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耐震木造技術の近現代史 西澤 英和(著/文) - 学芸出版社
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耐震木造技術の近現代史 伝統木造家屋の合理性

発行:学芸出版社
A5判
432ページ
定価 6,000円+税
ISBN
9784761540937
Cコード
C0052
一般 単行本 建築
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2018年1月16日
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紹介

伝統木造家屋は激震に耐える! 先人は苛酷な震災に遭遇する度に、修理を通して耐震技術を蓄積してきた。果たして、近現代の日本は伝統木造の英知を活かせているだろうか?    繰り返される在来木造の大被害、その要因を木造耐震化の歴史を振り返って明らかにし、地震国日本が培ってきた伝統木造技術の復権を論じる渾身の一冊。

目次

序章 わが国の耐震構造の原点
1 震災と構造技術
2 伝統木造と在来木造
3 在来木造の定義
4 兵庫県南部地震の木造被害を考える

◆古代・中世から文明開化へ
第1章 和風木造と洋風木造
1 構造からみた洋風と和風木造
2 古建築の構造技法

◆江戸末期~明治初期
第2章 耐震研究の黎明──幕末の地震活動
1 地震学事始め
2 安政の大地震
3 安政奈良地震を巡って
4 小田東がくの木造耐震対策案

◆明治中期
第3章 濃尾地震と木造家屋耐震化の機運
1 濃尾地震について
2 震災後の調査活動
3 濃尾地震での木造被害を巡って──和風か洋風か
4 震災後の耐震木造論
5 佐藤勇造と伊藤為吉を巡って

◆明治中期~末期
第4章 震災予防調査会の活動
1 わが国初の地震調査機関〝震災予防調査会〟の創設と木造家屋の耐震研究
2 震災予防調査会における耐震木造の研究
3 大型の耐震架構モデル〝木造耐震建築雛形〟について
4 世界初の大型振動台〝人造地震台〟を巡って
5 日清戦争期の地震災害と木造家屋耐震論
6 耐震木造校舎の試案〝耐震雛形〟を考える
7 各種の耐震木造建築の試案について〝耐震木造雛形〟を考える
8 再び伊藤為吉を巡って
9 世界初の〝人為地震台実験〟を巡って

◆大正~昭和(戦前・戦後)
第5章 激震に耐える木造建築
1 地震活動期を迎えて──木造家屋の耐震法令史
2 柱の太さを考える
3 土台と基礎の緊結を考える
4 伝統木造家屋の耐久性を考える
5 伝統木造建築の復権を目指して
 
 耐震年表

著者プロフィール

西澤 英和  (ニシザワ ヒデカズ)  (著/文

西澤 英和/1951年大阪府生まれ。1974年京都大学建築学科卒業、1979年京都大学博士課程修了。
京都大学講師を経て、現在、関西大学環境都市工学部建築学科教授。
鉄骨構造学と耐震工学を主要テーマに実証的な研究を展開。
歴史的建造物の保存修復や活用のために、社寺建築や煉瓦造の近代建築などの構造強度の評価に関する研究にも力を入れる。また、文化財建造物の修復保存事業に際して、現地での構造調査や耐震補強手法に関する研究も幅広く実施。
主な著書に、『BASICによる建築構造計算Ⅰ・Ⅱ』『鉄骨構造の話』(以上共著、学芸出版社)、『構造力学』(共著、昭和堂)、『建築学の教科書』(共著、彰国社)、『地震とマンション』(共著、ちくま新書)など。

上記内容は本書刊行時のものです。