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改訂エンサイクロペディア 心理学研究方法論 W.J.レイ(著) - 北大路書房
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改訂エンサイクロペディア 心理学研究方法論 (カイテイエンサイクロペディアシンリガクケンキュウホウホウロン)

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発行:北大路書房
B5判
404ページ
上製
定価 5,000円+税
ISBN
978-4-7628-2806-5   COPY
ISBN 13
9784762828065   COPY
ISBN 10h
4-7628-2806-8   COPY
ISBN 10
4762828068   COPY
出版者記号
7628   COPY
Cコード
C3011  
3:専門 0:単行本 11:心理(学)
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2013年5月
書店発売日
登録日
2013年5月8日
最終更新日
2013年6月3日
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紹介

「行動と経験の科学」としての心理学の基盤となる研究方法を徹底的に詳しく記述した,好評書の改訂版。原著第10版(2011年)を忠実に訳出するとともに,日本の読者が更なる理解を深められるように「論文執筆見本」と「領域毎の研究方法の解説」を付す。

目次

序文
導入

■第1章 科学とは何か
 1.知識を得るための方法としての科学 
 2.科学的な研究方法 
 3.初期の研究方法 
 4.まとめ 
 5.行動と経験を研究 
 6.行動――参加者の主観的経験への道―― 
 7.科学を行なう人々

■第2章 科学的方法の紹介
 1.自然観察
 2.相関研究法
 3.実験法
 4.論理と推論――科学の探偵稼業――
 5.科学的観察――科学における未処理データ(raw data)――
 6.科学的研究の評価
 7.科学におけるコミュニケーション

■第3章 仮説を発展させる
 1.具体的に仮説を構築する 
 2.論理的に仮説を構築する 
 3.検証可能な研究仮説の構築と測定の問題 
 4.まとめ 
 5.あらゆるところからアイデアは湧いてくる 
 6.直感と啓示 
 7.アイデアを得るための科学者への指針 
 8.文献検索のためのツール 
 9.結論

■第4章 倫理
 1.心理学的実験に関する倫理的配慮 
 2.科学者と参加者の権利 
 3.倫理的問題としての実験 
 4.科学者と参加者が初めに対話すること 
 5.参加者の権利と実験者の責任 
 6.参加者にとって何が有害なのか 
 7.アメリカ心理学会の倫理ガイドライン 
 8.施設内倫理委員会 
 9.虚偽研究 
 10.事後報告を聞く 
 11.仲間としての参加者 
 12.被験体としての動物 

■第5章 数的表現による行動の記述
 1.測定 
 2.測定と統計 
 3.図表的記述と頻度情報 
 4.記述統計 
 5.数的データの図表的プレゼンテーション 
 6.データ変換 
 7.標準得点 
 8.連関の測度 

■第6章 推測統計――統計的決定を行なう――
 1.確率 
 2.正規分布 
 3.仮説検証 
 4.推測統計の例――t検定―― 
 5.分散分析 

■第7章 仮説を検討する――概念的入門――
 1.実験の文脈――ある例―― 
 2.変動の種類 
 3.統計的仮説検証 
 4.内的妥当性をおびやかすもの 
 5.結論

■第8章 統制――実験的方法の根本原理――
 1.参加者の割り当てと選択による統制
 2.無作為化
 3.実験計画を通じて行なわれる統制
 4.実験の論理にかかわる統制 

■第9章 実験の論理を応用する――被験者間実験計画――
 1.被験者間実験計画にかかわる用語 
 2.完全無作為化実験計画 
 3.多水準完全無作為化実験計画 
 4.要因計画 
 5.要因計画――実験の論理と交互作用―― 
 6.2×2要因実験で得られる可能性のある8種類の結果 
 7.要因計画に伴う被験者変数の解釈 
 8.要因計画の利点 

■第10章 実験の論理を拡張する――被験者内実験計画と被験者つり合わせ法――
 1.被験者内実験計画 
 2.混合実験計画 
 3.被験者つり合わせ手続き 

■第11章 実験の生態学――実験環境からみた科学者と参加者――
 1.生態学 
 2.実験者要因 
 3.被験者要因 
 4.文化的バイアスと社会的バイアス 

■第12章 準実験計画,相関計画,自然観察計画
 1.閉鎖系と開放系 
 2.準実験計画 
 3.相関手続き 
 4.自然観察 

■第13章 単一被験者実験計画
 1.単一被験者実験計画の種類 
 2.事例研究計画 
 3.実験的単一被験者実験計画 
 4.新しい種類の単一被験者研究 

■第14章 質問紙,調査研究,標本抽出(サンプリング)
 1.質問構成と形式 
 2.調査実施の方法 
 3.標本抽出 
 4.標本の大きさ
 5.信頼性と妥当性

■第15章 結果を共有する
 1.他の研究者とのコミュニケーション――科学論文―― 
 2.論文を書く 
 3.論文を刊行する 
 4.優れた論文を構成しているものは何か 

■第16章 方法を超えて
 1.研究の次元 
 2.疑問をもって始める 
 3.答えを見つけることの限界 
 4.複雑な人間の過程としての科学 
 5.科学における価値 
 6.関連性 
 7.超越の手段としての科学 

■解説(第16章)および領域別方法論
 第16章「方法を超えて」解説 
 知覚心理学と研究方法 
 心理生理学と研究方法 
 犯罪心理学の方法論 
 社会心理学の研究方法
 生涯発達心理学の研究方法論
■附録
 附録A 原稿見本 
 附録B 数表

 用語集
 引用文献 
 人名索引 
 事項索引 
 編者あとがき,そして文献案内

上記内容は本書刊行時のものです。