族研究・家族療法学会認定スーパーヴァイザー)
〈主著・論文〉
認知行動療法とブリーフセラピーの接点(共著) 日本評論社 2014年
ナラティブ・セラピストになる―人生の物語を語る権利をもつのは誰か?(監訳) 北大路書房 2015年
家族療法の技法と実践―ナラティブ・セラピー こころの科学176号特別企画「家族療法とブリーフセラピー」,25-29. 日本評論社 2014年
リフーミングで見方を変える―短所から長所へ 児童心理,69(7), 23-28. 金子書房 2015年

中村 博文  (ナカムラ ヒロブミ)  (

中村 博文(なかむら・ひろぶみ)
1999年 広島大学大学院教育学研究科教育心理学専攻博士課程後期 単位修得退学
現 在 神戸松蔭女子学院大学人間科学部心理学科准教授 神戸松蔭こころのケア・センター相談員(臨床心理士)
〈主著・論文〉
心理臨床家アイデンティティの育成(共著) 創元社 2005年
自己を追いつめる青少年の心(共著) 北大路書房 2005年

黒崎 優美  (クロサキ ヒロミ)  (

黒崎 優美(くろさき・ひろみ)
2008年 神戸学院大学大学院人間文化学研究科人間行動論専攻博士後期課程修了
現 在 神戸松蔭女子学院大学人間科学部心理学科准教授(人間文化学博士) 神戸松蔭こころのケア・センター相談員(臨床心理士)
〈主著・論文〉
教師を目指す人のためのカウンセリング・マインド(共著)昭和堂 2016年

安達 圭一郎  (アダチ ケイイチロウ)  (

安達 圭一郎(あだち・けいいちろう)
2008年 大分大学大学院医学系研究科博士課程修了
現 在 神戸松蔭女子学院大学人間科学部教授(医学博士) 神戸松蔭こころのケア・センター相談員(臨床心理士)
〈主著・論文〉
エビデンスベイスト精神力動的心理療法ハンドブック―科学と臨床実践をつなぐ試み(編訳) 北大路書房 2012年
自ら挑戦する社会心理学(共著) 保育出版社 2014年

榊原 久直  (サカキハラ ヒサナオ)  (

榊原 久直(さかきはら・ひさなお)
2015年 大阪大学大学院人間科学研究科博士課程修了
現 在 神戸松蔭女子学院大学人間科学部心理学科講師(人間科学博士) 神戸松蔭こころのケア・センター相談員(臨床心理士)
〈主著・論文〉
前言語期のWest症候群のある子どもへの心理臨床的関わりへの一考察―関係発達臨床の視点から 心理臨床学研究, 31(3), 421-432. 2013年
見失った子どもの心に触れる母親との面接過程―自閉症者を抱える養育者との親面接から考えるMentalization 大阪大学大学院人間科学研究科 心理教育相談室紀要, 21, 3-10. 2015年

藤本 浩一  (フジモト コウイチ)  (

藤本 浩一(ふじもとこういち)
1981年 京都大学大学院教育学研究科博士後期課程学修退学
現 在  神戸松蔭女子学院大学人間科学部子ども発達学科教授(教育学博士)
〈主著・論文〉 
乳幼児期の自閉症スペクトラム障害 診断・アセスメント・療育(共著)クリエイツかもがわ 2010年
子どもの絵と対象の見え方の理解の発達 (単著) 風間書房 2000年

待田 昌二  (マチダ ショウジ)  (

待田 昌二(まちだ・しょうじ)
1990年 大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程単位取得退学
現 在 神戸松蔭女子学院大学人間科学部心理学科教授(人間科学博士)
〈主著・論文〉
サルとヒトのエソロジー(共著) 培風館 1998年
テキスト心理学―心の理解を求めて(共著) ミネルヴァ書房 2000年

久津木 文  (クツキ アヤ)  (

久津木 文(くつき・あや)
2005年 神戸大学大学院文化学研究科(博士課程後期)単位取得退学
現 在 神戸松蔭女子学院大学人間科学部心理学科准教授(学術博士)
〈主著・論文〉
Individual differences infants' interest in social signals in relation to developmental index (2009) Infant Behavior and Development, 23(Issue.4), 381-391. Elsevier(共著)
バイリンガル児の語彙量と言語環境の変化についての予備的検討 神戸松蔭女子学院大学研究紀要言語科学研究所篇 14, 15-22. 神戸松蔭学院大学学術研究会 2001年

土肥 伊都子  (ドヒ イツコ)  (

土肥 伊都子(どひ・いつこ)
1990年 関西学院大学社会学研究科博士後期課程単位取得退学
現 在 神戸松蔭女子学院大学人間科学部教授(社会学博士)
〈主著・論文〉
ジェンダーに関する自己概念の研究―男性性・女性性の規定因とその機能 多賀出版 1999年
Gender Personality in Japanese Society: the determinants of femininity/masculinity, mental health, female-male relationships, and cultural factors, Union Press. 2014年

上記内容は本書刊行時のものです。