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a:9:{s:12:"shoshi_title";s:27:"横光利一とその時代";s:11:"shoshi_isbn";s:17:"978-4-7576-0830-6";s:16:"shoshi_publisher";N;s:11:"description";s:785:"『機械』『蠅』などの作品で知られ、川端康成とともに新感覚派を代表する作家・横光利一。本書は横光の作品研究を中心に、昭和文学史におけるモダニズムの可能性と限界を明らかにする。第Ⅰ部ではモダニズム文学を映画的認識と捉え、横光の文体、同時代作品と思潮との関わりを論じる。第Ⅱ部では『上海』『旅愁』に見られる異文化体験の意味を考察。欧州体験とアジア体験の関わりを解き明かす。第Ⅲ部では戦時メディアの可能性と功罪を論じ、横光作品がそれらを意識した上で戦中・戦後を描き得たことを明らかにした。歿後70年を迎え、横光利一の文学世界を再評価。";s:6:"author";s:22:"黒田 大河(著/文)";s:10:"publishers";s:12:"和泉書院";s:9:"publisher";N;s:9:"productor";s:12:"和泉書院";s:12:"release_date";i:1491577200;}

近代文学研究叢刊62

横光利一とその時代 モダニズム・メディア・戦争

文芸 ラノベ

黒田 大河(著/文)
発行:和泉書院

A5判   330頁 
定価 4,800円+税

ISBN 978-4-7576-0830-6   C3395

書店発売日 2017年4月8日
登録日 2017年3月17日

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紹介

『機械』『蠅』などの作品で知られ、川端康成とともに新感覚派を代表する作家・横光利一。本書は横光の作品研究を中心に、昭和文学史におけるモダニズムの可能性と限界を明らかにする。第Ⅰ部ではモダニズム文学を映画的認識と捉え、横光の文体、同時代作品と思潮との関わりを論じる。第Ⅱ部では『上海』『旅愁』に見られる異文化体験の意味を考察。欧州体験とアジア体験の関わりを解き明かす。第Ⅲ部では戦時メディアの可能性と功罪を論じ、横光作品がそれらを意識した上で戦中・戦後を描き得たことを明らかにした。歿後70年を迎え、横光利一の文学世界を再評価。

目次

序論 横光利一――モダニズム文学の可能性
第Ⅰ部 横光利一とモダニズムの時代
第一章 モダニズムの光源――映画的認識と形式主義文学
第二章 「ナポレオンと田虫」――歴史である「かのやうに」
第三章 「純粋小説論」と主知主義とをめぐって
第四章 「故郷」としての「関西文化圏」――「三つの記憶」から
第Ⅱ部 異文化体験をめぐって
第五章 『上海』試論――身体と言語をめぐって
第六章 アジアへの旅愁――横光利一の〈外地〉体験
第七章 作品としての『歐洲紀行』――『旅愁』への助走
第八章 横光利一の回帰――欧州体験から『旅愁』へ
第九章 『旅愁』論のアポリア――ポストコロニアル・ナショナリズム研究の領域から
第一〇章 堀田善衞と上海――「祖国喪失」と「無国籍」のあいだで
第Ⅲ部 メディアと戦争をめぐって
第一一章 「国民」統合の〈声〉の中で〈書く〉こと――時局雑誌『放送』に見る戦時放送と文芸(一)
第一二章 重層化する〈声〉の記憶――時局雑誌『放送』に見る戦時放送と文芸(二)
第一三章 『夜の靴』――〈敗戦〉という「不通線」
第一四章 「微笑」論――横光利一の戦中・戦後

初出一覧
あとがき
索引

その他情報

発売日より一年以内は入帳可。それ以降は返品依頼FAX必要。

黒田 大河著;0902;01;横光利一の作品研究を中心に、昭和文学史におけるモダニズムの可能性と限界に迫る。映画的認識と文体等の観点から、横光文学を再評価。;20170501

著者プロフィール

黒田 大河(クロダ タイガ)

1964年大阪府出身。日本近代文学研究者(文学修士)。
同志社大学大学院文学研究科国文学専攻博士課程後期課程単位取得退学。
横光利一文学会運営委員、昭和文学会幹事、日本近代文学会会員。
共著に『横光利一と関西文化圏』(2008年、松籟社)、『村上春樹と小説の現在』(2011年、和泉書院)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。