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注意と安全 日本認知心理学会 (監修) - 北大路書房
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注意と安全 (チュウイトアンゼン)

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発行:北大路書房
A5判
304ページ
並製
定価 3,600円+税
ISBN
978-4-7628-2767-9   COPY
ISBN 13
9784762827679   COPY
ISBN 10h
4-7628-2767-3   COPY
ISBN 10
4762827673   COPY
出版者記号
7628   COPY
Cコード
C3011  
3:専門 0:単行本 11:心理(学)
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2011年10月
書店発売日
登録日
2011年9月7日
最終更新日
2023年2月13日
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紹介

注意が認知機能において果たす役割から,
産業・医療領域における研究まで幅広く紹介。

「注意」は,記憶や意思決定といった認知機能とは違い,人間の認知機能全体を明らかにする可能性を秘めた研究領域と言える。本書は,「注意」が果たす基礎的な役割から,脳科学やワーキングメモリ,高齢化やヒューマンエラーとの関係,さらには,産業・医療領域における応用研究まで幅広く紹介。注意研究の現在を一望する。

目次

『現代の認知心理学』刊行にあたって
まえがき


第1部 基礎と理論

第1章 注意の理論とその歴史(岩崎祥一)
1節 はじめに
2節 注意の古典的研究
3節 初期選択説と後期選択説
4節 近代的注意研究
5節 注意制御の仕組み
6節 まとめ
文献

第2章 注意と脳科学(熊田孝恒)
1節 はじめに
2節 注意の神経科学的基盤
3節 ヒトの注意機能の脳機能イメージング
4節 実践研究への展開
5節 最後に
文献

第3章 注意とワーキングメモリ(齊藤 智)
1節 はじめに
2節 ワーキングメモリの概念と測定
3節 日常的な逸脱現象とワーキングメモリ
4節 注意課題の成績とワーキングメモリ機能の関係
5節 注意制御におけるワーキングメモリの役割
6節 まとめと今後の課題
文献

第4章 注意と行動・眼球運動(木村貴彦・三浦利章)
1節 はじめに
2節 実験室実験からの諸知見
3節 行動的実験からの諸知見
4節 まとめ
文献

第5章 注意と発達(板倉昭二)
1節 はじめに
2節 注意と乳児の認知――視覚的注意の4つの機能
3節 物理的注意
4節 社会的注意
5節 注意と実行機能の発達
6節 今後の展望
文献


第2部 展開と実践

第6章 注意・制御と高齢化(原田悦子・須藤 智)
1節 はじめに
2節 注意の実験的研究に見る高齢化の効果
3節 認知的高齢化に関するモデル
4節 日常的文脈での活動に見られる注意・制御・高齢化
5節 まとめ――注意の高齢化研究に必要な要件
文献

第7章 注意・安全とメンタルワークロード(芳賀 繁)
1節 はじめに
2節 メンタルワークロードとは何か
3節 メンタルワークロードの評価指標
4節 メンタルワークロードと注意の関係
5節 メンタルワークロードと技術開発
文献

第8章 注意とヒューマンエラー―交通安全と注意問題を中心として―(篠原一光)
1節 はじめに
2節 ヒューマンエラーに関連する注意概念
3節 焦点的注意とヒューマンエラー
4節 分割注意とヒューマンエラー
5節 エラー分類と注意の関係
6節 まとめ
文献

第9章 産業安全におけるヒューマンエラーと違反(臼井伸之介)
1節 はじめに
2節 労働場面での事故の統計的現状
3節 ヒューマンエラーの発生メカニズム
4節 違反とリスクテイキング
5節 これからの安全に求められるもの
文献

第10章 医療安全と認知(松尾太加志)
1節 はじめに
2節 専門的リスクによる事故
3節 作業リスクによる事故
4節 患者自身による事故とリスク認知
5節 事故防止
文献

第11章 複雑な人間-機械系における状況認識と安全・注意(高橋 誠)
1節 はじめに
2節 自動化システムにおける認知機能の役割
3節 状況認識の定義とモデル
4節 状況認識アプローチの重要性
5節 状況認識概念の有効性と課題
文献

追補 注意の神経心理学(熊田孝恒)

人名索引
事項索引

上記内容は本書刊行時のものです。