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ディグニティセラピー  H.M.チョチノフ(著) - 北大路書房
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ディグニティセラピー  (ディグニティセラピー) 最後の言葉,最後の日々 (サイゴノコトバサイゴノヒビ)
原書: Dignity Therapy: Final Words for Final Days

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発行:北大路書房
A5判
216ページ
並製
定価 2,700円+税
ISBN
978-4-7628-2812-6   COPY
ISBN 13
9784762828126   COPY
ISBN 10h
4-7628-2812-2   COPY
ISBN 10
4762828122   COPY
出版者記号
7628   COPY
Cコード
C3011  
3:専門 0:単行本 11:心理(学)
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2013年8月
書店発売日
登録日
2013年7月22日
最終更新日
2017年8月28日
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紹介

ディグニティセラピー創始者のチョチノフ自身の手による包括的な入門書。緩和ケアに役立つこの新しい技法が,どのようにして生まれ,発展してきたのか? またそのエビデンスとは? 具体的な事例を通して,ディグニティセラピーをどのように行なうか,その実際を詳説。2012年度PROSE賞臨床医学部門受賞。

目次


謝辞

第1章 ディグニティと人生の終わり
1.なぜディグニティを研究するのか?
2.ディグニティと実証的研究
3.終末期疾患におけるディグニティ・モデル

第2章 ディグニティをケアへ持ち込む
1.ディグニティ・モデルはどのようにディグニティセラピーを生み出すか
2.ディグニティセラピーの出現
3.はじめての臨床試験が公表される
4.家族の反応はいかに?
5.ゴールド・スタンダード・エビデンス
6.動き出すべき時

第3章 ディグニティセラピーを患者と家族に紹介する
1.ディグニティセラピーのための患者選択
2.ディグニティセラピー質問プロトコール

第4章 ディグニティセラピーを行う
1.ディグニティセラピー面接の設定

第5章 生成継承性文書
1.ディグニティセラピーの記録を編集する理論的根拠
2.オーディオ録音されたインタヴューを逐語録にする
3.逐語録を編集する

第6章 ディグニティセラピーのはじめから終わりまで
1.デイヴのディグニティセラピー
2.デイヴの生成継承性文書
3.ビルのディグニティセラピー
4.ビルの生成継承性文書

第7章 前進する
1.現在,ディグニティセラピーの適用を支持する十分なエビデンスはありますか?
2.ディグニティセラピーを始めるのに十分な習熟度はどのように獲得できるのでしょうか,
またその能力はどうしたら向上させることができるのでしょう?
3.ディグニティセラピーにかかる費用はどの程度でしょうか?
そのための資金は見つけられるでしょうか?
4.家族やボランティアがこの仕事を引き受けたいとしたらどうでしょう?
それもひとつの選択肢でしょうか?
5.患者のことをよく知るセラピストがディグニティセラピーを行うことはできますか?
6.ディグニティセラピーにはまだ他に研究する余地がありますか?
その場合,研究者はどのようにこの仕事を引き受けるのでしょうか?
7.生成継承性の他のモードについてはどうでしょう?
8.死にゆく子どもたちについてはどうでしょう?
ディグニティセラピーに果たすべき役割はありますか?
9.文化の問題とディグニティセラピーについてはどうでしょう?
10.ディグニティセラピーはどう評価されるべきでしょうか?
11.おわりに

参考文献
邦訳文献
人名索引
事項索引
訳者あとがき

著者プロフィール

H.M.チョチノフ  (チョチノフ エイチエム)  (

ハーベイ・M・チョチノフ(Harvey Max Chochinov)
1983年カナダ・マニトバ大学医学部卒。1998年同大学地域保健学部でPh.D.を取得。現在、同大学教授(精神医学、地域保健、家庭医学(緩和ケア))、CancerCare Manitoba緩和ケア研究部門長。1990年より緩和医療における精神医学研究を行い、緩和ケア研究における第一人者として国際的な評価を得る。

小森 康永  (コモリ ヤスナガ)  (

小森 康永(こもり・やすなが)
1960年 岐阜県生まれ
1985年 岐阜大学医学部卒業
現 在 愛知県がんセンター中央病院 緩和ケアセンター長
主著・訳書
  『ナラティヴ実践再訪』金剛出版 2008年
  『バイオサイコソーシャルアプローチ』(共著)金剛出版 2014年
  『ナラティブ・メディスン入門』遠見書房 2015年
  『はじめよう! がんの家族教室』(編)日本評論社 2015年
  M.ホワイトとD.エプストン『物語としての家族』金剛出版 1992年

奥野 光   (オクノ ヒカル)  (

奥野 光(おくの・ひかる)
1974年 愛媛県生まれ
1997年 国際基督教大学教養学部卒業
2002年 名古屋大学大学院教育発達科学研究科単位取得
現 在 二松学舎大学学生相談室カウンセラー(臨床心理士)
主著・訳書
  『セラピストの物語/物語のセラピスト』(共著)日本評論社 2003年
  『ナラティヴ・プラクティス』現代のエスプリNo.433 (共著)至文堂 2003年
  S.J.ウォーリンとS.ウォーリン『サバイバーと心の回復力』(共訳)金剛出版 2002年
  M.ホワイト『ナラティヴ実践地図』(共訳)金剛出版 2009年
  M.ホワイト『ナラティヴ・プラクティス』(共訳)金剛出版 2012年

上記内容は本書刊行時のものです。