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0歳~12歳児の発達と学び
保幼小の連携と接続に向けて
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2013年5月
- 書店発売日
- 2013年5月15日
- 登録日
- 2013年3月27日
- 最終更新日
- 2013年5月13日
紹介
保育士,幼稚園・小学校教諭養成課程向き発達心理学/教育心理学テキスト。乳児期は運動・社会性・言語,幼児期は保育内容の5領域,児童期は主要教科+総合学習・道徳の観点から発達と学びのプロセスを描き,時期別の発達理論を解説するだけではなく,そのプロセスに応じてどのようなかかわりが必要かも示す。
目次
はじめに
第1章 発達の理論
1節 さまざまな発達と学びの理論
1.理論を学ぶ意義
2.発達に関する理論とその発展
3.学びに関する理論とその発展
4.発達と学びの理論,理論の発展と実践の関係
2節 発達理論と保育・教育実践
1.ピアジェの発達理論に基づく保育・教育実践
2.心の理論と学習の理論を活かした保育・教育実践
3.メタ認知をふまえた教育
4.領域固有性という考え方を知る
COLUMN 1 ピアジェの構成論
第2章 乳児期の子どもの発達と学び
1節 運動
1.乳児期の発達における運動発達面の重要性
2.運動発達のスタンダード
3.乳児期に起きやすいケガや事故
4.睡眠リズムの発達
2節 社会性
1.社会的な生き物として生まれてくる赤ちゃん
2.二項関係から三項関係へ
3.まとめ
3節 言語
1.子どもの発達と言語獲得
2.乳児期の言語獲得と絵本場面
3.乳幼児期の絵本場面における共同活動
4.実践上の課題への新たな展望
COLUMN 2 保育指針と教育要領の違いから3歳未満児への教育を考える
第3章 幼児期の子どもの発達と学び
1節 心身の健康
1.基本的生活習慣と心身の健康
2.現代の子どもの運動能力とその発達支援
3.小学校教育とのつながり
2節 人との関わり(人間関係)
1.人との関わりの特徴
2.仲間との関わりに関連する力
3.保育者の援助・配慮:発達と学びを支える
3節 身近な環境との関わり(環境)
1.なぜ「環境」が大切なのか
2.遊びのなかで生まれている学び
3.幼児期特有の学びを保障するために:学びの連続性
4節 言葉の獲得(言葉)
1.生活に生き,生活を生きる言葉:話すことと語ること
2.生活のなかに埋め込まれた言葉:文字の読み書き
3.言葉を使う主体となる子どもを育てるために
4.小学校へのつながり
5節 感性と表現(表現)
1.幼児の感性と表現
2.年齢ごとの表現の特徴と保育者の関わり
3.幼児期の感性および表現と小学校での学び
COLUMN 3 幼稚園教育要領・保育所保育指針と小学校学習指導要領
第4章 児童期の子どもの発達と学び
1節 生活科
1.生活科の教育目標と教育内容
2.生活科の理論的・歴史的背景
3.生活科の2つの役割
2節 国 語
1.言語力の育成とは
2.「思考と表現の一体化」に基づく言語力の育成
3.言語力育成の際の指導ポイント
3節 算 数
1.日常の算数と教室の算数
2.高さの概念の発達と学び
3.分数のインフォーマルな知識
4.等号の概念の発達と学び
5.混み具合比較の発達と学び
6.新しい授業デザインを
4節 社 会
1.社会科の学習論:体験的な学習と問題解決的な学習
2.社会認識の発達
3.社会科授業における教師の役割
5節 理 科
1.小学校「理科」で何を育成するのか
2.理解における近年の課題
3.子どもの発達に即したダイナミック・アセスメント
6節 総合学習
1.総合学習における子どもの育ちと関わりの概要
2.総合学習の具体的な展開と子どもたちの育ち
3.育ちを支える学校文化
7節 道 徳
1.認知発達的立場からみた道徳性の発達
2.児童期の道徳発達
3.心理学的知見に基づく道徳教育の実践,および道徳性の育成と関連した教育実践
COLUMN 4 評価の観点から小学校教育を見通す
上記内容は本書刊行時のものです。