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日本の食卓 春 野崎洋光(著/文) - アスペクト
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日本の食卓 春 (ニホンノショクタクハル)

趣味・実用
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発行:アスペクト
A5判
120ページ
定価 1,500円+税
ISBN
978-4-7572-2209-0   COPY
ISBN 13
9784757222090   COPY
ISBN 10h
4-7572-2209-2   COPY
ISBN 10
4757222092   COPY
出版者記号
7572   COPY
Cコード
C0077  
0:一般 0:単行本 77:家事
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2015年8月13日
最終更新日
2015年8月13日
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紹介

春は植物や動物が冬の季節から目覚めるのと同様に、人の心身も新たなスタートを切り、活動的になる季節です。
 そんな春の代表的な食材といえば、やはり山菜。ふきのとう、わらび、ぜんまい、せり、菜の花など緑色の濃い、滋味深い野菜が出てきます。また、「春は苦いものを食べよ」という言葉にもあるように、うどやたけのこなどアクや苦味の強い野菜も旬を迎えます。苦みのある食材の刺激には身体を目覚めさせてくれる効果もあるのかもしれません。
 他にも、春キャベツやアスパラガス、えんどう豆、そら豆といった野菜や、魚介類ではかつおやかれい、めばるなど、春はもっとも食材によって季節を感じられる時季でもあります。
 日本人の正しい食事を研究し続ける幕内秀夫さんと、和食の匠「分とく山」の野崎洋光さんが考えた、“本当においしくてからだにいい”献立と、春の食材とともに、新しい食生活を始めてみませんか。

目次

■P4‐5
目次

現代の食事と日本の食卓
幕内秀夫 2

第一章 春の食事と健康

身体に必要な食事と油の問題
食文化のなかの「春」
春の食文化の知恵
食生活改善のポイント
献立の大切さ

第二章 春の1週間献立帖

春の献立1日目
朝ごはん、昼ごはん、晩ごはん


春の献立2日目
朝ごはん、昼ごはん、晩ごはん

春の献立3日目
朝ごはん、昼ごはん、晩ごはん

春の献立4日目
朝ごはん、昼ごはん、晩ごはん

春の献立5日目
朝ごはん、昼ごはん、晩ごはん

春の献立6日目
朝ごはん、昼ごはん、晩ごはん

春の献立7日目
朝ごはん、昼ごはん、晩ごはん

第三章 春の食材レシピ

●山菜料理
ふきのとうのみそ射込み
わらびと油揚げの煮浸し
ふきとえびの葛煮
うるいの酢みそがけ
たらの芽とこしあぶらの天ぷら
こごみのくるみ和え
のびるとたこのあられ和え
せりとほたてのかき揚げ

●ご飯もの
山菜炊き込みご飯
あなごの散らし寿司
はまぐりの炊き込みご飯
筍雑炊
あなごののり巻き

●汁もの
菜の花と玉ねぎのみそ汁
新じゃがのみそ汁
春キャベツのスープ
ふきの卵とじ椀

●主菜
めばるの煮つけ
いさきの木の芽焼き
かれいの煮おろし
かつおとキャベツのたたき
白魚と筍のかき揚げ
あさりの酒蒸し
やりいかそうめん
かつおのなまり節と筍の煮物
さわらのわかめ鍋

●副菜
ふきのいかだ焼き
そら豆と新じゃがのサラダ
えんどう豆と貝柱の炒り玉
スナップえんどうのいかしょうが炒め
セロリのきんぴら
菜の花の昆布じめ
かぶの塩辛炒め
ニラのお浸し
新じゃがと山いものみそ炒め
パセリの卵焼き
わかめと長いものそうめん

Column.1
野﨑洋光が教えるご飯を家庭でおいしく炊く方法
炊飯器編
土鍋編

Column.2
野崎洋光が考える春の食材

Column.3
野﨑洋光が教える筍づくしの献立料理
筍ご飯/若竹汁/若竹煮/筍と油揚げの煮物/筍の木の芽揚げ

野﨑洋光が教える筍のアク抜き法

Column.4
筍を使った常備菜
筍の辛煮
筍のみそ煮

著者プロフィール

野崎洋光  (ノザキヒロミツ)  (著/文

野崎洋光1953年福島県石川郡古殿町生まれ。武蔵野栄養専門学校卒業後、東京グランドホテルの和食部に入社。5年間の修行を経て八芳園に入る。1980年に東京・西麻布の「とく山」料理長に就任。1989年に「分とく山」を開店し、現在は5店舗を総料理長として統括。雑誌、TVなど各種メディアを通して、調理科学、栄養学をふまえた理論的な料理法に基づくわかりやすい和食を提唱。最近では大人たちの食育活動にも力を入れている。著書に『日本料理 味つけ便利帖』(柴田書店)、『野﨑洋光の一膳ごはん』『つなげていきたい野﨑洋光の二十四節気の食』(家の光協会)他、多数。

幕内秀夫  (マクウチヒデオ)  (著/文

幕内秀夫1953年茨城県生まれ。東京農業大学栄養学科卒業。管理栄養士。専門学校で栄養教育に携わるが、欧米模倣の教育に疑問をもち退職。以後、伝統食と健康に関わる研究をおこなう。現在、フーズ&ヘルス研究所代表。学校給食と子どもの健康を考える会代表。プロスポーツ選手の個人指導、社員食堂の改革、保育園、幼稚園の給食改善のアドバイスなどを行う。主な著書に『粗食のすすめ』(新潮文庫)、『じょうぶな子どもを作る基本食』(講談社)、『変な給食』(ブックマン社)、『なぜ、子どもはピーマンが嫌いなのか?』(西日本新聞社)など多数。

上記内容は本書刊行時のものです。