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心理学マニュアル 要因計画法
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2000年11月20日
- 書店発売日
- 2000年11月24日
- 登録日
- 2010年2月18日
- 最終更新日
- 2019年2月27日
重版情報
7刷 | 出来予定日: 2017-04-10 |
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実験の計画から統計処理までの理論と技法 |
紹介
実験の計画から統計処理までの理論と技法
マニュアルシリーズ第四弾。
心理学の研究法としては一番オーソドックスな,実験の計画から統計処理までを扱う。従来のものはむずかしすぎるか,逆に単純すぎて利用しにくいものが多かった。本書は指導教授が「学生・大学院生の研究計画を見てアドバイスをしたり,不備を指摘するのに役立つ」という,より実践的な内容となっている。
目次
はじめに
序章 研究計画の考え方
1.研究のタイプ
2.実験的研究の進め方
3.実験的研究の特徴
4.分散分析の基本的考え方
5.要因計画法を用いて卒業論文を書くにあたって
第1部 要因計画法の理論
1章 研究計画の進め方1
1.ない袖は振れない
2.分析単位,変数,経験則,そして仮説
3.仮説演繹による検証
4.研究仮説の設定
5.独立変数と従属変数
6.操作的定義
7.実験の結果
8.要因計画法と分散分析
2章 研究計画の進め方2
1.剰余変数の統制と統制群
2.適切な推論
3.研究の倫理
第2部 要因計画法の手順
3章 被験者間1要因計画
1.被験者間1要因計画とは
2.測定値の構造モデル
3.検定統計量の計算過程
4.多重比較
4章 被験者内1要因計画
1.被験者内1要因計画とは
2.被験者内1要因分散分析
3.多重比較
4.傾向検定
5.被験者内1要因計画のメリットとディメリット
6.乱塊法
5章 被験者間2要因計画
1.被験者間2要因計画で検証できること
2.データの構造モデル
3.分散分析表
4.事後分析
5.くり返しの数が不ぞろいの場合(被験者の人数が群により異なる場合)
6.乱塊法
7.枝分かれ配置
6章 被験者間・内混合2要因計画
1.被験者間・内混合2要因計画
2.被験者間要因×被験者内要因の2要因分散分析
第3部 要因計画法の展望
7章 研究計画のドリル
1.この章を読むにあたって
2.同時通訳のコミュニケーション・スキルを高める教授法の開発
3.集中的グループ体験が花粉症患者の抑うつ感の改善に及ぼす効果
4.信念の変更に寄与する説得法
5.アイコンタクトと印象形成
6.障害者に対する態度の変容に情報呈示が及ぼす影響
7.児童の表情認知に関する研究
8.保存実験における1回質問の効果
9.幼児の表情弁別
8章 要因計画法の実際
1.教科教育学研究領域─その1.算数─
2.教科教育学研究領域─その2.理科─
3.看護学研究領域─その1.小児のHealth Locus of Controlの測定─
4.看護学研究領域─その2.看護処置における患者の対人認知とストレス覚醒度の変化─
5.心理学研究領域─その1.新聞記事と識者のコメントの効果─
6.心理学研究領域─その2.幼児の友だちと知っている子に対する行動予測の検討─
上記内容は本書刊行時のものです。