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民家 最後の声を聞く 藤木 良明(著/文) - 学芸出版社
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民家 最後の声を聞く

発行:学芸出版社
四六判
280ページ
定価 2,300円+税
ISBN
9784761526726
Cコード
C0052
一般 単行本 建築
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2018年2月21日
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紹介

民家は滅びようとしている。文化財として形が残され、あるいは空間が利活用されることはあっても、社会や家族が変容したため生活の器として住み継がれることは容易ではない。本書は民家が生きていた最後の時期に、民家を訪ね、空間と人々の生き様を丹念に追い続けた著者による記録。民家が私たちに語りかける声が聞こえる!

目次

1 千年家
 皆河の千年家……旧古井家
 家の霊力
 箱木千年家

2 花祭の家
 花祭の空間
 花祭の次第
 花太夫の家…森下家
 北設楽地方に残る茅屋根……熊谷家

3 合掌造りの家
 木谷の大家族制
 荻町の合掌集落
 合掌造りの構造
 荻町の保存運動

4 昔語りの家
 人と馬の親和
 家の神々
 遠野の旧家 …… 旧千葉家
 曲り家の完成経過が判る旧工藤家

5 学問の家
 宣長の生い立ちと思想
 宣長の家・鈴屋

6 大屋根の家
 自然のなかに溶け込んだ……松下家
 近代を感じさせる……堀内家
 本棟造りの分布

7 豪農の家
 外部の構成
 屋内の構成と意匠

8 兜造りの家
 多層民家の立地
 屋根の変容
 庄内萱師の清野基美さんのこと

9 蘇生する家
 大平の歴史
 集落の特色
 屋根と外観
 保存への歩み
 NPO法人の認証から解散へ

10 紙漉きの家
 内野要吉さんのこと
 内野さんの家
 屋根屋の朝次さんの話
 発見された埼玉県最古の民家
 秩父の屋根職人

11 枝郷の家
 無人化、観光地化、そして荒廃
 自給自足農を目指して
 秋田県の茅屋根家屋
 秋田の茅屋根と茅手

12 中門造りの家
 新屋敷……星家
 推定復原と創建年
 山間の水引集落
 茅屋根支援NPO法人の設立
 茅屋根補修への助成再開

13 消える家
 年貢が免除されていた古屋敷村
 保存を考える会の設立
 田んぼを見下ろす超高層マンション

あとがき

著者プロフィール

藤木 良明  (フジキ ヨシアキ)  (著/文

1941年 三重県生まれ 博士(工学) 一級建築士。
一級建築士事務所㈱スペースユニオン主宰、愛知産業大学造形学部教授、NPO法人山村集落再生塾代表を経て、現在、近江八幡市の江戸中後期の町家に居住。日本イコモス国内委員会理事等を歴任。
著書
『マンション管理とメンテナンス』(学芸出版社)
『集住の苦悩と幻想』(学芸出版社)
『マンション』(共著、岩波新書)
『マンションの地震対策』(岩波新書)
『マンションにいつまで住めるのか』(平凡社新書)
『アジアの仏教名蹟』(共著、雄山閣) ほか
訳書 ジャック・デュマルセ『ボロブドゥール』(学芸出版社)

上記内容は本書刊行時のものです。