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いのちの証を見極める
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2015年10月
- 書店発売日
- 2015年10月1日
- 登録日
- 2015年9月24日
- 最終更新日
- 2015年10月6日
紹介
ハンセン病にかかった人びとを官民挙げて「無らい県運動」と称してハンセン病療養所へ入れ、社会で生きることを許さず、被害は家族にまでも及んでいる。その差別・排除の歴史は、病気が治っていても社会問題として多くの課題を残しており、全面解決にはほど遠い現状のなか、日本のハンセン病政策を照射し、被害の回復に向けて取り組み、いのちの尊厳を訴える。
目次
巻頭言 闘いと願いへの呼応 訓覇 浩
全療協緊急アピール 神 美知宏
全体会 交流集会
第1部 重監房資料館の新設の意味を考える
佐川 修 藤田三四郎 鮎京眞知子 黒尾和久/宮坂道夫
第2部 納骨堂を残すことはなぜ大切なのか
谺 雄二(録音テープ) 金城雅春 森川恭剛 德田靖之/訓覇 浩
分科会 分科会A 療養所の入所者の人権が守られるための制度を提案する
坂手悦子 金城雅春 小林洋二/青木美憲
分科会B ハンセン病被害者の証言集をまとめる必要性を考える
上里 栄 亀浜玲子 金 夏日 福岡安則/一盛 真
分科会C ハンセン病文学と読書会の可能性
佐藤健太 谷岡美穂 小鹿美佐雄 西村峰龍/坂田勝彦
分科会D 無らい県運動研究会成果報告
内田博文 和泉眞藏 藤野 豊 宮前千雅子 佐藤 労/德田靖之
ハンセン病問題関連図書紹介
体系的・多面的な視点をもつ力作論集 『ハンセン病絶対隔離政策と日本社会無らい県運動の研究』 北岡秀郎
「闘い」と「つながり」を生むことば 『死ぬふりだけでやめとけや 谺雄二詩文集』 小林洋司
「負の歴史」を教育にどう生かすか 『ハンセン病と教育』 村上絢子
講演 「無らい県運動」と強制収容・絶対隔離 神 美知宏
論文 明治中期のハンセン病医、小田耕作の事跡について 山下智子
募集 ハンセン病市民学会ではみなさまの投稿をお待ちしています
ハンセン病市民学会規約
編集後記
上記内容は本書刊行時のものです。